『 ごあいさつ 』

 

 皆さま、こんにちは。平成30年10月から友和の里に週3回、勤務しています常務理事の下川です。手前味噌みそですが、友和の里は豊かな自然に恵まれた楽園のような環境にあります。そこに知的な障がいのある人たちが通い(通所部)、つどい、暮らして(入所部)おられます。情緒の安定、だれもが望む安らぎのある生活にはうってつけの場だと自負しています。

 自然、とりわけコナラ達の雑木林ぞうきばやしに囲まれた景観は圧巻です。春にはみなぎる若葉に、夏にはその緑陰に、秋には紅葉と木の実に、冬には葉をふるった木立に…と、四季を通じての喜びや楽しみを味わうことができます。

 もちろん、周辺には季節を感じさせてくれる多くの花たちが彩りを添えてくれます。そうした花や風景をホームページで取り上げて少しでもここ友和の里の風を、季節を感じていただければとこのコーナーを立ち上げました。皆さまとゆったりとしたキャッチボールができますように~。(2019.08.30)



青ツヅラフジの実?と毛アクシバの実?とヤマボウシの実

 多くの出会いに恵まれる野山歩き。友和の里周辺の9月は魅力的です。とりわけ実ものたち。

 先週からマイブームにしているのがヤマボウシの実を食べること。落下した傷みの少ない実を申し訳程度にぬぐって口にすると甘さとともに豊潤な口触りが。思わず「ごちそうさま」と独りつぶやいていました。(2021.09.06)

アオツヅラフジの実

アクシバの実

ヤマボウシの実


雨の中、紫式部が色づいていました

 この時期の時候のあいさつに、処暑、初秋などに加えて、新秋というのもあります。皆さまも新しい秋をお迎えでしょうか。

 けさは色づき始めた紫式部の実と出会いました。紫色に染まる前は、緑色ではなくて白色なのですね。新しい出会いや気づきの多い今秋でありますように。(2021.09.01)

紫式部


いきなり稲刈りが始まっていました

 きょうから9月ですね。記録的な長雨と感染者が減らないコロナ禍の中、大きなイベントであったお盆も含めて季節との付き合いも薄いまま新しい月を迎えたという感じです。初盆を迎えたご家庭は別にして、息子たち、娘たち、孫たち、親戚しんせき縁者たちが集まらない寂しいお盆だったのではないでしょうか。

 しかしながら、農作物は待ったなし。こうべを垂れた稲穂が黄金に色づき、刈り取りを待っているようにも見える今朝の友田乙丸地区の田園風景でした。(2021.09.01)

稲刈り


絶好のふとん干し日和

 けさは冷気を感じるなかでの散策スタートでした。しかし、次第に陽が強まり遊歩道を一周した頃には強い日差しに包まれました。

 ここ広原山にある友和の里の建物はほぼ鉄骨作りですが、強い日差しのなかの入所部のふとんたちが暮らしぶりを演出していました。昨夜はそれぞれの利用者さん、どんな夢を見られたのかなぁ〜 今夜はふかふかしたふとんで寝られますよ。

 ふとん上に見えるつばめのお宿はどれも空っぽ。みんな旅立ったのでしょうか。姿が見当たりません。(2021.08.30)

洗濯


長雨の置き土産 きのこ五態

 明け方降った雨上がりの山道を歩いているとあちこちでキノコたちに出会いました。その中から5種類のキノコをお届けします。名まえがわかるのは一枚目のタマゴダケだけです。(2021.08.27)

キノコ タマゴダケ

キノコ

キノコ

キノコ

キノコ


ウンカが発生しませんように〜

 玖島川くじまがわから見渡した雨上がりの稲田と山並み、そして、空。稲穂が黄金色に色づき始めています。

 私は稲作に関して全くの素人ですが、今年の稲の発育は順調そうです。去年はウンカの大発生で農家の皆さんは本当に落胆されていました。稲刈りまでこのまま順調に育ちますように〜(2021.08.25)

玖島川


秋近し

 けさも雨降り。雨降りも続くと災害の恐れがあります。今回の長雨がまさにそうですね。梅雨末期を思わせるような降り方は、2014年8月の広島土砂災害を思い出させます。お一人おひとり周到な対策が求められます。

 昨日と同じように、けさも散策の途中から雨が降り出しました。雨降りの風景のなかで、隣接地の小西梨園さんの梨が丸々と実り、どの梨も水滴を落としていました。また、気の早いはぎの花、くずの花が雨に打たれていました。そんななか、桔梗ききょうが一輪、減り張りの効いた顔で秋を手招きしていましたよ。(2021.08.19)

桔梗


日本ミツバチの蜜源みつげん

 昨日から8月になりましたが、まさに盛夏。皆さま、お元気ですか。

 友和の里周辺に咲く花といえば、ヤマツツジとリョウブくらいでしょうか。真夏に咲く花は相当な根性と気合いがないとやってられない気がします(笑)。ご近所の人から聞いたのですが、リョウブの花は、この時期の日本ミツバチにとって貴重な蜜源みつげんになるのだそうです。リョウブの葉っぱは少量のお米に混ぜて食糧難に苦しむ人たちの空腹を充したとか。今にして思えば、信じがたいお話ですね。(2021.08.02)

リョウブ

リョウブ


すばらしい青空です

 けさは週明け。早朝から刈り払い機の音がとどろいていました。近くの工場からか、農園からか、日が昇るまでにと休まずに精を出しておられました。きょうは午前中から猛暑になる予報でした。

 そうした一方、秋の七草の一種、くずの花を見つけました。真夏のなかの秋の気配でした。(2021.07.26)

青空

葛


名まえも知らない樹の実たち

 友和の里周辺にはさまざまな樹の実たちが自生しています。ガマズミの実はわかるのですが、名まえを知らない樹の実たちが数多くあるのです。それだけにその出会いはうれしいものになります。本日の3種、知っておられる方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。お願いします。(2021.07.21)

木の実

木の実

木の実


ニョキニョキ

 梅雨明け以降、雨がよく降りました(笑)。けさは雨上がりの散策でしたが、あちこちでいろんなキノコに出会うことができました。(2021.07.19)

キノコ

キノコ

キノコ

キノコ


梅雨明け そして 小さな秋

 中国地方は昨日、梅雨が明けたと気象庁が発表していました。それを聞いた後で近くのスーパーに買い物に出かけたところ、にわか雨に。空は青く晴れていたので傘は持参していませんでした。青空ながら結構な雨量でしたのでびしょびしょに濡れてしまいました。スーパーには雨上がりを待つお客が玄関あたりに多くおられました。

 けさの友和の里周辺は早朝にも降った雨で路面はれていました。また、遊歩道の木くず(チップ)は相当な雨量だったためか、ずいぶん流されてしまいました。

 そんな中での木の実の色づきや実ものの成長には驚かされてしまいます。梅雨明けから初夏、そして、盛夏。さらには初秋さえ感じさせてくれたけさの山野の風景。(2021.07.14)

ガマズミ

栗


人生いろいろ キノコもいろいろ

 けさは梅雨の中休みでしたが、あちこちでキノコたちに出会える梅雨時の楽しみの一つです。カタチのおもしろさや色の不可思議さもありますが、何よりその存在感。けさの横綱級を2点、どうぞ〜。但し、名無し権兵衛です。ごめんなさい。食用にもならないと思います。

 そういえば、今夜は七夕ですね。昼からは雨とか…。残念無念。(2021.07.07)

きのこ

きのこ


上向きもいいけど、時には下向きも〜

 けさは小雨が降ったりやんだり…。そんな中での散策でしたが、別々のところでカタツムリに出会えました。それぞれに遊歩道を、アスファルト道を優雅に横断中でした。2度あることは3度ある。ひょっとして、とひたすら下向きに探していましたが、出会ったのは小さな小さな栗の実でした。ついこの間まで白い栗の花を見ていたので意外な出会いでした。皆さんも時には下向きも素敵な出会いが待っているかもです。(2021.07.05)

カタツムリ

カタツムリ

栗の実


雑木林はミステリーゾーン

 雑木林を歩いていると、季節を感じさせてくれる樹々の変化や草花の移ろい、野鳥のさえずり、小動物の気配が飛び込んできます。けさも、なっ なっ なんだ? こりゃあ という光景に出会いました。(2021.07.02)

20210702 001

20210702 001

20210702 001


番外編『じゃがトマト?』

 けさは職員の木原さんが自宅から持参された珍しいモノをパチリ! なんとじゃがいもの苗の先にトマトが〜。つい先日には中国新聞にも載っていました。接木の関係でしょうか。

じゃがトマト

 沿岸部ではすでにあちこちで見かける合歓ネムの花。この辺りで咲き始めました。「古(ふる)っ〜」と言われそうですが、この花を見ると村下孝蔵の『初恋』を思い起こします(笑)。 (2021.06.28)

合歓の花 ネムの花


小さい秋みつけた♪

 22日付の本欄で「結実三態」をご紹介させていただきました。けさは山イバラやアケビのつるが繁茂するさわの上あたりを見ながらの散歩。すると、「結実」の大本命とも言いたくなるアケビの実がすでに大きく結実していたではありませんか。色こそ秋色は帯びていませんが、立派なアケビの存在感でした。梅雨時の小さな秋。

アケビの実

 オマケとして若草色の草むらの画像も〜 雨も降っていない今朝でしたが、冷気が水滴になったのでしょうか。(2021.06.25)

草むら


おとぎの国のキノコ

 初めて見たような気のするキノコ。色もケーキのようでした。梅雨時はキノコがおもしろい〜。けさの青空も素敵な群青色でした。(2021.06.23)

キノコ


結実三態

 昨日は夏至でしたね。友和の里周辺には春に花を楽しませてくれた野の草木たちがいろんな形で実を結んでいます。上から、野いちご、エゴノキ、ウツギ。

 本日は、評議員会と理事会が開催されます。(2021.06.22)

野いちご

エゴノキ

ウツギ


梅花つつじ

 友和の里に勤めるようになって3回目の梅雨を迎えています。そんな中、友和の里近くの山道で初めて梅花つつじの花に出会いました。その山道は週3回歩いている馴染なじみの道だったのですが、目立ちにくい角度で控えめに咲いているためか初めてその花に気づきました。名まえの如く梅の花に似た素敵な雰囲気を漂わせていました。(2021.06.09)

梅花つつじ


そよごの花

 友和の里の東側で偶然見かけたそよご。クロガネモチの仲間のようですが、目立ちにくい花なのでこれまで気づきませんでした。秋には赤い実が留まるはずです。きょうは理事会。昨年度の事業報告やいわゆる決算の承認をいただきます。(2021.06.07)

そよご

そよご


遊歩道東端に突如、停留所が出現

 コロナ禍のなか、何かと外出規制が取り沙汰ざたされる昨今。友和の里入所部では、楽しみづくりの一環として、本日、バスツアーを企画。バスから降りるのはトイレと自販機だけという規制付きとのことですが、終日、友和の里で過ごしている利用者さんにとってはうれしいうれしい外出プラン。

 そのプランのために担当者がひっそりと停留所の立て看板をこしらえたとのことでした。

 利用者さんに喜んでもらおうと工夫を重ねるその姿勢に頼もしさを感じました。それにしても立派な立て看板でしたよ。(2021.06.02)

バス停

バス停


3態

 けさは新緑の上でじっとしていたの三態をパチリ。紋様がそれぞれにおもしろいですね。(2021.06.02)

蛾

蛾

蛾


さくらんぼの色に似た桜の実

 友和の里の玄関先に桜の樹があります。その中の一本にたくさんの実がついていました。口にすることはできないでしょうが、食欲をそそるほど実の色が鮮やかだったのでパチリ!

