『 ごあいさつ 』

 

 皆さま、こんにちは。平成30年10月から友和の里に週3回、勤務しています常務理事の下川です。手前味噌みそですが、友和の里は豊かな自然に恵まれた楽園のような環境にあります。そこに知的な障がいのある人たちが通い(通所部)、つどい、暮らして(入所部)おられます。情緒の安定、だれもが望む安らぎのある生活にはうってつけの場だと自負しています。

 自然、とりわけコナラ達の雑木林ぞうきばやしに囲まれた景観は圧巻です。春にはみなぎる若葉に、夏にはその緑陰に、秋には紅葉と木の実に、冬には葉をふるった木立に…と、四季を通じての喜びや楽しみを味わうことができます。

 もちろん、周辺には季節を感じさせてくれる多くの花たちが彩りを添えてくれます。そうした花や風景をホームページで取り上げて少しでもここ友和の里の風を、季節を感じていただければとこのコーナーを立ち上げました。皆さまとゆったりとしたキャッチボールができますように~。(2019.08.30)



青ツヅラフジの実?と毛アクシバの実?とヤマボウシの実

 多くの出会いに恵まれる野山歩き。友和の里周辺の9月は魅力的です。とりわけ実ものたち。

 先週からマイブームにしているのがヤマボウシの実を食べること。落下した傷みの少ない実を申し訳程度にぬぐって口にすると甘さとともに豊潤な口触りが。思わず「ごちそうさま」と独りつぶやいていました。(2021.09.06)

アオツヅラフジの実

アクシバの実

ヤマボウシの実


雨の中、紫式部が色づいていました

 この時期の時候のあいさつに、処暑、初秋などに加えて、新秋というのもあります。皆さまも新しい秋をお迎えでしょうか。

 けさは色づき始めた紫式部の実と出会いました。紫色に染まる前は、緑色ではなくて白色なのですね。新しい出会いや気づきの多い今秋でありますように。(2021.09.01)

紫式部


いきなり稲刈りが始まっていました

 きょうから9月ですね。記録的な長雨と感染者が減らないコロナ禍の中、大きなイベントであったお盆も含めて季節との付き合いも薄いまま新しい月を迎えたという感じです。初盆を迎えたご家庭は別にして、息子たち、娘たち、孫たち、親戚しんせき縁者たちが集まらない寂しいお盆だったのではないでしょうか。

 しかしながら、農作物は待ったなし。こうべを垂れた稲穂が黄金に色づき、刈り取りを待っているようにも見える今朝の友田乙丸地区の田園風景でした。(2021.09.01)

稲刈り


絶好のふとん干し日和

 けさは冷気を感じるなかでの散策スタートでした。しかし、次第に陽が強まり遊歩道を一周した頃には強い日差しに包まれました。

 ここ広原山にある友和の里の建物はほぼ鉄骨作りですが、強い日差しのなかの入所部のふとんたちが暮らしぶりを演出していました。昨夜はそれぞれの利用者さん、どんな夢を見られたのかなぁ〜 今夜はふかふかしたふとんで寝られますよ。

 ふとん上に見えるつばめのお宿はどれも空っぽ。みんな旅立ったのでしょうか。姿が見当たりません。(2021.08.30)

洗濯


長雨の置き土産 きのこ五態

 明け方降った雨上がりの山道を歩いているとあちこちでキノコたちに出会いました。その中から5種類のキノコをお届けします。名まえがわかるのは一枚目のタマゴダケだけです。(2021.08.27)

キノコ タマゴダケ

キノコ

キノコ

キノコ

キノコ


ウンカが発生しませんように〜

 玖島川くじまがわから見渡した雨上がりの稲田と山並み、そして、空。稲穂が黄金色に色づき始めています。

 私は稲作に関して全くの素人ですが、今年の稲の発育は順調そうです。去年はウンカの大発生で農家の皆さんは本当に落胆されていました。稲刈りまでこのまま順調に育ちますように〜(2021.08.25)

玖島川


秋近し

 けさも雨降り。雨降りも続くと災害の恐れがあります。今回の長雨がまさにそうですね。梅雨末期を思わせるような降り方は、2014年8月の広島土砂災害を思い出させます。お一人おひとり周到な対策が求められます。

 昨日と同じように、けさも散策の途中から雨が降り出しました。雨降りの風景のなかで、隣接地の小西梨園さんの梨が丸々と実り、どの梨も水滴を落としていました。また、気の早いはぎの花、くずの花が雨に打たれていました。そんななか、桔梗ききょうが一輪、減り張りの効いた顔で秋を手招きしていましたよ。(2021.08.19)

桔梗


日本ミツバチの蜜源みつげん

 昨日から8月になりましたが、まさに盛夏。皆さま、お元気ですか。

 友和の里周辺に咲く花といえば、ヤマツツジとリョウブくらいでしょうか。真夏に咲く花は相当な根性と気合いがないとやってられない気がします(笑)。ご近所の人から聞いたのですが、リョウブの花は、この時期の日本ミツバチにとって貴重な蜜源みつげんになるのだそうです。リョウブの葉っぱは少量のお米に混ぜて食糧難に苦しむ人たちの空腹を充したとか。今にして思えば、信じがたいお話ですね。(2021.08.02)

リョウブ

リョウブ


すばらしい青空です

 けさは週明け。早朝から刈り払い機の音がとどろいていました。近くの工場からか、農園からか、日が昇るまでにと休まずに精を出しておられました。きょうは午前中から猛暑になる予報でした。