 青空もすばらしい群青。梅雨とは思えないほどです。5月はきょうでおしまい。明日からは水無月になります。(2021.05.31)

さくらんぼ


デビュー

 どんぐりの集合場所から新人のコナラが次々とデビューしています。冬を乗り切ったどんぐりの精鋭たちだけにみずみずしさと勢いを感じた今朝でした。(2021.05.28)

コナラ


こあじさい

 今週から色づき始めたこあじさい。谷水の流れる山影でひっそり咲いています。けさは薄曇りでしたが、やはり、梅雨時を感じさせてくれます。(2021.05.26)

こあじさい


卯の花うのはな忍冬スイカズラ

 梅雨入りの声を聞いてすぐに思いつく花、それは、卯の花うのはな。ウツギです。つぶらなつぼみから次々と白い花が膨らんでいます。友和の里のあちらこちらで見かけます。

 もうひとつ。つる性のスイカズラの花です。細長い花を吸うと甘いみつの味がします。小学生のころによく吸っていました。この花は真っ白と薄桃色があるように思います。また、しばらくすると黄色に変化していきます。(2021.05.24)

ウツギ

スイカズラ

スイカズラ


ササユリの花

 陶芸室の西側斜面で今年初めてのササユリの花を見つけました。近くで別のつぼみを見ていただけにやぶの中のその白い花には感激しました。周辺にはササユリの株が合わせて9株。内3株につぼみがついています。うれしいことに昨年よりも増えています。

 ササユリの花を案内した豊平町出身の職員さんは、小学生時代に舟入にある原爆病院の入院患者さんたちにササユリの花束をお届けしたことがあったそうです。昭和30年代の豊平の山野には多くのササユリが咲き乱れていたのでしょうね。かくいう私も、小学生時代、教室の片隅にササユリの花がよく活けてあったのを覚えています。私は湯来町出身。やはり、近くの山でたくさんのササユリの花を見て育ちました。

 そんなこともあって自然に恵まれたここ友和の里の魅力を、豊かさを皆さまにお伝えしたいと強く願うのかもしれません。(2021.05.21)

ササユリ

ササユリ


山法師の花

 友和の里の西側斜面に山法師の樹が一本あります。雨降りや雨上がりには若葉が艶やかで魅力的です。近縁にアメリカ花水木があります。別名アメリカ山法師とも呼ばれるそうです。(2021.05.19)

ヤマボウシ

ヤマボウシ


ホウチャクソウ? アマドコロ? いずれにせよ美しく咲いていました

 このところ花の名まえに自信がなくなってしまいました。ですから、今後は複数の名まえをあげることになると思います。

 雨上がりの道ばたでひっそりと咲いていました。

アマドコロ

アマドコロ

 山イバラも次から次へと咲き始めています。(2021.05.17)

山イバラ

山イバラ


地元友和ゆうわ地域の田植えも一段落

 今年の八十八夜は今月の1日でした。その頃から始まった田植え。家族の調整を始めとした時間のやりくりと多くの段取りで一枚一枚の田んぼに早苗がそろいました。「お疲れ様でした」とお声をかけたい気持ちです。今年はウンカが発生しませんように〜。豊作でありますように〜。(2021.05.14)

田植え

田植え


エゴノキの花

 山野に自生するエゴノキ。新緑の頃だけに清楚せいそな白い花がひときわ美しく咲き始めます。そんな魅力か、新居の庭先などでもちょくちょく植えられるようになりました。

 けさは友和の里の西側で咲き始めたエゴノキの花をお届けしましょう。(2021.05.12)

エゴノキ


雄花序ゆうかじょの吹き溜まり

 この時期になりますと友和の里の玄関先はコナラの雄花序ゆうかじょの落下で掃除が大変です。けさも施設長がブロアー(落ち葉掃除機)で吹き飛ばしていました。(2021.05.10)

コナラ

コナラ


若葉には純白の花が似合いますね

 皆さん、連休はいかが過ごされましたか。1週間ぶりの友和の里周辺は若葉が雨に洗われてしっとりいい感じでした。花の名まえはガマズミ以外、わかりません。

ガマズミ

ガマズミ

若葉 純白の花

ガマズミ

 わかりません、で一言おびしなければなりません。みどりの日に植物園(佐伯区)に出かけてきました。樹の名まえ、花の名まえで自信のない画像を園長さんたちにお見せしたところ、多くの間違い、認識不足がありました。たとえば、サンシュユ、コウガイバイ、シロモジの違いです。花は似ていても葉の付き方が異なるとか。また、ヒトツバタゴ。この樹は、主に対馬や岐阜県、愛知県に分布。広島県内ではほとんど見られないとのこと。これまで、はっきりしない独りよがりで誤ったお伝えをたびたびしていたと思います。ごめんなさい。今後ははっきりしない場合には、「ような〜」とか「ではないか」といった言い方に改めていきます。(2021.05.07)


結実

 早くもサンキライ(サルトリイバラ)の実を見つけましたのでパチリ、カメラに収めました。参考までに、今月9日にパチリした花の画像も3枚目に添えておきます。結実するのに、約3週間かかりました。色づくのはお盆を過ぎた頃でしょうか〜。(2021.04.30)

サンライキ サルトリイバラ

サンライキ サルトリイバラ

     (右上の実は昨年の実です)

サンライキ サルトリイバラ


霧の日は白が映えます

 霧はなぜか白色やもえぎ色を際立たせてくれます。別の言い方をすれば、幻想の世界にいざなってくれる気がします。

 ガマズミの白色が目立つけさの友和の里周辺の野道でした。やがて冷気を含んでくるお盆前後には赤い実をつけてくれることでしょう。また、霧のかかる遠景はもえぎ色がとても魅力的でした。(2021.04.28)

ガマズミ 霧

ガマズミ 霧


つくばねウツギが盛りです

 つくばねというネーミングは羽根から出たもののようです。羽根(プロペラ)からつぼみが出てそれが花になります。どの樹もそうですが花の時期でないとなかなか樹の名まえを覚えられません。これから樹木に名まえを記してテーピングしておこうと思います。(2021.04.26)

つくばねウツギ

つくばねウツギ


フジの花が咲き乱れていました

 早朝の遊歩道はウグイスを始めとした野鳥のさえずりでかまびすしさを覚えるほどです。その中に、モリアオガエルとおぼしき鳴き声も混じることもあります。けさがそうでした。実際の姿は見ていませんが、YouTubeで確認してみましたらおそらく間違いないと思いました。野鳥もかえるも恋の季節なのかなぁ〜。

 フジの花は、藤棚の整然とした美しさと違って、こちらでは、大木に巻きついて咲いていたり、崖に いつくばって咲いています。まさに、咲き乱れている感じです。伸び伸びと。(2021.04.23)

フジの花


ほぼ定点撮影

 友和の里玄関口にそびえるコナラの12日間の成長ぶりです。(2021.04.21)

20210422 001

     (2021.04.09撮影)

コナラ

     (2021.04.12撮影)

コナラ

     (2021.04.16撮影)

コナラ

     (2021.04.19撮影)

コナラ

     (そして 本日の撮影)


しっとりとした野山と底抜けの群青

 朝からすばらしい自然を満喫。湿気を含んだ遊歩道は魅力いっぱいです。何より、さまざまな新緑の色あいに圧倒されます。もえぎ色に、白に近い葉色、深い紫色の新葉も。もちろん、緑みどりした若葉もあります。すべての葉たちがみなぎっているのです。そんな中、のんびり屋の柿の照り葉も葉を見せていました。柿の葉は少し浅い緑。さらにのんびり屋は朴の樹ホオノキ。画像3枚目がホオの芽です。

 加えてうれしかったのは、大竹市栗谷くりたに方面の雲海風の遠景です。朝から幻想的な気分にさせてくれました。(2021.04.19)

雲海

     (入所部上の遊歩道からの眺望)

雲海 マンシュウマメナシ

     (小西梨園から眺めた大竹市栗谷くりたに方面)

朴の木 ホオノキ

     (少しピンぼけ気味ですが、ホオの新芽です)

イカリソウ

     (きょうもイカリソウの新たな自生地を発見)

春蘭 シュンラン

     (春蘭シュンラン、別名ジジババ。車の往来する道路そばで見つけました。ビックリ)

新芽

     (樹の名まえは不勉強ですが、新旧の葉色のコントラストがすばらしい)


懐かしい懐かしいスカンポ(虎杖イタドリ

 幼いころの野山の強烈な思い出のひとつにスカンポがあります。市販の食べ物に恵まれていなかった当時の少年には恰好かっこうの「おやつ」でした。道ばたに大きいの小さいのと選り取り見取りという感じで〜

 今では、スーパーにやコンビニに、大型薬局に食べ物はあふれかえっていますよね。スカンポを口にする子どもはごく僅かかなぁ。振り返れば約60年も前のことです。(2021.04.16)

スカンポ


梨畑は白一色

 目の前に広がる小西梨園の梨の花が満開です。画像は先週の金曜日のものですが、このところの自然界の動きは急ピッチ。多くの植物が躍動しています。

梨の花

 ユズリハの樹は縁起物。ちょうど今は古い葉と新しい葉とが同居している時期です。縁起物というのは、古い葉が新しい葉に道を譲るように、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てるためのようです。そのため、正月飾りや庭木にも用いられます。また、防火機能を有する樹種、防火樹としても知られています。

ユズリハ

 友和の里の玄関先にグミの樹があります。先日あたりからたくさんの花をつけています。少々の雨には負けない面構えの花です。

グミの樹

 面構えで言えば、アケビの花も負けていません。おもしろい形をしているでしょ。(2021.04.12)