 そうした一方、秋の七草の一種、くずの花を見つけました。真夏のなかの秋の気配でした。(2021.07.26)

青空

葛


名まえも知らない樹の実たち

 友和の里周辺にはさまざまな樹の実たちが自生しています。ガマズミの実はわかるのですが、名まえを知らない樹の実たちが数多くあるのです。それだけにその出会いはうれしいものになります。本日の3種、知っておられる方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。お願いします。(2021.07.21)

木の実

木の実

木の実


ニョキニョキ

 梅雨明け以降、雨がよく降りました(笑)。けさは雨上がりの散策でしたが、あちこちでいろんなキノコに出会うことができました。(2021.07.19)

キノコ

キノコ

キノコ

キノコ


梅雨明け そして 小さな秋

 中国地方は昨日、梅雨が明けたと気象庁が発表していました。それを聞いた後で近くのスーパーに買い物に出かけたところ、にわか雨に。空は青く晴れていたので傘は持参していませんでした。青空ながら結構な雨量でしたのでびしょびしょに濡れてしまいました。スーパーには雨上がりを待つお客が玄関あたりに多くおられました。

 けさの友和の里周辺は早朝にも降った雨で路面はれていました。また、遊歩道の木くず(チップ)は相当な雨量だったためか、ずいぶん流されてしまいました。

 そんな中での木の実の色づきや実ものの成長には驚かされてしまいます。梅雨明けから初夏、そして、盛夏。さらには初秋さえ感じさせてくれたけさの山野の風景。(2021.07.14)

ガマズミ

栗


人生いろいろ キノコもいろいろ

 けさは梅雨の中休みでしたが、あちこちでキノコたちに出会える梅雨時の楽しみの一つです。カタチのおもしろさや色の不可思議さもありますが、何よりその存在感。けさの横綱級を2点、どうぞ〜。但し、名無し権兵衛です。ごめんなさい。食用にもならないと思います。

 そういえば、今夜は七夕ですね。昼からは雨とか…。残念無念。(2021.07.07)

きのこ

きのこ


上向きもいいけど、時には下向きも〜

 けさは小雨が降ったりやんだり…。そんな中での散策でしたが、別々のところでカタツムリに出会えました。それぞれに遊歩道を、アスファルト道を優雅に横断中でした。2度あることは3度ある。ひょっとして、とひたすら下向きに探していましたが、出会ったのは小さな小さな栗の実でした。ついこの間まで白い栗の花を見ていたので意外な出会いでした。皆さんも時には下向きも素敵な出会いが待っているかもです。(2021.07.05)

カタツムリ

カタツムリ

栗の実


雑木林はミステリーゾーン

 雑木林を歩いていると、季節を感じさせてくれる樹々の変化や草花の移ろい、野鳥のさえずり、小動物の気配が飛び込んできます。けさも、なっ なっ なんだ? こりゃあ という光景に出会いました。(2021.07.02)

20210702 001

20210702 001

20210702 001


番外編『じゃがトマト?』

 けさは職員の木原さんが自宅から持参された珍しいモノをパチリ! なんとじゃがいもの苗の先にトマトが〜。つい先日には中国新聞にも載っていました。接木の関係でしょうか。

じゃがトマト

 沿岸部ではすでにあちこちで見かける合歓ネムの花。この辺りで咲き始めました。「古(ふる)っ〜」と言われそうですが、この花を見ると村下孝蔵の『初恋』を思い起こします(笑)。 (2021.06.28)

合歓の花 ネムの花


小さい秋みつけた♪

 22日付の本欄で「結実三態」をご紹介させていただきました。けさは山イバラやアケビのつるが繁茂するさわの上あたりを見ながらの散歩。すると、「結実」の大本命とも言いたくなるアケビの実がすでに大きく結実していたではありませんか。色こそ秋色は帯びていませんが、立派なアケビの存在感でした。梅雨時の小さな秋。

アケビの実

 オマケとして若草色の草むらの画像も〜 雨も降っていない今朝でしたが、冷気が水滴になったのでしょうか。(2021.06.25)

草むら


おとぎの国のキノコ

 初めて見たような気のするキノコ。色もケーキのようでした。梅雨時はキノコがおもしろい〜。けさの青空も素敵な群青色でした。(2021.06.23)

キノコ


結実三態

 昨日は夏至でしたね。友和の里周辺には春に花を楽しませてくれた野の草木たちがいろんな形で実を結んでいます。上から、野いちご、エゴノキ、ウツギ。

 本日は、評議員会と理事会が開催されます。(2021.06.22)

野いちご

エゴノキ

ウツギ


梅花つつじ

 友和の里に勤めるようになって3回目の梅雨を迎えています。そんな中、友和の里近くの山道で初めて梅花つつじの花に出会いました。その山道は週3回歩いている馴染なじみの道だったのですが、目立ちにくい角度で控えめに咲いているためか初めてその花に気づきました。名まえの如く梅の花に似た素敵な雰囲気を漂わせていました。(2021.06.09)

梅花つつじ


そよごの花

 友和の里の東側で偶然見かけたそよご。クロガネモチの仲間のようですが、目立ちにくい花なのでこれまで気づきませんでした。秋には赤い実が留まるはずです。きょうは理事会。昨年度の事業報告やいわゆる決算の承認をいただきます。(2021.06.07)

そよご

そよご


遊歩道東端に突如、停留所が出現

 コロナ禍のなか、何かと外出規制が取り沙汰ざたされる昨今。友和の里入所部では、楽しみづくりの一環として、本日、バスツアーを企画。バスから降りるのはトイレと自販機だけという規制付きとのことですが、終日、友和の里で過ごしている利用者さんにとってはうれしいうれしい外出プラン。

 そのプランのために担当者がひっそりと停留所の立て看板をこしらえたとのことでした。

 利用者さんに喜んでもらおうと工夫を重ねるその姿勢に頼もしさを感じました。それにしても立派な立て看板でしたよ。(2021.06.02)

バス停

バス停


3態

 けさは新緑の上でじっとしていたの三態をパチリ。紋様がそれぞれにおもしろいですね。(2021.06.02)

蛾

蛾

蛾


さくらんぼの色に似た桜の実

 友和の里の玄関先に桜の樹があります。その中の一本にたくさんの実がついていました。口にすることはできないでしょうが、食欲をそそるほど実の色が鮮やかだったのでパチリ!