アケビの花


なんじゃもんじゃ、別名ヒトツバタゴの樹

 一週間前あたりから何の樹だろうと思っていた気になる樹がありました。それは近くの別荘地ひのき園への道すがらにある白い花の咲く一本の樹でした。珍しい花だと日ごとにその樹の名まえを知りたいと思っていました。

 自宅近くにある庭木屋さんに出かけて画像を見てもらったところ、「なんじゃもんじゃの樹、別名ヒトツバタゴじゃないか」と教えていただきました。

 けさもその樹に急行。たぶん、おそらく、間違いないと思います。そのまま遊歩道に戻って東コースの東端あたりを眺めますと、何やら白い花の咲く樹が。なんと、こちらにも「なんじゃもんじゃの樹」が。灯台下暗しでした(笑) (2021.04.09)

なんじゃもんじゃ ヒトツバタゴ

なんじゃもんじゃ ヒトツバタゴ

なんじゃもんじゃ ヒトツバタゴ

     (こちらが遊歩道東コース東端のなんじゃもんじゃの樹)

ワラビ

 オマケです。あちこちでワラビに出会いましたよ♪


春は山つつじ

 山つつじの花がその存在を知らせる季節になってきました。けさはヒンヤリというより肌寒さを覚えました。このところ、朝夕と日中との寒暖の差が大きいので体調を崩される方も多いのではと案じています。ご用心を〜

 山つつじの話に戻します。緑に先んじて華やかな彩りを山々に添えているのが山つつじ。一目で何の花かがわかります。しかし、もっと丁寧に見てみると、花芽の多い樹と葉芽の多い樹とがあることに気づかされます。葉芽はピンと上を向いていてリズムを感じます。

山つつじ

山つつじ

 なんという幸運。最近では、園芸店の店先でしか出会えないイカリソウに。とにかくうれしいうれしいけさでした。(2021.04.07)

イカリソウ


アケビは秋の準備中です

 雨粒の滴るアケビの新葉。滋味ながらも春の構図を整えてくれていました。(2021.04.05)

アケビ


いちりん草(番外編)

 旧佐伯町さいきちょう玖島くじま吉末よしすえ地区に行ってきました。あいにくの小雨でしたが、いちりん草が斜面に群生。ひととき薄桃色の優しさに癒されました。(2021.04.04)

いちりん草の群生

いちりん草の群生


春うらら 桜が満開です

 桜が年々、魅力を増してきたのか、それとも、私自身、桜への関心が高まってきたのか、ちょっとした散歩や、通勤途上などで桜の花を見るのが楽しくなる一方です。

 けさも歩いていますと、近くにある鉄工所の社長さんから「けさは正装での散歩ですか?」と冷やかされてしまいました。きょうから新年度。辞令交付式があるため珍しくネクタイで出勤したのです。

 社会福祉法人友和の里は、本日から、通所部、入所部、グループホーム、相談支援事業(児・者)に加えて、新たに「フレンドホームゆうわ」がスタートしました。法人規模は拡大しますが、役職員一同、初心を忘れず、力を合わせて利用者さんの幸せづくりに貢献していきたいと願っています。(2021.04.01)

満開の桜


春のハーモニーは続きます

 けさは冷え込んでいました。しかし、早朝から青空が広がり、今年度最後の日を「今年度がすべて良かった」と錯覚させてくれるような爽やかな朝のたたずまいでした。(2021.03.31)

霜と桜

     (霜と桜のハーモニー)

満洲豆梨(マンシュウマメナシ)

     (受粉木の満洲豆梨マンシュウマメナシと小西梨園。梨の花がちらほらと〜)

サンシュウと山椿(ヤマツバキ)

    (サンシュウと山椿ヤマツバキのハーモニー)


春のハーモニー

 山が笑い始めましたよ。芽はふくらみ、葉は広がり、花は咲き、野鳥はさえずり、素敵な友和の里周辺です。(2021.03.29)

新芽


サンシュユの黄色い花が彼方あちら 此方こちら

 早春は野も山も、そして、街も黄色い花が多いように感じます。菜の花にタンポポ、水仙、ミモザ、蝋梅ロウバイ 、黄梅、レンギョウ、ミツマタなどなど。春を呼び込むあたたかい色ですね。(2021.03.26)

サンシュユ


遊歩道西コースに広場を造成中です

 昨年の11月8日に遊歩道が開通して4か月あまり。春の日差しとともに利用者さんの散策風景が増えてきたように思います。その遊歩道の西コース西側で広場を作るための工事が今週から始まっています。散策していただくだけでなく、つどい、くつろげるスペースを設けようとするものです。やがてはその周囲に花の咲く樹木や実のなる樹木の植栽や記念樹などを植え、魅力アップにつなげていきたいと考えているところです。(2021.03.24)

遊歩道広場


山裾やますそでよく見かけるタチツボスミレたち

 この時期は、多くの樹々が樹勢を増して、新芽を膨らませたり、花をつけたりしますから、目は自然と目の高さ、あるいは、それ以上に見上げることが増えています。しかし、目を足もとに移しますと、けっこう様々な花や草が姿を変えています。このタチツボスミレも山裾やますそあたりのあちこちに咲いています。(2021.03.22)

タチツボスミレ


たむしばの花、咲くころに〜

 山の斜面にたむしばの白い花があちこちで咲くころになってきました。本格的な春の到来を告げてくれる待ち遠しい花のひとつです。その花の多くは山深いところで開いているので道なきやぶのなかを進まないとなかなか出会えません。人間にびない、気位の高さを感じさせてくれます。

 今年度もあとわずか。入園・入学や卒業、進級、入社、退職…。人生のドラマの節目となる時期でもあります。同時に、穏やかな日和とともに天候不順だったり、寒暖の差の大きい時節でもあります。くれぐれもご自愛なさいますように。(2021.03.19)

たむしば

たむしば

たむしば


蜘蛛くもの巣と霧雨のコラボレーション

 道筋ややぶのなかに綿のような何物かが多くあった今朝でした。近寄ってよく見ますと、それは蜘蛛くもの巣でした。霧雨を浴びて小さな霧のつぶが細い蜘蛛くもの巣一本いっぽんに付着していたのでした。

 確か夏場の蜘蛛くもの巣は、糸と糸の間に結構な隙間があって、地面に対して縦に張っているイメージ。しかし、けさ見た蜘蛛くもの巣は船の底のような形が多く、獲物が落ちてくるのを待っているようでした。とにかく、巣の間隔が極めて細かく、どんな微細な獲物も見逃さないという構えに見えました。すべて私のたわごと、憶測にしかありませんが、霧雨のおかげで普段、見えなかった、感じることのできなかった面白さを提供してもらいました。同時に、蜘蛛くもの勤勉さにも感動しました。

 友和の里周辺では朝方、かなりはっきりとしたメロディでうぐいすさえずり始めています。ほかにも、多くの野鳥たちがこの春の訪れを待ち構えていたように、賑やかなさえずりを届けてくれています。(2021.03.17)

蜘蛛(くも)の巣 露の玉

蜘蛛(くも)の巣 露の玉

蜘蛛(くも)の巣 露の玉


霧のなかの友和

 けさは冷え込みました。通勤途上、玖島川くじまがわ沿いからの遠方が霧に包まれ幻想的なたたずまいを見せてくれました。(2021.03.15)

霧

朝霜

     (手すりに付着しているのは氷の粒です)

霧


遊歩道に彩りを

 今朝、いつものように遊歩道の西コースを歩いているとちょうど中間点あたりで何かの苗木が植えられているのを発見。数えてみると8本。事務所に戻って施設長に尋ねてみると、入所部職員の高橋さんが記念樹として植樹されたとのこと。秋に実のなるポポという樹木だそうです。実がなるのは何年先かなぁ〜。

 一方、東コースにはやはり入所部職員の中村さんが折々に水仙の花を植えてくださっています。

 友和の里では、中長期計画の中で「里山活用事業(ゆめ森・はな森・ぬく森事業)」として遊歩道の整備を掲げています。念願の遊歩道が利用者さんの健康増進と情緒の安定とともに、これから地域の人たちを含めたより多くの人たちとともにさまざまな魅力アップを図っていきたいと願っています。皆さまのお知恵や力を寄せていただければうれしいです。(2021.03.12)

高橋さんが植樹されたポポ

中村さんが植樹された水仙


ふきとうのシャッターチャンスは手遅れ

 ふきとうがグングン伸びていました。ふきとうのイメージはもう少し可愛らしいものですけど…。

 春のダッシュが恨めしいなぁ〜(2021.03.08)

蕗の薹 ふきのとう


若葉の準備

 勢いよく歩き始めたけさのこと。雨上がりの景色を楽しんでいたところ、再びの雨降り。土砂降りではありませんでしたが傘を持っていなかったのでやむなく散歩は中止。

 そんななか、雑木林ぞうきばやしでオヤと思わせてくれる枝先に出会いました。樹の名まえはわかりませんが、着実に若葉の準備をしていましたよ。

 そう言えば、昨夕のニュースで、広島地方の桜の開花予報は3月20日前後だと伝えていました。ここ友和の里周辺も日ごとに春色に包まれていきます。

(2021.03.05)

若葉


桃の節句は、霜柱と薄氷と〜

 3月3日はひな祭り、桃の節句ですね。しかし、桃が持つイメージは吹っ飛ぶようなけさの冷え込みでした。でも、日中はあたたかくなりそうです。桃の花が満開になりそうなくらいに。(2021.03.03)

霜柱

     (けさの遊歩道西コースの西側入り口付近)

霜柱

     (霜柱を破壊した私の右足跡です)

薄氷

     (作業棟東側の水たまりでは薄氷が張っていました)


シャシャボって…。

 早くも3枚目の月別カレンダーをめくることになりました。きょうから3月。なんとなく心がウキウキし始めました。

 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、シャシャボというのは、馬酔木アセビの樹の地元名です。この樹の花が膨らむころとなってきました。気の早い樹、のんびり者の樹、色々です(笑)。

 また、純白の花を咲かせる樹、縁取りに紅をにじませる樹、紅の強い樹、こちらも色々です。

 友和の里周辺には、このシャシャボの樹があちこちにあります。年間を通して、その存在を見せつけてくれるのも花を咲かせる今の時期だと思います。(2021.03.01)

アセビ シャシャボ

アセビ シャシャボ

アセビ シャシャボ


なごり雪でもないか…。

 廿日市市はつかいちしは地御前あたりから宮内、畑口と雨の中、少し薄暗い中ではありますが、あちこちで白や赤の梅の樹々が目立つようになってきました。季節の移ろいを感じることのできる通勤時の楽しみのひとつです。けさはのうが高原入り口あたりから雨がみぞれに変わってきました。そして、友和の里手前まで来ますとみぞれに雪が混じるようになっていました。