 青空もすばらしい群青。梅雨とは思えないほどです。5月はきょうでおしまい。明日からは水無月になります。(2021.05.31)

さくらんぼ


デビュー

 どんぐりの集合場所から新人のコナラが次々とデビューしています。冬を乗り切ったどんぐりの精鋭たちだけにみずみずしさと勢いを感じた今朝でした。(2021.05.28)

コナラ


こあじさい

 今週から色づき始めたこあじさい。谷水の流れる山影でひっそり咲いています。けさは薄曇りでしたが、やはり、梅雨時を感じさせてくれます。(2021.05.26)

こあじさい


卯の花うのはな忍冬スイカズラ

 梅雨入りの声を聞いてすぐに思いつく花、それは、卯の花うのはな。ウツギです。つぶらなつぼみから次々と白い花が膨らんでいます。友和の里のあちらこちらで見かけます。

 もうひとつ。つる性のスイカズラの花です。細長い花を吸うと甘いみつの味がします。小学生のころによく吸っていました。この花は真っ白と薄桃色があるように思います。また、しばらくすると黄色に変化していきます。(2021.05.24)

ウツギ

スイカズラ

スイカズラ


ササユリの花

 陶芸室の西側斜面で今年初めてのササユリの花を見つけました。近くで別のつぼみを見ていただけにやぶの中のその白い花には感激しました。周辺にはササユリの株が合わせて9株。内3株につぼみがついています。うれしいことに昨年よりも増えています。

 ササユリの花を案内した豊平町出身の職員さんは、小学生時代に舟入にある原爆病院の入院患者さんたちにササユリの花束をお届けしたことがあったそうです。昭和30年代の豊平の山野には多くのササユリが咲き乱れていたのでしょうね。かくいう私も、小学生時代、教室の片隅にササユリの花がよく活けてあったのを覚えています。私は湯来町出身。やはり、近くの山でたくさんのササユリの花を見て育ちました。

 そんなこともあって自然に恵まれたここ友和の里の魅力を、豊かさを皆さまにお伝えしたいと強く願うのかもしれません。(2021.05.21)

ササユリ

ササユリ


山法師の花

 友和の里の西側斜面に山法師の樹が一本あります。雨降りや雨上がりには若葉が艶やかで魅力的です。近縁にアメリカ花水木があります。別名アメリカ山法師とも呼ばれるそうです。(2021.05.19)

ヤマボウシ

ヤマボウシ


ホウチャクソウ? アマドコロ? いずれにせよ美しく咲いていました

 このところ花の名まえに自信がなくなってしまいました。ですから、今後は複数の名まえをあげることになると思います。

 雨上がりの道ばたでひっそりと咲いていました。

アマドコロ

アマドコロ

 山イバラも次から次へと咲き始めています。(2021.05.17)

山イバラ

山イバラ


地元友和ゆうわ地域の田植えも一段落

 今年の八十八夜は今月の1日でした。その頃から始まった田植え。家族の調整を始めとした時間のやりくりと多くの段取りで一枚一枚の田んぼに早苗がそろいました。「お疲れ様でした」とお声をかけたい気持ちです。今年はウンカが発生しませんように〜。豊作でありますように〜。(2021.05.14)

田植え

田植え


エゴノキの花

 山野に自生するエゴノキ。新緑の頃だけに清楚せいそな白い花がひときわ美しく咲き始めます。そんな魅力か、新居の庭先などでもちょくちょく植えられるようになりました。

 けさは友和の里の西側で咲き始めたエゴノキの花をお届けしましょう。(2021.05.12)

エゴノキ


雄花序ゆうかじょの吹き溜まり

 この時期になりますと友和の里の玄関先はコナラの雄花序ゆうかじょの落下で掃除が大変です。けさも施設長がブロアー(落ち葉掃除機)で吹き飛ばしていました。(2021.05.10)

コナラ

コナラ


若葉には純白の花が似合いますね

 皆さん、連休はいかが過ごされましたか。1週間ぶりの友和の里周辺は若葉が雨に洗われてしっとりいい感じでした。花の名まえはガマズミ以外、わかりません。

ガマズミ

ガマズミ

若葉 純白の花

ガマズミ

 わかりません、で一言おびしなければなりません。みどりの日に植物園(佐伯区)に出かけてきました。樹の名まえ、花の名まえで自信のない画像を園長さんたちにお見せしたところ、多くの間違い、認識不足がありました。たとえば、サンシュユ、コウガイバイ、シロモジの違いです。花は似ていても葉の付き方が異なるとか。また、ヒトツバタゴ。この樹は、主に対馬や岐阜県、愛知県に分布。広島県内ではほとんど見られないとのこと。これまで、はっきりしない独りよがりで誤ったお伝えをたびたびしていたと思います。ごめんなさい。今後ははっきりしない場合には、「ような〜」とか「ではないか」といった言い方に改めていきます。(2021.05.07)


結実

 早くもサンキライ(サルトリイバラ)の実を見つけましたのでパチリ、カメラに収めました。参考までに、今月9日にパチリした花の画像も3枚目に添えておきます。結実するのに、約3週間かかりました。色づくのはお盆を過ぎた頃でしょうか〜。(2021.04.30)

サンライキ サルトリイバラ

サンライキ サルトリイバラ

     (右上の実は昨年の実です)

サンライキ サルトリイバラ


霧の日は白が映えます

 霧はなぜか白色やもえぎ色を際立たせてくれます。別の言い方をすれば、幻想の世界にいざなってくれる気がします。

 ガマズミの白色が目立つけさの友和の里周辺の野道でした。やがて冷気を含んでくるお盆前後には赤い実をつけてくれることでしょう。また、霧のかかる遠景はもえぎ色がとても魅力的でした。(2021.04.28)

ガマズミ 霧

ガマズミ 霧


つくばねウツギが盛りです

 つくばねというネーミングは羽根から出たもののようです。羽根(プロペラ)からつぼみが出てそれが花になります。どの樹もそうですが花の時期でないとなかなか樹の名まえを覚えられません。これから樹木に名まえを記してテーピングしておこうと思います。(2021.04.26)

つくばねウツギ

つくばねウツギ


フジの花が咲き乱れていました

 早朝の遊歩道はウグイスを始めとした野鳥のさえずりでかまびすしさを覚えるほどです。その中に、モリアオガエルとおぼしき鳴き声も混じることもあります。けさがそうでした。実際の姿は見ていませんが、YouTubeで確認してみましたらおそらく間違いないと思いました。野鳥もかえるも恋の季節なのかなぁ〜。

 フジの花は、藤棚の整然とした美しさと違って、こちらでは、大木に巻きついて咲いていたり、崖に いつくばって咲いています。まさに、咲き乱れている感じです。伸び伸びと。(2021.04.23)

フジの花


ほぼ定点撮影

 友和の里玄関口にそびえるコナラの12日間の成長ぶりです。(2021.04.21)

20210422 001

     (2021.04.09撮影)

コナラ

     (2021.04.12撮影)

コナラ

     (2021.04.16撮影)

コナラ

     (2021.04.19撮影)

コナラ

     (そして 本日の撮影)


しっとりとした野山と底抜けの群青

 朝からすばらしい自然を満喫。湿気を含んだ遊歩道は魅力いっぱいです。何より、さまざまな新緑の色あいに圧倒されます。もえぎ色に、白に近い葉色、深い紫色の新葉も。もちろん、緑みどりした若葉もあります。すべての葉たちがみなぎっているのです。そんな中、のんびり屋の柿の照り葉も葉を見せていました。柿の葉は少し浅い緑。さらにのんびり屋は朴の樹ホオノキ。画像3枚目がホオの芽です。

 加えてうれしかったのは、大竹市栗谷くりたに方面の雲海風の遠景です。朝から幻想的な気分にさせてくれました。(2021.04.19)

雲海

     (入所部上の遊歩道からの眺望)

雲海 マンシュウマメナシ

     (小西梨園から眺めた大竹市栗谷くりたに方面)

朴の木 ホオノキ

     (少しピンぼけ気味ですが、ホオの新芽です)

イカリソウ

     (きょうもイカリソウの新たな自生地を発見)

春蘭 シュンラン

     (春蘭シュンラン、別名ジジババ。車の往来する道路そばで見つけました。ビックリ)

新芽

     (樹の名まえは不勉強ですが、新旧の葉色のコントラストがすばらしい)


懐かしい懐かしいスカンポ(虎杖イタドリ

 幼いころの野山の強烈な思い出のひとつにスカンポがあります。市販の食べ物に恵まれていなかった当時の少年には恰好かっこうの「おやつ」でした。道ばたに大きいの小さいのと選り取り見取りという感じで〜

 今では、スーパーにやコンビニに、大型薬局に食べ物はあふれかえっていますよね。スカンポを口にする子どもはごく僅かかなぁ。振り返れば約60年も前のことです。(2021.04.16)

スカンポ


梨畑は白一色

 目の前に広がる小西梨園の梨の花が満開です。画像は先週の金曜日のものですが、このところの自然界の動きは急ピッチ。多くの植物が躍動しています。

梨の花

 ユズリハの樹は縁起物。ちょうど今は古い葉と新しい葉とが同居している時期です。縁起物というのは、古い葉が新しい葉に道を譲るように、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てるためのようです。そのため、正月飾りや庭木にも用いられます。また、防火機能を有する樹種、防火樹としても知られています。

ユズリハ

 友和の里の玄関先にグミの樹があります。先日あたりからたくさんの花をつけています。少々の雨には負けない面構えの花です。

グミの樹

 面構えで言えば、アケビの花も負けていません。おもしろい形をしているでしょ。(2021.04.12)

アケビの花


なんじゃもんじゃ、別名ヒトツバタゴの樹

 一週間前あたりから何の樹だろうと思っていた気になる樹がありました。それは近くの別荘地ひのき園への道すがらにある白い花の咲く一本の樹でした。珍しい花だと日ごとにその樹の名まえを知りたいと思っていました。

 自宅近くにある庭木屋さんに出かけて画像を見てもらったところ、「なんじゃもんじゃの樹、別名ヒトツバタゴじゃないか」と教えていただきました。

 けさもその樹に急行。たぶん、おそらく、間違いないと思います。そのまま遊歩道に戻って東コースの東端あたりを眺めますと、何やら白い花の咲く樹が。なんと、こちらにも「なんじゃもんじゃの樹」が。灯台下暗しでした(笑) (2021.04.09)