 ここ友和の里の標高は312メートル(国土地理院による)です。けさは雪の中、西側にあります別荘地「ひのき園」を散策。別荘の最高地点で標高を調べてみると413メートルでしたからちょうど100メートルの標高差。友和の里周辺は雪が降るだけで積もっていませんでしたが、最高地点周辺では僅かながらですがうっすら積もっていました。

(2021.02.26)

なごり雪

     (友和の里遊歩道から見上げた北側の山の頂きです)

なごり雪

     (別荘地「ひのき園」の最高地点付近から見た南側の風景です)


マンサク?の花に出会いました

 けさから青空に恵まれています。それもすばらしい群青の空です。その青空に誘われて友和の里の西にある「ひのき園」という別荘地の一番高いところまで歩いてきました。

 そこでおそらくマンサク(満作、万作)と思われる花を見つけました。このマンサク、ある説によれば、早春にまず咲く、真っ先に咲くことから命名されたとか。なるほど、なるほど… 。

マンサク

マンサク

 アセビ(馬酔木)も急ぎ足で花開かせていました。先週の金曜日の朝に出会ってから72時間のあいだにすっかり膨らんでいました。春は、静かに、突貫工事で景色を整えてくれているのですね。(2021.02.22)

アセビ


枝についた雪のおもしろさ

 きょうは例年並みの気温になると天気予報で伝えていました。しかし、早朝はやはり寒いです。冷えました。

 けさ目を楽しませてくれたのは雑木の枝についた雪の形です。餅花のように餅が枝にくっついて見えるもの、白蛇が枝に巻きついているように見えるものなどなかなかおもしろかったです。ご覧ください。(2021.02.19)

玉雪

玉雪

雪ひも


まさに三寒四温

 昨日までの暖かさがうそのように、けさは雪が降っています。しかも横風とともに。画像のように木肌に着雪している樹木も多く見かけました。昨夜はよほど風が強く吹いていたのでしょうね。気のせいか、野鳥たちの姿もほとんど見かけないけさでした。(2021.02.17)

雪景色

雪景色

雪景色 ホトケノザ

(ホトケノザの花は雪をバックにすると一層美しく見えます)


水滴が光り輝く朝

 雨上がりの雑木林ぞうきばやしは思わぬプレゼントを用意してくれます。けさの雑木林ぞうきばやしは、先ほどまで振り続いていた雨露をたっぷりと枝枝に残していて、太陽の光とともにキラキラと一雫ひとしずくひとしずくごと、宝石のように光り輝いていました。2月はちょうど折り返しのきょう。(2021.02.15)

水滴

水滴

ホトケノザ

(つい先日までは一輪二輪だったホトケノザも一気に花開いていました)


春の息吹

 けさの中国新聞の天気予報欄では、曇りマークが3つ並んでいました。ところが、昼まえからは青空に恵まれています。

 そんな気配を友和の里周辺の植物たちは感じているのでしょうか。枝先を見つめると結構ふくらんでいる樹々の新芽に出会えます。(2021.02.12)

新芽


野鳥の巣を発見!

 一昨日、野鳥のことをお伝えしましたが、当然、野鳥たちはどこかに巣を構えているはずです。そのひとつを道端で見つけました。

 巣の大きさからするとわりあい小さめの野鳥だと思います。どんな営みをこの巣でしていたのでしょう。何羽、巣立っていったのでしょう。さまざまな想像を楽しみながら、葉をふるったこの時期だからこそこの巣を発見させてくれた冬の贈り物に感謝です。(2021.02.10)

野鳥の巣

野鳥の巣


馬酔木アセビいちりん

 先週に比べて少し寒気の緩んだ感じの今朝でした。ここ友和の里周辺は何度も紹介させていただいていますように雑木林ぞうきばやしに囲まれた大自然の中です。

 さまざまな植物もさることながら、相当数の野鳥たちとの出会いにも恵まれています。特に冬場は、餌をついばむ野鳥が身近に姿を現してくれます。木の実や草の実を探し回っているのだと思います。飛んでいる姿よりやぶから突然に飛び立つ姿を見ることが多いように思われます。素人の私では当然、カメラに収めることは無理です。けさもコゲラが木をたたいているのを発見しましたが、写そうとしている間に逃げられてしまいました。

 けさのパチリは馬酔木アセビの花です。寒気の緩みを「待ってました」とばかりに一輪だけ咲かせてくれていました。(2021.02.08)

馬酔木 アセビ


春の足音が聞こえてきましたよ

 けさの冷え込みは強烈。氷もパリンパリンでした。そんな中、霜の降りた草むらで春の花たちに出会いました♪♪♪ ほとけのざ・いぬのふぐり・のみのふすま その花たちは霜のなかでひっそりと本格的な春の訪れを心待ちにしているようでした。

春の足音 ほとけのざ

春の足音 いぬのふぐり

春の足音 のみのふすま


薄氷と霜柱と

 けさの友和はガチガチに冷え込んだという感じはしませんでしたが、やはり、寒い朝でした。遊歩道を歩くと、ザックザックという心地よい感触を足裏に残してくれました。その理由の一つに、遊歩道西側全体にウッドチップが敷き詰められていることがあります。川本施設長が、利用者さんにケガがないようにとほぼ連日、倒木などをチッパーにかけて補充されているのです。最近ではドンゴロスを活用してのり面の強化に奮闘中です。一年前には想像もつかない遊歩道の充実ぶりです。(2021.02.03)

薄氷

(不思議な薄氷。夜中にどんな経緯でこのような形の薄氷になったのしょう?)

霜柱

(力持ちの霜柱。少々の小石は持ち上げていました)


どんぐりの生命力

 いつも歩いている道端にどんぐりたちが実を寄せ合っている箇所があります。もちろん、その上にはコナラの枝が広がっています。

 どんぐりたちに目を凝らしてみると、一個だけ色の異なるどんぐりがありました。それは発芽中のもので、堅そうな殻を破っ桃色の肌を見せてくれていました。

発芽どんぐり

 1月はあっという間に過ぎ去りましたね。新年早々、コロナ、コロナに苛まれながら…。さあ、きょうから2月です。コロナが収束に向かいますように〜(2021.02.01)


ミツマタの花

 友和の里の西にある別荘地、ひのき園の一角で画像のミツマタを見つけました。枝が必ず三つに分かれているため覚えやすい樹木の一つです。今は全体が白で覆われています。やがて、春の足音とともに黄色い花弁が広がり春の裾野をやさしく彩ってくれます。

春よ 来い 早く 来い♪

ミツマタ

(2021.01.25)


友和の里入所部、午前7時5分、暮らしの灯り

 けさは小雨のためか薄暗さを感じるいつもの出勤時間でした。その分、入所部の利用者さんたちは起床後の着替え中かな、それとも、洗面台に向かって顔を洗っておられる頃かな、ホールでテレビを楽しんでおられる時間帯かななどと思ったりしました。まもなく、「朝食の準備ができました」というメッセージが届きます。

暁の通所棟

(手前左側の灯りは事務所。正面の灯りが入所部です)

暁の入所棟

(遊歩道から眺める入所部北側の光景です)

 一昨日、友和の里のホームページに「遊歩道マップ」をアップしました。関心のある方は覗いてみてください。まだまだ整備中ですが、十分に歩くことができます。西コースはウッドチップが足裏に気持ち良く、東コースは、全路にわたりコンクリートが敷かれて車椅子での散策も可能です。(2021.01.22)


アセビも春の準備

 冷え込みの厳しいなか、アセビの花穂かすいがひっそりと膨らんでいました。友和の里周辺ではこのアセビの樹が多く見られます。3月には、白く垂れ下がる花穂かすいがわれわれの目を楽しませてくれることでしょう。(2021.01.20)

アセビの花穂(かすい)


霜柱の現場を〜

 おはようございます。けさ、地元の人から「朝方、温度計を見たら氷点下6℃だったよ。」とおっしゃっていました。その人に出会ったのが7時過ぎだったので6時半くらいのここ友和の里周辺の温度だったと思います。そのくらい冷え込んでいたのでしょう。

 小雪のちらつく中での遊歩道沿いの霜柱たちとの出会いでした。(2021.01.18)

霜柱

霜柱


きょうも暖かくなりそうです

 この時期、暖かくなる日は朝晩の冷え込みが厳しいと言われます。まさに今朝もそうでした。友和の里周辺には、冷え込むからこその景色もあります。

 けさは近くの工場の社長さんと歩いてきました。それぞれの幼少期の思い出話をしながら〜。私が小学時代の同級生が14人だったことを話すと、社長さんは12人だったと。少人数だったからこその思い出がたくさんあることに、担任とのつながりが深かったことに気付かされたウォーキングでした。

 同時に、ここ友和の里に通う利用者さん、日々、暮らしている利用者さんも楽しい思い出に包まれることを願いながら。(2021.01.15)

霜

霜


想像をかき立ててくれる足跡たち

 雪の日の楽しみのひとつに足跡があります。どんな小動物が何を目的に私とほぼ同じコースを歩いたのだろうか。ホオジロやメジロなどとは違う少し大きめの野鳥にはどのような仲間がいるのか。まるでモデル歩きのような野鳥のほぼ一直線の足取りは恋の最中だったのだろうかなどと。しかし、「別に気取って歩いていたわけではありませんよ」とその野鳥に言われそうです(笑)。

 人以外にさまざまな生き物がこの友和の里周辺を駆けめぐっているという仲間意識を感じたけさの散策でした。(2021.01.13)

雪の上の足跡

雪の上の足跡

雪の上の足跡

雪の上の足跡


雪景色をどうぞ

 さぶい(広島弁?)です。ぶるぶると震えましたけどいつものように遊歩道を歩いてきました。小動物の足跡とかに出会えるかなと期待しましたが、それには出会えませんでした。しかし、遊歩道が完成して初めての本格的な雪景色。だんだんとうれしくなって、小学生時代の自分の足跡を思い出すことができました。

 芸北町や高野町などで4メートル以上の積雪があった「三八豪雪」の時期、隣町の湯来町の小学生でした。吉和村には豪雪のため食料が緊急空輸されたというエピソードが残っているほどの豪雪でした。いま思えば、冬といえば、雪。30〜50センチ位の積雪は当たり前のイメージです。豪雪の日、小学校の担任の先生が10キロ近くを歩いて教室までたどりつかれたことを今もって鮮明に覚えています。寒い寒いなかでの温かい思い出です。(2021.01.08)

玄関前の雪景色

入所部前の雪景色

駐車場前の雪景色

遊歩道の雪景色

雪の帽子を被った椿


厳寒のキノコ

 一昨日は雪のあった場所にキノコが数本。キノコと言えば、湿度の高い梅雨時期や10月の松茸シーズンを思い浮かべるのですが、なんと1月のけさ、数本、寒そうに生えていました。一本はダウンですかね。まわりには雪の跡形も。(2021.01.06)

厳寒のキノコ

厳寒のキノコ


法人事務所の「仕事始め」は素晴らしい青空

 あけましておめでとうございます

 本年もよろしくお願いいたします

 葉をすっかりふるったコナラを始めとした雑木たちの小枝をくっきりと浮かび上がらせるきょうの青空です。玄関前の左右の門松は、通所部送迎バス運転手木原さんの手作り。門松に青空から今年が明るくなるような気配を感じます。

 今年はコロナウイルスから学んだ様々な知恵をカタチにする一年かなと思います。遮断を余儀なくされた年越しの人との出会いが、我慢や不満だけでなく、感謝や喜びにつなげられる好機に変えられたらと願います。(2021.01.04)

玄関前の空

 7時過ぎの東の雲にも惹かれました。

貝通し棟前の空


『 ごあいさつ 』

 

 皆さま、こんにちは。平成30年10月から友和の里に週3回、勤務しています常務理事の下川です。手前味噌みそですが、友和の里は豊かな自然に恵まれた楽園のような環境にあります。そこに知的な障がいのある人たちが通い(通所部)、つどい、暮らして(入所部)おられます。情緒の安定、だれもが望む安らぎのある生活にはうってつけの場だと自負しています。

 自然、とりわけコナラ達の雑木林ぞうきばやしに囲まれた景観は圧巻です。春にはみなぎる若葉に、夏にはその緑陰に、秋には紅葉と木の実に、冬には葉をふるった木立に…と、四季を通じての喜びや楽しみを味わうことができます。

 もちろん、周辺には季節を感じさせてくれる多くの花たちが彩りを添えてくれます。そうした花や風景をホームページで取り上げて少しでもここ友和の里の風を、季節を感じていただければとこのコーナーを立ち上げました。皆さまとゆったりとしたキャッチボールができますように~。(2019.08.30)



お正月準備、整いました

 今年も残すところあと5日。6日後には確実に新年を迎えます。年賀状も含めて積み残しは一切なしというお方。いやいや、年賀状も含めてあれもこれも積み残し満載というお方。生き方いろいろ、新年の迎え方いろいろですね。いずれにしても年末年始の体調管理には気をつけましょう。

 友和の里の利用者さん。とりわけ、入所部の利用者さんの約10人はこちらでお正月を迎えられることになります。親御さんを始めとしたご家族の高齢化も進み、受け入れ態勢に綻びが生じてくるのも致し方のないところです。その分、友和の里でのお正月のひとときが少しでも心あたたまるものにしなければと職員一同話し合っています。

 画像は、順番に、玄関口、通所部の玄関先、入所部の玄関先、事務所の玄関先です。玄関口の門松は仮設置で、きょうの夕方に事務所の玄関先に設置する予定です。門松、しめ飾りいずれも職員の木原さんが作ってくださいました。

 最後になりますが、8月末日からのこのコーナーを通じてご縁をいただきました皆さまにはつたない内容であったり、誤った花の名まえをお伝えしたりとご迷惑をおかけしました。ごめんなさい。これに懲りず、お付き合いを下さいますようよろしくお願いします。来年も自然の楽園友和の里周辺の四季の移ろいを皆さまにお伝えしていきたいと願っています。(2019.12.27)

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紅葉いろいろ

 おはようございます。今年の冬至は22日でしたね。気の持ち様なのでしょうか、ちょっぴり日が長く感じられる今朝でした。

 霜のおりている友和の里周辺でしたが、「寒い」というより「日が長い」という気持ちで通勤の車から降りました。

 紅葉といえば、まずは落葉樹のイメージです。しかし、すこし視野を広げてみると、ゲンノショウコの草など野原の葉っぱも美しい紅葉を見せてくれることがあります。「草もみじ」という言葉もあるくらいですから。ということで、きょうのご紹介は、事務所前で先月の友和の里まつりから花を楽しませてくれていた一本仕立ての菊の葉っぱです。なかなかの味わいでしょ。(2019.12.25)

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大峰山おおみねやま、初冠雪

 あったかいような、寒いような今年の冬です。けさはちょっと寒さを感じました。明石の峠から玖島くじま別れに向かう途中、右前方に大峰山が見えるのですが、けさの山頂あたりは雪化粧でした。週三日勤務なので初冠雪か自信がなく、麓に住んでおられる友和の里の評議員さんに電話して確認をさせていただきました。

 職場について隣の車を見ると‥。実に寒そうでした(笑)。夜勤をしている職員の車だとすぐにわかるくらい霜に覆われていました。手前に見える水滴状のつぶつぶも凍っていたのでした。きょうは良いお天気になりそうですよ〜(2019.12.23)

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令和元年もあと少し

 友和の里入所部の前庭は芝生です。その芝生が見えないほどにコナラたちの落ち葉がたむろしています。少しの風を受けてかけっこをしたりおしくらまんじゅうをしたりと楽しそうです。きょうは陽射しを受けているのでそんな悠長な見つめ方ができるのかもしれませんね。こうした日は、利用者さんともゆったりとした気持ちで会話できるような気がします。

 背景中央あたりに見えるのは工事中の遊歩道の一部です。(2019.12.20)

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霜の世界

 井上陽水の曲に「氷の世界」というのがありますが、友和の里のけさは「霜の世界」でした。軽トラのフロントガラスは霜がびっしり。こちらまでを凍てつかせるような寒さでした。

 この時期になりますと利用者さんの中にはお正月の帰省を心待ちにされている人も。逆に、保護者のご高齢などに伴って帰省が難しくなってきた利用者さんも。さまざまな現実が見えてくるのも年末年始であります。昔は、帰省できない利用者さんが少なかったこともあり、年末年始には、職員が初詣やお食事などに利用者さんをお連れして出かけることが多かったようです。このところの利用者さんの高齢化や機能低下に伴って、お出かけもお出かけ以外も含めて新たな幸せづくりを考えていかなければなりません。(2019.12.13)

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初冬の雑木林ぞうきばやし

 若葉のころの雑木林ぞうきばやしには勢いがあってとても魅力的です。しかし、初冬の雑木林ぞうきばやしもなかなかのものです。友和の里を取り囲む多くの樹々たちはほぼ落葉樹。今ではほとんどが葉をふるって青空や朝焼けをしっかりと見せてくれます。見晴らしを良くしてくれるそのサービス精神も気に入っています。掃き掃除は大変ですが(笑)。また、青空や朝焼けを背にした小枝にも風情を感じます。昔々、埼玉県の所沢市に一年だけ住んでいたことがあるのですが、ほうき仕立てのケヤキの樹々をはじめとした武蔵野の風景を連想してしまいます。

 けさの月の美しさも特筆ものでしたので玖島くじま川の川辺からパチリ。美しさを画像として捉えられませんでしたが、お愛嬌あいきょうとして〜      「なんじゃこれ」って言わないでくださいね。とっても、とっても美しかったんですから…(2019.12.12)

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初冬のたたずまいを〜

 きょうは津田にあります佐伯せせらぎ園に出かけて来ました。園の手前の広場の落葉樹はほぼ葉っぱをふるっていました。落ち葉同士が寒さを防ぐためにカラコロカラコロ「おしくらまんじゅう」をしているように見えました。(2019.12.6)

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念願の遊歩道構想が着々と

 おはようございます。きょうの友和の里は素晴らしい青空です。このところ、朝晩寒かったり、逆に、日中は暑くて服装選びの難しさを感じる日々が続いています。道ゆく人たちも、ダウンジャケットをはおる人がいれば、ポロシャツ一枚の人もおられますよね。

 ところで、入所部の東側ではここ一週間、遊歩道開設に向けての工事が進められています。画像で見えるコースは車椅子の利用者さんも楽しめるゆるやかな勾配で、道幅も広めにとっています。完成は年度内の予定ですが、利用者さんも職員もその完成を心待ちにしています。(2019.12.4)

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暦は12月

 12月はご存知のように師走と呼ばれています。「師」が忙しくて走り回るから師走だとか、僧侶が仏事のために動き回るから師走だとか言われていますが、私の12月はお母さん方がよく走り回っているといったイメージがあります。

 画像は少し前に、島根県大田市石見銀山にある群言堂という雑貨屋で店員さんのお許しをいただいてパチリしたものです。いかにも働き者という感じが微笑ましくて〜  疲れをためないように、風邪などひかないように、交通事故などに遭わないようにしてお正月を笑顔で迎えたいものですね。(2019.12.2)

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コナラの葉っぱ、変身中

 コナラの葉っぱの色イメージは茶色、あるいは、黄色。しかし、赤い色にも変身するのです。いいえ、していたのです。晩秋の山に彩りを添えてくれています。晩秋の山はおもしろいのです。デリケートなのです。(2019.11.27)

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今週開け、午前7時の友和の里の庭先です

 かすかな風にコナラの葉たちが舞っています。きょうの掃き掃除は「やめた」「やめた」と決断させてくれた風景でした(笑)。どうせ、風が巨大なホウキを持ってどこかへこの落ち葉たちを運んでくれるのでしょう〜

 喜んでいるのは落ち葉がやがて腐葉土となり、栄養分を思いっ切り吸収するコナラたちかな。自然のサイクルに感心しきりのけさでした。

 利用者さんの何人かが来年のカレンダーを気にされる頃になってきました。利用者さんの何人かは自分の部屋にお気に入りのカレンダーを貼っておられます。ある人は大相撲のそれを貼って楽しんでおられます。皆さん、お風邪を召されないように。(2019.11.25)

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落ち葉のなかにツルリンドウの実が〜

 友和の里の裏山でパチリ。鮮やかなこの実は「ツルリンドウ」です。だんだんと色を失うこの時期の身近な野山での一服の清涼剤的な出会いでした。(2019.11.22)

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友和の里の裏山に遊歩道が新設されます

 以前にもご紹介させてもらったことがあると思うのですが、友和の里の裏山は画像の通り雑木林です。広葉樹が多く、いまは下草と落ち葉に覆われています。ここに、利用者さんたちの健康維持、情緒の安定などを願って全長453,7メートルの遊歩道を設けようというものです。この冬、第1期工事。来年度に第2期工事を予定しています。広葉樹の木立も魅力的ですが、野鳥のさえずりも楽しみです。けさはメジロの地鳴きを聞くことができましたよ。(2019.11.20)