なんじゃもんじゃ ヒトツバタゴ

なんじゃもんじゃ ヒトツバタゴ

なんじゃもんじゃ ヒトツバタゴ

     (こちらが遊歩道東コース東端のなんじゃもんじゃの樹)

ワラビ

 オマケです。あちこちでワラビに出会いましたよ♪


春は山つつじ

 山つつじの花がその存在を知らせる季節になってきました。けさはヒンヤリというより肌寒さを覚えました。このところ、朝夕と日中との寒暖の差が大きいので体調を崩される方も多いのではと案じています。ご用心を〜

 山つつじの話に戻します。緑に先んじて華やかな彩りを山々に添えているのが山つつじ。一目で何の花かがわかります。しかし、もっと丁寧に見てみると、花芽の多い樹と葉芽の多い樹とがあることに気づかされます。葉芽はピンと上を向いていてリズムを感じます。

山つつじ

山つつじ

 なんという幸運。最近では、園芸店の店先でしか出会えないイカリソウに。とにかくうれしいうれしいけさでした。(2021.04.07)

イカリソウ


アケビは秋の準備中です

 雨粒の滴るアケビの新葉。滋味ながらも春の構図を整えてくれていました。(2021.04.05)

アケビ


いちりん草(番外編)

 旧佐伯町さいきちょう玖島くじま吉末よしすえ地区に行ってきました。あいにくの小雨でしたが、いちりん草が斜面に群生。ひととき薄桃色の優しさに癒されました。(2021.04.04)

いちりん草の群生

いちりん草の群生


春うらら 桜が満開です

 桜が年々、魅力を増してきたのか、それとも、私自身、桜への関心が高まってきたのか、ちょっとした散歩や、通勤途上などで桜の花を見るのが楽しくなる一方です。

 けさも歩いていますと、近くにある鉄工所の社長さんから「けさは正装での散歩ですか?」と冷やかされてしまいました。きょうから新年度。辞令交付式があるため珍しくネクタイで出勤したのです。

 社会福祉法人友和の里は、本日から、通所部、入所部、グループホーム、相談支援事業(児・者)に加えて、新たに「フレンドホームゆうわ」がスタートしました。法人規模は拡大しますが、役職員一同、初心を忘れず、力を合わせて利用者さんの幸せづくりに貢献していきたいと願っています。(2021.04.01)

満開の桜


春のハーモニーは続きます

 けさは冷え込んでいました。しかし、早朝から青空が広がり、今年度最後の日を「今年度がすべて良かった」と錯覚させてくれるような爽やかな朝のたたずまいでした。(2021.03.31)

霜と桜

     (霜と桜のハーモニー)

満洲豆梨(マンシュウマメナシ)

     (受粉木の満洲豆梨マンシュウマメナシと小西梨園。梨の花がちらほらと〜)

サンシュウと山椿(ヤマツバキ)

    (サンシュウと山椿ヤマツバキのハーモニー)


春のハーモニー

 山が笑い始めましたよ。芽はふくらみ、葉は広がり、花は咲き、野鳥はさえずり、素敵な友和の里周辺です。(2021.03.29)

新芽


サンシュユの黄色い花が彼方あちら 此方こちら

 早春は野も山も、そして、街も黄色い花が多いように感じます。菜の花にタンポポ、水仙、ミモザ、蝋梅ロウバイ 、黄梅、レンギョウ、ミツマタなどなど。春を呼び込むあたたかい色ですね。(2021.03.26)

サンシュユ


遊歩道西コースに広場を造成中です

 昨年の11月8日に遊歩道が開通して4か月あまり。春の日差しとともに利用者さんの散策風景が増えてきたように思います。その遊歩道の西コース西側で広場を作るための工事が今週から始まっています。散策していただくだけでなく、つどい、くつろげるスペースを設けようとするものです。やがてはその周囲に花の咲く樹木や実のなる樹木の植栽や記念樹などを植え、魅力アップにつなげていきたいと考えているところです。(2021.03.24)

遊歩道広場


山裾やますそでよく見かけるタチツボスミレたち

 この時期は、多くの樹々が樹勢を増して、新芽を膨らませたり、花をつけたりしますから、目は自然と目の高さ、あるいは、それ以上に見上げることが増えています。しかし、目を足もとに移しますと、けっこう様々な花や草が姿を変えています。このタチツボスミレも山裾やますそあたりのあちこちに咲いています。(2021.03.22)

タチツボスミレ


たむしばの花、咲くころに〜

 山の斜面にたむしばの白い花があちこちで咲くころになってきました。本格的な春の到来を告げてくれる待ち遠しい花のひとつです。その花の多くは山深いところで開いているので道なきやぶのなかを進まないとなかなか出会えません。人間にびない、気位の高さを感じさせてくれます。

 今年度もあとわずか。入園・入学や卒業、進級、入社、退職…。人生のドラマの節目となる時期でもあります。同時に、穏やかな日和とともに天候不順だったり、寒暖の差の大きい時節でもあります。くれぐれもご自愛なさいますように。(2021.03.19)

たむしば

たむしば

たむしば


蜘蛛くもの巣と霧雨のコラボレーション

 道筋ややぶのなかに綿のような何物かが多くあった今朝でした。近寄ってよく見ますと、それは蜘蛛くもの巣でした。霧雨を浴びて小さな霧のつぶが細い蜘蛛くもの巣一本いっぽんに付着していたのでした。

 確か夏場の蜘蛛くもの巣は、糸と糸の間に結構な隙間があって、地面に対して縦に張っているイメージ。しかし、けさ見た蜘蛛くもの巣は船の底のような形が多く、獲物が落ちてくるのを待っているようでした。とにかく、巣の間隔が極めて細かく、どんな微細な獲物も見逃さないという構えに見えました。すべて私のたわごと、憶測にしかありませんが、霧雨のおかげで普段、見えなかった、感じることのできなかった面白さを提供してもらいました。同時に、蜘蛛くもの勤勉さにも感動しました。

 友和の里周辺では朝方、かなりはっきりとしたメロディでうぐいすさえずり始めています。ほかにも、多くの野鳥たちがこの春の訪れを待ち構えていたように、賑やかなさえずりを届けてくれています。(2021.03.17)

蜘蛛(くも)の巣 露の玉

蜘蛛(くも)の巣 露の玉

蜘蛛(くも)の巣 露の玉


霧のなかの友和

 けさは冷え込みました。通勤途上、玖島川くじまがわ沿いからの遠方が霧に包まれ幻想的なたたずまいを見せてくれました。(2021.03.15)

霧

朝霜

     (手すりに付着しているのは氷の粒です)

霧


遊歩道に彩りを

 今朝、いつものように遊歩道の西コースを歩いているとちょうど中間点あたりで何かの苗木が植えられているのを発見。数えてみると8本。事務所に戻って施設長に尋ねてみると、入所部職員の高橋さんが記念樹として植樹されたとのこと。秋に実のなるポポという樹木だそうです。実がなるのは何年先かなぁ〜。

 一方、東コースにはやはり入所部職員の中村さんが折々に水仙の花を植えてくださっています。

 友和の里では、中長期計画の中で「里山活用事業(ゆめ森・はな森・ぬく森事業)」として遊歩道の整備を掲げています。念願の遊歩道が利用者さんの健康増進と情緒の安定とともに、これから地域の人たちを含めたより多くの人たちとともにさまざまな魅力アップを図っていきたいと願っています。皆さまのお知恵や力を寄せていただければうれしいです。(2021.03.12)

高橋さんが植樹されたポポ

中村さんが植樹された水仙


ふきとうのシャッターチャンスは手遅れ

 ふきとうがグングン伸びていました。ふきとうのイメージはもう少し可愛らしいものですけど…。

 春のダッシュが恨めしいなぁ〜(2021.03.08)

蕗の薹 ふきのとう


若葉の準備

 勢いよく歩き始めたけさのこと。雨上がりの景色を楽しんでいたところ、再びの雨降り。土砂降りではありませんでしたが傘を持っていなかったのでやむなく散歩は中止。

 そんななか、雑木林ぞうきばやしでオヤと思わせてくれる枝先に出会いました。樹の名まえはわかりませんが、着実に若葉の準備をしていましたよ。

 そう言えば、昨夕のニュースで、広島地方の桜の開花予報は3月20日前後だと伝えていました。ここ友和の里周辺も日ごとに春色に包まれていきます。

(2021.03.05)

若葉


桃の節句は、霜柱と薄氷と〜

 3月3日はひな祭り、桃の節句ですね。しかし、桃が持つイメージは吹っ飛ぶようなけさの冷え込みでした。でも、日中はあたたかくなりそうです。桃の花が満開になりそうなくらいに。(2021.03.03)

霜柱

     (けさの遊歩道西コースの西側入り口付近)

霜柱

     (霜柱を破壊した私の右足跡です)

薄氷

     (作業棟東側の水たまりでは薄氷が張っていました)


シャシャボって…。

 早くも3枚目の月別カレンダーをめくることになりました。きょうから3月。なんとなく心がウキウキし始めました。

 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、シャシャボというのは、馬酔木アセビの樹の地元名です。この樹の花が膨らむころとなってきました。気の早い樹、のんびり者の樹、色々です(笑)。

 また、純白の花を咲かせる樹、縁取りに紅をにじませる樹、紅の強い樹、こちらも色々です。

 友和の里周辺には、このシャシャボの樹があちこちにあります。年間を通して、その存在を見せつけてくれるのも花を咲かせる今の時期だと思います。(2021.03.01)

アセビ シャシャボ

アセビ シャシャボ

アセビ シャシャボ


なごり雪でもないか…。

 廿日市市はつかいちしは地御前あたりから宮内、畑口と雨の中、少し薄暗い中ではありますが、あちこちで白や赤の梅の樹々が目立つようになってきました。季節の移ろいを感じることのできる通勤時の楽しみのひとつです。けさはのうが高原入り口あたりから雨がみぞれに変わってきました。そして、友和の里手前まで来ますとみぞれに雪が混じるようになっていました。

 ここ友和の里の標高は312メートル(国土地理院による)です。けさは雪の中、西側にあります別荘地「ひのき園」を散策。別荘の最高地点で標高を調べてみると413メートルでしたからちょうど100メートルの標高差。友和の里周辺は雪が降るだけで積もっていませんでしたが、最高地点周辺では僅かながらですがうっすら積もっていました。

(2021.02.26)

なごり雪

     (友和の里遊歩道から見上げた北側の山の頂きです)

なごり雪

     (別荘地「ひのき園」の最高地点付近から見た南側の風景です)