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週明けのけさの友和の里の庭です

 職場に着いて荷物を置き、パソコンを立ち上げて、さあこれから竹ぼうきを持って落ち葉を掃こうと思ったら雨がポツポツと…。放送から「朝食の準備ができました。食堂に集まってください」という呼びかけが聞こえてきます。利用者さんの服装も次第に冬服が増えてきました。

 画像奥に見えます真っ赤に紅葉しているもみじもまもなくすると葉をふるうことでしょう。しっかりと観ておかなくちゃ。

 通勤も友和の里に近づいてきますと、道路に枯れ葉たちが増えています。先ほども前を走る車が枯れ葉をき散らしていました。通勤途中の車窓からも、職場の窓辺からも冬の訪れを感じるようになってきたきょうこの頃です。(2019.11.18)

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もみじの紅葉、今が盛りです

  カメラ(タブレット)を向けているあいだもハラハラと美しいもみじが落ちてきました。霜が解けて水滴が一点に集まりその重みで落下するのかなあと勝手に思ってみたりしました。(2019.11.15)

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小楢こならの葉も一気に黄色に色づき始めました

 ツタやハゼ、うるしなどに遅れをとったものの、友和の里を囲む小楢こならたちもようやく色づいてきました。葉が少し厚いために遅れをとったのでしょうか…。

 さあ、これからが大変です。小楢こならの木の下はかすかな風でさえ落ち葉が舞い、掃き掃除が大変になってきます。「ここ友和の里は自然に恵まれた楽園です」とこのコーナーを立ち上げた時にしたためたことが軽率だったとちょっぴり、いいえ、たっぷりと後悔プラス反省をしている今朝の好天の下です(笑)。(2019.11.15)

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秋の桜を

早朝の友和の里の玄関先に今年もひっそりと桜の花が開いています。一昨日の「友和の里まつり」で気づくのが遅れてしまったのですが今年も咲いていました。普通、11月の桜の開花となりますと意外性を覚えますが、去年も咲いていましたので、逆に、期待感を持っていました。

秋桜と言えば、コスモスですが、秋の桜となると、寒桜? 冬桜 ? ? 要するに桜の種類は不明です。いいえ、不勉強でした。(2019.11.12)

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令和元年11月10日、静と動

  1枚目の画像は玖島くじま川から北東の山並みを見上げての風景です。雲海でしょうか。そして、2枚目は…、そうです。「友和の里まつり」での利用者さんのステージの風景です。ここ最近の早朝と真昼の温度差くらいの違いを感じた一日でした。

 本日のまつり、快晴の秋空のもと大盛り上がりでした。下友田町内会が出店してくださった香ばしい匂いの焼き鳥と焼きそばや友和地区女性会の湯気とともに次々に運ばれたうどん。にじのえき特製のぜんざい。あおぞら手作りのドライカレー。保護者会のお父さんたちが焼いた焼き芋などなど、さまざまなバザーやステージも含めて全部このページにその熱気を盛り込んでお届けしたい気分です。そうそう、ステージは終始にぎやかでしたよ。迫力ある万勝太鼓に華麗な河津原神楽団の演舞。丸石こどもの家や友和保育園、津田保育園の皆さまの歌声。さらには、地元シンガーの皆さま。加えて、飛び入りの自称歌手の方々。ご近所の小野さんの素晴らしい写真展示や職員の作品コーナーもありました。これらの盛り上がりと熱気のすべては、地元の人たちや福祉施設、ボランティアの方々などのご協力があってこそ。皆さま、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。おかげさまで、利用者や職員にとりまして思い出深い楽しいまつりとなりました。これからもお付き合いのほどどうぞよろしくお願いします。(2019.11.10)

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色づき始めた野ばらの実

 きょうは立冬。立冬の意味は、初めて冬の気配が現れてくる日なんだそうです。わたし的には今週の月曜日から冬を意識し始めました。といのも、玖島くじま川の川辺で初霜に出会ったからです。

 さて、きょうの野ばら。友和の里の周辺に多く自生しています。園芸種の華やかな薔薇ばらに比べるとなんとも地味で、花の時期と実が目立つちょうどこれからの冬場の時期以外は「ある時」以外には滅多に気づきません。その「ある時」というのは、野山を散策している時に痛みを感じるその時です。トゲがやたらに多いのです。小傷と同時に「あっ、野ばらにやられた」となるわけです。

 あさっては「友和の里まつり」。ぜひともお越しください。作品展示あり、バザーあり、屋台あり、ステージ発表あり、そして、豪華景品あるかもの餅まきあり ですよ。あわせて、豊かな自然があなたをお待ちしていま~す。(2019.11.8)

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きょうも抜群の秋日和

 雲が見当たらないけさの友和の里です。東の山稜さんりょうからグッドタイミングでの日の出を、逆光承知でパチリ。足もとには桜の落ち葉。霜が水滴に変わったばかりをパチリ。

 昨日は廿日市市はつかいちしの実施監査でした。市の担当職員さんとともに公認会計士さん、社会保険労務士さんも来所。こちらは車両の運行日誌も含めありとあらゆる書類・資料類を用意。諸準備は大変でしたが、友和の里がより良くなるためのワンステージ。実際、20項目あまりのご指摘をいただきました。地域とつながり、透明性を高め、質の高いサービス体制をより一層整えていかなければなりません。(2019.11.6)

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初霜にぶるぶる

 玖島くじま川の川辺です。7時前ですが出勤途中、川沿いを散策、いえ、ウォーキングされている人たちがおられ、その中に友和の里の元役員さんも歩いておられます。いつも声かけをさせていただくのですが、けさは川霧が立っていたので車から降りてのあいさつ前の一枚です。野の草の名まえは不勉強です。ごめんなさい。

 川霧の画像は中央あたりの煙と一緒くたになっていますが、煙はすくも焼きでした。いずれにしても、冬の到来を思わせるようなけさの気配。皆さん、くれぐれもお風邪など召されませんように~。(2019.11.5)

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はっぱのささや

真っ赤に紅葉した櫨(はぜ)の2枚のはっぱ。2枚のはっぱの並びは、斜めに見ると「11月ですよ」とささやいているようでした。茎までも真っ赤です。(2019.11.01)

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にらめっこ しましょ♬

だるまさん だるまさん にらめっこしましょ

笑うと負けよ あっぷっぷ♬

 なつかしい遊び歌です。

 さて、今回のだるまさんたち。友和の里陶芸班の利用者さんと職員が日々、丹精を込めて造っている手作りオリジナル作品群です。だるまさん一人ひとり(?)とにらめっこをするとそのおどけた愛嬌と目力、視線に思わず あっぷっぷ になってしまいました。(2019.10 .31)

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はぜ紅葉

 友和の里手前約1キロあたりにあるはぜの木です。紅葉絶頂とまではいきませんが日ごとにその色を増しています。赤と緑のコントラストの妙もたまりません。

 またまた関東や東北では大雨に見舞われました。中でも千葉県は9人の死者が出るなど甚大な被害を被っています。テレビでしきりに映し出されていた茂原市は私が約40年前に暮らしていた生活圏でした。市役所周辺など見覚えのある景色にやりきれなさを覚えました。亡くなられた方々のご冥福とともに、今も復旧活動に汗している被災者の皆さんの一刻も早い復旧をお念じ申し上げます。(2019.10.28)

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四季のおめかし 秋色七景

野山の草木は日ごとにみごとな化粧直しを続けています。順番に

蔦(ツタ)

アキノキリンソウ

漆(うるし)三色

アオツヅラフジ

皆さまのおめかしはこの秋、何色ですか?(2019.10.25)

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桜の葉が日ごとに色づいています

 きょうは友和の里の玄関前の桜の木を見上げてのアングルです。撮影技術が伴わないので本来の美しさを引き出せません。こんな時は「実物が一番」ということにしています。うしろの大きな木はコナラの木です。ドングリの実を今も降らせてくれています。

 反省です。本欄の立ち上げに際してのコメントのなかで「~友和の里は豊かな自然に恵まれた楽園のような環境にあります。~」としたためているのですが、実は楽園に思えない時間帯もあるのでした。これからは紅葉、そして、落葉が始まります。要するに間もなくすると枯れ葉との格闘が待っているのです。先日の台風19号に伴う強風時にその予行演習をやらせていただいたのでした(笑)。(2019.10.23)

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番外編 五日市の夕焼け空です

朝夕の冷え込みが進むなか、朝焼けと夕焼けがその魅力を増してきました。極楽寺山の稜線りょうせんがくっきりはっきりと見渡せました。地元の公民館まつりの片づけをおえてからのワンショット。(2019.10.20)

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ねこじゃらし と あかのまんま

 津田付近のあぜ道で見かけました。ねこじゃらしは正式名がエノコログサ。あかのまんまは  イヌタデ。どちらも俗名の方がピンときますね。 ねこじゃらしは幼友だちの首筋や腕あたりに当てて気持ち悪がったり驚いたする姿を見て喜んでいました。あかのまんまはやはり幼いころに「ままごとごっこ」をするときにご飯に見立てて遊びました。田舎では男児も時々ままごとごっこに呼びつけられていました。今風に言えば、男女共同参画型社会を先取りしていたのでしょうか(笑)。

 心洗われたニュースの紹介をさせていただきます。昨日のヤフーニュース 11:52配信の「重度障害の男性、60年来の夢実現 小学校で授業と給食 児童ら「かなえてあげたい」(毎日新聞)」です。

検索できる環境にある方は

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191017-00000022-mai-soci  

(2019.10.18)

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地域の愛情にはぐくまれて

 今年も津田小学校近くにある「津田・四和ふれあいまちづくりの会」  のさつまいも畑に6名の利用者さんと出かけてきました。目的は芋ほりでしたが、秋晴れのもと施設を離れてのドライブ気分もなかなかのものでした~

 この芋ほり、地元の 「津田・四和ふれあいまちづくりの会」  のボランティアさんが友和の里の利用者さんに芋づくりを楽しんでもらおうと苗植えまでの諸準備。苗植えから本日の収穫までの見守りや草抜きなどの管理をしてくださっているのです。ですから友和の里はまさに「おいしいとこ取り」。深謝です。

 画像のさつまいもたちが本日の収穫です。天ぷらとしてスライスすると食パンくらいの大きさになりそうなほどでっかい芋もありましたよ。

 さつまいもは天日干しのあと、友和の里の食卓に。そして、11月10日の「友和の里まつり」で焼き芋として参加者に安価で販売される予定です。

  「津田・四和ふれあいまちづくりの会」  の皆さん、たくさんのさつまいもたちと貴重な体験をありがとうございました。(2019.10.16)