マンサク?の花に出会いました

 けさから青空に恵まれています。それもすばらしい群青の空です。その青空に誘われて友和の里の西にある「ひのき園」という別荘地の一番高いところまで歩いてきました。

 そこでおそらくマンサク(満作、万作)と思われる花を見つけました。このマンサク、ある説によれば、早春にまず咲く、真っ先に咲くことから命名されたとか。なるほど、なるほど… 。

マンサク

マンサク

 アセビ(馬酔木)も急ぎ足で花開かせていました。先週の金曜日の朝に出会ってから72時間のあいだにすっかり膨らんでいました。春は、静かに、突貫工事で景色を整えてくれているのですね。(2021.02.22)

アセビ


枝についた雪のおもしろさ

 きょうは例年並みの気温になると天気予報で伝えていました。しかし、早朝はやはり寒いです。冷えました。

 けさ目を楽しませてくれたのは雑木の枝についた雪の形です。餅花のように餅が枝にくっついて見えるもの、白蛇が枝に巻きついているように見えるものなどなかなかおもしろかったです。ご覧ください。(2021.02.19)

玉雪

玉雪

雪ひも


まさに三寒四温

 昨日までの暖かさがうそのように、けさは雪が降っています。しかも横風とともに。画像のように木肌に着雪している樹木も多く見かけました。昨夜はよほど風が強く吹いていたのでしょうね。気のせいか、野鳥たちの姿もほとんど見かけないけさでした。(2021.02.17)

雪景色

雪景色

雪景色 ホトケノザ

(ホトケノザの花は雪をバックにすると一層美しく見えます)


水滴が光り輝く朝

 雨上がりの雑木林ぞうきばやしは思わぬプレゼントを用意してくれます。けさの雑木林ぞうきばやしは、先ほどまで振り続いていた雨露をたっぷりと枝枝に残していて、太陽の光とともにキラキラと一雫ひとしずくひとしずくごと、宝石のように光り輝いていました。2月はちょうど折り返しのきょう。(2021.02.15)

水滴

水滴

ホトケノザ

(つい先日までは一輪二輪だったホトケノザも一気に花開いていました)


春の息吹

 けさの中国新聞の天気予報欄では、曇りマークが3つ並んでいました。ところが、昼まえからは青空に恵まれています。

 そんな気配を友和の里周辺の植物たちは感じているのでしょうか。枝先を見つめると結構ふくらんでいる樹々の新芽に出会えます。(2021.02.12)

新芽


野鳥の巣を発見!

 一昨日、野鳥のことをお伝えしましたが、当然、野鳥たちはどこかに巣を構えているはずです。そのひとつを道端で見つけました。

 巣の大きさからするとわりあい小さめの野鳥だと思います。どんな営みをこの巣でしていたのでしょう。何羽、巣立っていったのでしょう。さまざまな想像を楽しみながら、葉をふるったこの時期だからこそこの巣を発見させてくれた冬の贈り物に感謝です。(2021.02.10)

野鳥の巣

野鳥の巣


馬酔木アセビいちりん

 先週に比べて少し寒気の緩んだ感じの今朝でした。ここ友和の里周辺は何度も紹介させていただいていますように雑木林ぞうきばやしに囲まれた大自然の中です。

 さまざまな植物もさることながら、相当数の野鳥たちとの出会いにも恵まれています。特に冬場は、餌をついばむ野鳥が身近に姿を現してくれます。木の実や草の実を探し回っているのだと思います。飛んでいる姿よりやぶから突然に飛び立つ姿を見ることが多いように思われます。素人の私では当然、カメラに収めることは無理です。けさもコゲラが木をたたいているのを発見しましたが、写そうとしている間に逃げられてしまいました。

 けさのパチリは馬酔木アセビの花です。寒気の緩みを「待ってました」とばかりに一輪だけ咲かせてくれていました。(2021.02.08)

馬酔木 アセビ


春の足音が聞こえてきましたよ

 けさの冷え込みは強烈。氷もパリンパリンでした。そんな中、霜の降りた草むらで春の花たちに出会いました♪♪♪ ほとけのざ・いぬのふぐり・のみのふすま その花たちは霜のなかでひっそりと本格的な春の訪れを心待ちにしているようでした。

春の足音 ほとけのざ

春の足音 いぬのふぐり

春の足音 のみのふすま


薄氷と霜柱と

 けさの友和はガチガチに冷え込んだという感じはしませんでしたが、やはり、寒い朝でした。遊歩道を歩くと、ザックザックという心地よい感触を足裏に残してくれました。その理由の一つに、遊歩道西側全体にウッドチップが敷き詰められていることがあります。川本施設長が、利用者さんにケガがないようにとほぼ連日、倒木などをチッパーにかけて補充されているのです。最近ではドンゴロスを活用してのり面の強化に奮闘中です。一年前には想像もつかない遊歩道の充実ぶりです。(2021.02.03)

薄氷

(不思議な薄氷。夜中にどんな経緯でこのような形の薄氷になったのしょう?)