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山のなかでもひときわ目につく朴の木

 北海道や東北地方の一部では初霜が降りたとのことですが、こちら友和の里のけさは抜群の青空に恵まれています。 出勤日には画像にある北側の山を見渡しながら正面の門を通るのですが、ここ半月ばかり目に入る樹木があります。それが「朴の木」です。画像ではわかりづらいのですが、建物(通所部)上部の中央やや左側あたりに位置しています。

 5月の若葉のころにはクリーム色の大きな花をつけて楽しませてくれます。落下後には果実と言いましょうかこれまた大きな実をつけているのです。葉っぱそのものも大きく否が応でも目に飛び込んでくるのです。その朴の木はじつはここ友和の里のあちらこちらに自生していて、性格はおとなしいかどうかはわかりませんが、とにかく目立ってしまうのです。幹の肌も美しいのです(笑)。

 岐阜県の飛騨高山ひだたかやまには朴の葉の上に味噌みそとともにネギや山菜などを乗せた郷土料理、朴葉味噌みそがあります。約40年前に独特の七輪の上で食した記憶があります。若かったなぁ、あの頃は…。(2019.10.16)

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自然界は緑から赤・茶に

 けさの友和の里の園庭です。朝早くから出勤されている送迎の職員さんの掃き掃除でしょうか、そのお人柄をあらわすように3か所に落ち葉やドングリの実たちが集められていました。台風の影響か、枯れ木も混じっていましたが、桜の赤い葉っぱが目を引きました。まもなくすると園庭の紅葉も色づき、そして、「友和の里まつり(11月10日)」が近づいてきます。

 それにしてもこのたびの台風19号。雨台風とも呼ばれていますが、実に広域で、甚大な被害をもたらしました。死者も日ごとに増えて今現在、11県で58人。住宅浸水、約8000棟。堤防の決壊も37か所と報じられています。それでも全容の解明にはほど遠く、とりわけ中山間部の被害状況の解明には相当な日数がかかるようです。

 尊い命を失われたお方やそのご家族に対しまして哀悼の意を表すとともに被災者のお一人おひとりに平安な暮らしが一刻も早く戻ることを願うばかりです。(2019.10.15)

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色づいた柿と群青の空を

 農園の柿の実が食べごろの合図を送ってくれた今朝でした。空は素晴らしい群青色。友和の里自慢の空です。

 きょうは施設長と吉和にありますウッドワン美術館に出かけてきました。先月まで開催されていました『動物写真家・浅尾省五と野生の仲間たち』の展示物の中から2点を浅尾省五さんから寄贈を受けたのです。一枚はシロクマ。もう一枚はカンガルー。どちらもほほえましい親子の大型写真です。帰園してから施設長はどこに展示しようかと迷っていましたのでまもなく常設の運びになる予定です。

 なお、ご存知の方も多いと思いますが、浅尾省五さんは地元浅原のご出身の写真家です。作品になるまでの苦労をご本人さまから伺いましたが、なにせ被写体がこびを売らない、ジッとしていない中での一瞬だけに、全神経を注がれた渾身こんしんの作品群の中の貴重な2点です。常設展示になれば、近日中にアップの予定です。(2019.10.11)

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なつかしい「すくも焼き」に出会えました

 窓を開けて浅原に向かって進んでいると~ 

 鼻から幼い日々がよみがえってきました。辺りを見渡すと刈り取って日の浅い田んぼの一画から煙が立ち上っていました。稲を刈り、脱穀し、もみすりをするときに出る「すくも=もみがら」の匂いでした。

 年輩のお方だったら記憶にあると思いますが、このすくも、枕の中身として、鶏卵のクッション役として活躍していましたね。(2019.10.02)

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隠れた佐伯の彼岸花ひがんばな群落を

 数日前に三人の職員さんや評議員さんから佐伯支所の北側に彼岸花ひがんばなの群落があるよという情報をいただいていました。先週は友和の里の理事会や評議員会などがあって出かけることができませんでした。彼岸花ひがんばなの花期は短いので気になっていました。

  佐伯支所から少し北に上っていくとそこには真っ赤に燃える花たちが徒党を組んで咲き誇っていました。 花上地区の田園風景を背に、それはそれは見事な群落でした。一輪二輪の彼岸花ひがんばなの花も風情がありますが、この大集団の咲きっぷりは実にあっぱれ。大あっぱれでした。このところ4日連続で雨マークの予報が外れ彼岸花ひがんばなにとってもうれしい誤算だったのではないかと思いながら花上を後にしました。

 ちなみに、広島県内の彼岸花ひがんばなの群落は吉舎町きさちょうの地域一帯が有名ですが、この秋は残念ながら鹿による食害で散々だったと言われています。

 また、全国的には埼玉県日高市の巾着田きんちゃくだの「巾着田きんちゃくだ曼珠沙華まんじゅしゃげ公園」が知られています。公園の名まえに「曼珠沙華まんじゅしゃげ」が入っているくらいですから、その数、実に500万本。別名「赤い森」とも呼ばれているそうです。(2019.10.02)

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明日からの10月を控えてのごほうび

 きょうの友和の里事務室に、通所部の職員室に入った途端にうれしい芳香が…。金木犀きんもくせいの枝が職員の八田さんによって活けてあったのです。彼岸花ひがんばなの花が彼岸の日を1週間すぎて一気にやる気を見せる中、少年心をくすぐる金木犀きんもくせいの香りが嗅覚を通して襲ってきました。今年の秋のごほうびでした。

 明日からは10月。令和元年度もいよいよ折り返しだぁ~

 本欄「四季の移ろい」も開設して丸1ヶ月になりました。初歩的なミスもありましたが、なんとかかんとか楽しみながら担当させていただいています。閲覧数も390とのこと。これからも四季の風をここ友和からぼちぼちお届けしましょう。(2019.09.30)

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すすきを意識する時期になりました

 おはようございます。「すすき」を見ると次の二曲が頭のなかに流れてきます。

 『旅の宿(吉田拓郎)』 と『昭和枯れすすき(さくらと一郎)』です。この頭の持ち主は おじさん ではなく、 すでに おじいさん の域に達していますね。

 前者の歌いだしは「 浴衣の君は すすきの かんざし~♩  」 後者は「 貧しさに 負けたぁ~♩   」

 朝から失礼しました!

 ところで、現段階のすすきは、かんざしになりません。枯れすすきでもありません。友和の里周辺のすすきは花をつけたばかりの初々しい新鮮なすすきです。寒暖差の激しかった9月ももう少し。(2019.09.27)

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 台風一過、大事に至らずホッと

 皆さまのご自宅や職場、学校、公園などでは被害はありませんでしたか。夜中には猛烈な風の音を聞いて何度も目覚めましたが、同居のわが両親は「まったくわからんかった」と。「まったくぅ~」でした(笑)。

 友和の里の庭の片隅には枝や葉っぱ、どんぐりたちの残骸があちらこちらに。また、下駄箱周辺にも葉っぱが吹き飛ばされていました。

 どんぐりで思い出しました。(2019.09.12)付の本欄でタイトルを「どんぐりころころ どんぐりこ」としています。そのことについて、福祉施設に勤めておられる方から次のご指摘をいただきました。

 どんぐりこ ではありません。 「どんぶりこ」ですよ。

 今回もありがたいボールを投げ返していただきました。ちょっぴりうれしい、ちょっぴりほろ苦い返球でした。(2019.09.23(秋分の日))

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秋の訪れは空から 野から

 「天高く馬肥ゆる秋の訪れを…」 私が小学生のころ、運動会になると朝礼台に立った教育長からだったか、校長からだったか、あるいは、町長の口からだったか、時節の挨拶としてほぼ確実に聞いていたフレーズです。時は流れ、そのフレーズは昨今ではほとんど聞けなくなりました。

 余談ですが、 当時の運動会は秋が定番でした。昼時には家族ごとで弁当を広げて運動会の戦績をさかなにワイワイと歓談していました。弁当の中には松茸まつたけやコウタケがその芳香を漂わせていました。それよりは何故か、ハムやソーセージのほうがごちそうに見えた記憶が…。今だったらねぇ~

 それにしても、けさの友和の里周辺の秋空は先のフレーズをよみがえらせてくれるほどの青さでした。おまけに、みこし草の別名を持つ「げんのしょうこ」の赤花も。場所は旧佐伯町越峠。(2019.09.20)

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 訂正とおびを

 いちにちの中で、日中の暑さとともに朝夕のご褒美のような心地よい秋風に癒される時候となってきました。

 本欄(2019.05.22)付でご紹介しました「ながみひなげし」について、川柳の先輩である堀内健さん(北広島町大朝在住)から先日、ご指摘をいただきました。

 あの黄色い花は、「ぶたな」といって、フランスでは「ブタのサラダ」と呼ばれている植物だよ…と。

 ありがたいご指摘でした。有り難うございました。ついでに調べてみたのですが、別名「タンポポモドキ」とも呼ばれているそうです。とにかく、すごい繁殖力で芝生さえ駆逐するのだとか。

 野の花が好きでこの「四季の移ろい」を引き受けていますが、実際の花の名まえ、詳しい事柄は素人です。これからも誤った花の呼び方や情報提供などをした場合には、気軽にご指摘ください。これも立派な「キャッチボール」のひとつですから(苦笑)。

 本日のおしまいに、「どんぐりのたまり場」を一枚。(2019.09.17)

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明日は中秋の名月

 友和の里の昼食は月1回の行事食でした。二人の栄養士さんが3カ月も4カ月も前から利用者さんの笑顔が見たくて準備を進めておられました。煮物は里いもを丸くした満月型。お月見ゼリーはゼリーの中に餅つきをしているうさぎさんが。満月を見上げてうさぎが餅をつく姿を連想できる人たちって何歳くらいの人たちでしょうか?