霜柱

(力持ちの霜柱。少々の小石は持ち上げていました)


どんぐりの生命力

 いつも歩いている道端にどんぐりたちが実を寄せ合っている箇所があります。もちろん、その上にはコナラの枝が広がっています。

 どんぐりたちに目を凝らしてみると、一個だけ色の異なるどんぐりがありました。それは発芽中のもので、堅そうな殻を破っ桃色の肌を見せてくれていました。

発芽どんぐり

 1月はあっという間に過ぎ去りましたね。新年早々、コロナ、コロナに苛まれながら…。さあ、きょうから2月です。コロナが収束に向かいますように〜(2021.02.01)


ミツマタの花

 友和の里の西にある別荘地、ひのき園の一角で画像のミツマタを見つけました。枝が必ず三つに分かれているため覚えやすい樹木の一つです。今は全体が白で覆われています。やがて、春の足音とともに黄色い花弁が広がり春の裾野をやさしく彩ってくれます。

春よ 来い 早く 来い♪

ミツマタ

(2021.01.25)


友和の里入所部、午前7時5分、暮らしの灯り

 けさは小雨のためか薄暗さを感じるいつもの出勤時間でした。その分、入所部の利用者さんたちは起床後の着替え中かな、それとも、洗面台に向かって顔を洗っておられる頃かな、ホールでテレビを楽しんでおられる時間帯かななどと思ったりしました。まもなく、「朝食の準備ができました」というメッセージが届きます。

暁の通所棟

(手前左側の灯りは事務所。正面の灯りが入所部です)

暁の入所棟

(遊歩道から眺める入所部北側の光景です)

 一昨日、友和の里のホームページに「遊歩道マップ」をアップしました。関心のある方は覗いてみてください。まだまだ整備中ですが、十分に歩くことができます。西コースはウッドチップが足裏に気持ち良く、東コースは、全路にわたりコンクリートが敷かれて車椅子での散策も可能です。(2021.01.22)


アセビも春の準備

 冷え込みの厳しいなか、アセビの花穂かすいがひっそりと膨らんでいました。友和の里周辺ではこのアセビの樹が多く見られます。3月には、白く垂れ下がる花穂かすいがわれわれの目を楽しませてくれることでしょう。(2021.01.20)

アセビの花穂(かすい)


霜柱の現場を〜

 おはようございます。けさ、地元の人から「朝方、温度計を見たら氷点下6℃だったよ。」とおっしゃっていました。その人に出会ったのが7時過ぎだったので6時半くらいのここ友和の里周辺の温度だったと思います。そのくらい冷え込んでいたのでしょう。

 小雪のちらつく中での遊歩道沿いの霜柱たちとの出会いでした。(2021.01.18)

霜柱

霜柱


きょうも暖かくなりそうです

 この時期、暖かくなる日は朝晩の冷え込みが厳しいと言われます。まさに今朝もそうでした。友和の里周辺には、冷え込むからこその景色もあります。

 けさは近くの工場の社長さんと歩いてきました。それぞれの幼少期の思い出話をしながら〜。私が小学時代の同級生が14人だったことを話すと、社長さんは12人だったと。少人数だったからこその思い出がたくさんあることに、担任とのつながりが深かったことに気付かされたウォーキングでした。

 同時に、ここ友和の里に通う利用者さん、日々、暮らしている利用者さんも楽しい思い出に包まれることを願いながら。(2021.01.15)

霜

霜


想像をかき立ててくれる足跡たち

 雪の日の楽しみのひとつに足跡があります。どんな小動物が何を目的に私とほぼ同じコースを歩いたのだろうか。ホオジロやメジロなどとは違う少し大きめの野鳥にはどのような仲間がいるのか。まるでモデル歩きのような野鳥のほぼ一直線の足取りは恋の最中だったのだろうかなどと。しかし、「別に気取って歩いていたわけではありませんよ」とその野鳥に言われそうです(笑)。

 人以外にさまざまな生き物がこの友和の里周辺を駆けめぐっているという仲間意識を感じたけさの散策でした。(2021.01.13)

雪の上の足跡

雪の上の足跡

雪の上の足跡

雪の上の足跡


雪景色をどうぞ

 さぶい(広島弁?)です。ぶるぶると震えましたけどいつものように遊歩道を歩いてきました。小動物の足跡とかに出会えるかなと期待しましたが、それには出会えませんでした。しかし、遊歩道が完成して初めての本格的な雪景色。だんだんとうれしくなって、小学生時代の自分の足跡を思い出すことができました。

 芸北町や高野町などで4メートル以上の積雪があった「三八豪雪」の時期、隣町の湯来町の小学生でした。吉和村には豪雪のため食料が緊急空輸されたというエピソードが残っているほどの豪雪でした。いま思えば、冬といえば、雪。30〜50センチ位の積雪は当たり前のイメージです。豪雪の日、小学校の担任の先生が10キロ近くを歩いて教室までたどりつかれたことを今もって鮮明に覚えています。寒い寒いなかでの温かい思い出です。(2021.01.08)

玄関前の雪景色

入所部前の雪景色

駐車場前の雪景色

遊歩道の雪景色

雪の帽子を被った椿


厳寒のキノコ

 一昨日は雪のあった場所にキノコが数本。キノコと言えば、湿度の高い梅雨時期や10月の松茸シーズンを思い浮かべるのですが、なんと1月のけさ、数本、寒そうに生えていました。一本はダウンですかね。まわりには雪の跡形も。(2021.01.06)

厳寒のキノコ

厳寒のキノコ


法人事務所の「仕事始め」は素晴らしい青空

 あけましておめでとうございます

 本年もよろしくお願いいたします

 葉をすっかりふるったコナラを始めとした雑木たちの小枝をくっきりと浮かび上がらせるきょうの青空です。玄関前の左右の門松は、通所部送迎バス運転手木原さんの手作り。門松に青空から今年が明るくなるような気配を感じます。

 今年はコロナウイルスから学んだ様々な知恵をカタチにする一年かなと思います。遮断を余儀なくされた年越しの人との出会いが、我慢や不満だけでなく、感謝や喜びにつなげられる好機に変えられたらと願います。(2021.01.04)

玄関前の空

 7時過ぎの東の雲にも惹かれました。

貝通し棟前の空


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