 栄養士さん、厨房ちゅうぼうの職員さん。ご馳走ちそうさまでした。(2019.09.12)

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どんぐりころころ どんぐりこ お溝に填(は)まあって さあ大変 ♪

 友和の里周辺は「どんぐり」の宝庫ですよ。お庭のあちこちで出会えます。すべてありのまま。あるがままです。

 一人(一個)で落ちてくるどんぐり。兄弟姉妹(2~5個くらい)で落ちてくるどんぐり。建物内に風を使って軟着陸するどんぐり。蜘蛛くもの巣に救われるどんぐり。青いままのどんぐり。秋色におめかししたどんぐり。それぞれのどんぐりがまるで会話を楽しんでいるように見えるんです。

 論より証拠。いいえ、論より画像を~。(2019.09.12)

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令和初の彼岸花ひがんばなとの邂逅かいこう

 いつものように玖島くじま川沿いを車で帰宅途中、なんだか赤い花が見えたような…。山の辺のためうっすらと見えにくかったので一旦引き返してみると、凛とした顔つきの 彼岸花ひがんばな でした。ほかではこの秋の彼岸花ひがんばなを見ていないので何だか得をした気分になりました。6日の本欄でも、黄金色の稲田とのコントラストについてしたためたばかりだったので尚更でした。

 人との出会いも、野の花との出会いも、時々、「邂逅かいこう」と言ってもいいような恵みを覚えることがあります。(2019.09.09)

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秋の七草 はぎの花に魅了

 朝晩にはようやく秋の気配を感じるようになったと喜んでいましたのに昨日のうだるような、まるで真夏の猛暑を思わせるストロングな暑さには閉口しました。私はたまたま地元地区の敬老会でしたが汗びっしょり。小学校の体育館での開催ということもあって、シャツにもズボンにも汗の跡がくっきり。

 その翌日の通勤路に出会ったはぎ(山はぎ)の花。しだれ気味の赤紫色の花房たちに「やっぱり」今は秋なんだと思わせてもらいました。

 友和の里周辺ではこれから秋の絵の具が選り取り見取りになっていきますよ~(2019.09.09)

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附近の稲田は黄金色に染まってきました

 一昨日の昼下がり、旧佐伯町下友田の乙丸地区で見かけたこの秋最初の 稲刈り風景でした。もう少しすると彼岸花の花たちがあちこちに忽然こつぜんと出没。黄金色と彼岸花の真っ赤な色とのコントラストは絶妙です。けれど、最近では品種の変化か、稲刈りがとても早くなった気がします。台風がきませんように~ (2019.09.06)

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秋は駆け足

 園の周辺にはくりの木が多くあります。湿度の高い時期にはムンムンとした生臭い匂いをき散らしていました。その時期から約70日間。グングンと成長していました。ちいさい秋のちいさいくりの実をどうぞ。

 桜の葉はせっかちの代表格です。夏色から秋色に一枚いちまい塗り替えていきます。柿の葉もせっかちさんですが、見つけるのが楽しみなきょうこの頃。歩いてのわき見は許せますが、運転中のわき見は厳禁ですよ。(2019.09.04)

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雨上がりのヘクソカズラ

 昨日から9月になりました。友和の里のあちらこちらにフェンスがあります。そのフェンスのあちらこちらによじ登ろうとする植物が・・・。「ヘクソカズラ」です。古名はクソカズラ。別名ヤイトバナ。滋味ある花のわりにひどい名前を与えられたものです(笑)。葉や茎が独特の悪臭を放つものですからその名がついたと容易に想像されますが、晩秋にはこれまた渋い実を付けてくれます。季節は実りの秋へ~ (2019.09.02)

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こちらも以前に職員向けとして作成したものです。

 

今朝はヤマユリをお届けします。  

 会議室の窓辺から見えます。 ぜひどうぞ~  (2019.05.29) 

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 こちらは以前に職員向けとして作成したものです。

 

おはようございます。今朝は友和の里もふくめた友和周辺の画像を~ (2019.05.22) 

①田んぼの周りで一斉に咲いていた ながみひなげし です。外来種の一種でポピーの仲間だとか。

②コナラの芽にできる 虫こぶ。 ナメラリンゴフシ とも呼ぶそうです。

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『 ごあいさつ 』

 

 皆さま、こんにちは。平成30年10月から友和の里に週3回、勤務しています常務理事の下川です。手前味噌みそですが、友和の里は豊かな自然に恵まれた楽園のような環境にあります。そこに知的な障がいのある人たちが通い(通所部)、つどい、暮らして(入所部)おられます。情緒の安定、だれもが望む安らぎのある生活にはうってつけの場だと自負しています。

 自然、とりわけコナラ達の雑木林ぞうきばやしに囲まれた景観は圧巻です。春にはみなぎる若葉に、夏にはその緑陰に、秋には紅葉と木の実に、冬には葉をふるった木立に…と、四季を通じての喜びや楽しみを味わうことができます。

 もちろん、周辺には季節を感じさせてくれる多くの花たちが彩りを添えてくれます。そうした花や風景をホームページで取り上げて少しでもここ友和の里の風を、季節を感じていただければとこのコーナーを立ち上げました。皆さまとゆったりとしたキャッチボールができますように~。(2019.08.30)



合歓ねむ 三姉妹

 今年の梅雨は時々大型の青空を提供してくれます。また今夜からは雨降りの予報ですが、けさは青空の似合う合歓ねむの花をどうぞ。しかも三姉妹です。

 廿日市はつかいち宮内あたりではよく見かけるようになったのですが、ここ友和の里周辺ではもう少し後かなと思っていました。先々週に見たときにはまだつぼみが固そうでしたから。三つの花は恥じらうように咲いていました。(2020.06.29)

合歓(ねむ)


紫式部の花です

 沢辺に一本だけ自生しています。つぼみを見せてくれてから開花まで時間がかかりました。沢音とともに淡い紫色に癒されるのです。(2020.06.26)

紫式部(むらさきしきぶ)


あけびの中間報告

 日差しのおかげで、雨のおかげで順調に育っています。利用者さんに食べてもらいたいのですけど、それまで、野鳥たちに気付かれませんように〜。場所は、利用者さんにも職員さんにも、そして、野鳥たちにも秘密にしておきます。(2020.06.19)

あけび


山つつじの花は次から次へと〜

 夕方からまた雨降りに…ということで、遊歩道を歩いてきました。一昨日もしたためたように多くの花たちは散ってしまいましたが、山つつじの紅色は1か月あまりも咲き続けています。緑一色になりかけている山裾で一人あらがっているようで「ファイト」とエールを贈りたい気持ちになります。(2020.06.17)

山つつじ

(撮影日:6月17日)

山つつじ

(撮影日:5月27日  同じ山つつじでも微妙に色合いが違うのですよ)


いつもは穏やかな沢音が〜

 一昨日、昨日と相当量の雨が降ったのでしょう。いつもは心地よい沢の音を聞きながらの散策も、けさは急かされるような沢音でした。4月、5月に咲き誇った野の花たちの中には着実に実をつけたものがあります。たとえば、がまずみやエゴノキ。今は目立ちませんが日ごとに実をふくらませています。

 けさはうれしいことに毎朝、早朝ウオーキングをされているご近所に工場をお持ちの方と東コースを一緒に歩きました。初めてのことでしたが、植物の話に花が咲き、朝から楽しいひとときを過ごすことができました。

 花たちも一段落、けさは雨上がりの葉っぱにレンズを向けてみました。(2020.06.15)

あけびの新葉

(あけび色とでも言いましょうか、その色でわかる五つ葉あけびの新葉)

ぜんまい

(色鮮やかなぜんまいのノコギリ葉)

新葉

(名称不明、いいえ、不勉強ですが、沢の近くでキラキラ輝いていました


ねじき

 一昨日まで珍しい樹があるんだなぁと遊歩道の東コース入り口にある白い鈴蘭すずらんを思わせる花をつけた一本の樹がどうにも気になっていました。一本の小枝に10個前後の純白の花をり下げているのです。エゴノキではないし、花の時期も違うし…。いろいろと人に聞いたり、ネットで検索をかけたりしていました。それが昨日、やっとわかったんです。「ねじき」という樹でした。

 けさも雨上がりの遊歩道や西側別荘地あたりを歩いてみますと、おもしろいことに珍しいと思っていたねじきが10本あまりもあったのです。花に特徴があるので次々に見つけることができました。一箇所に何本かあるのではなく、その10本あまりはそれぞれに点在していました。おそらく、野鳥が実を運んでそれぞれの適地で根付いたのかなぁと思います。

 森の中を歩いていると雨音が聞こえてきます。雨が降っていなくても水滴が落ちてくるのです。葉っぱにとどまっていた水滴が僅かの風でバランスを崩して葉っぱから離れて落ちてくるのかなぁ〜。勝手なたわ言でした。(2020.06.12)

ねじき

(撮影日:6月12日)

ねじき

(撮影日:6月10日)


きょうから梅雨入りですか?

 いきなりですが「麦秋ばくしゅう」をお届けします。昭和26年、小津安二郎監督による原節子主演の映画『麦秋ばくしゅう』ではありません。玖島くじま川沿いでけさ見かけた佐伯町峠の風景です。なんと言っても空の色。本当にきょう入梅にゅうばいなんですかと思ってしまいますよね。

 6時45分でしたが、対岸では雉子きじが朝食中なのか、ウオーキング中なのか、ゆったりと歩いていました。雉子きじってあまり飛ぶイメージが私の中にはないのです。でも、麦秋に、雉子きじのウオーキングに、朝から何だかツイているような気がしました。(2020.06.10)

麦秋(ばくしゅう)

雉(きじ)

(コンクリートの護岸の上の黒い鳥が雉子きじです。見えにくくてすみません)


週明けの空は群青

 素晴らしい空の色です。一か月前に日々感動していました若葉たち。一か月もすると随分ふてぶてしくなりました(笑)。日焼けのせいでしょうか。それとも、虫たちに食べられたらいけないという虫対策としてのふてぶてしさなのでしょうか。人間に当てはめれば「厚顔」。植物だと「厚葉???」。

 群青の手前の白い花は小栗おぐりかな。やがて、梅雨とともに蒸せるようなくりの花の匂いが友和の里の森に充満するのでしょうか。(2020.06.08)

小栗(おぐり)


コナラの大木候補生。今年2年生になりました

 遊歩道のあちこちにいろんな植物たちが昆虫や野鳥とともに生きています。散策のたび、あふれんばかりの生命力をいただいているんですよ。

 きょうは理事会。土曜日の理事会は異例です。コロナウイルスの感染予防対策として、通所部の利用者さんが不在のきょうとなりました。理事会では、昨年度の事業報告と決算が主な協議内容。昨年度の環境整備の一環として、この遊歩道も報告されました。もちろん、健康増進、情緒の安定などの効果も期待されていることも。(2020.06.06)

小楢(こなら)の新芽(しんめ)


生きもの三姿

 けさは友和の里周辺で出会った生物をお届けいたします。

モリアオガエルの卵?

(モリアオガエルの卵だと思うのですが…。自信はありません)

ヒョウモンモドキ?

(天然記念物のヒョウモンモドキかも。いいえ違います。ツマグロヒョウモンかも)

なめくじの親分

(ウルトラQに登場した怪獣ナメゴンか? いいえ、なめくじの親分です。あまりの大きさにたまがされました。ひのき園手前付近で) 

 少しグロテクスすぎたので、目正月を。(2020.06.05)

あじさい

(一昨日の山あじさいの接写です)


梅雨を促す山あじさいのむらさき

 友和の里の西側には何本かの小さな沢があります。沢音を聞きながらの散策も至福のひと時です。けさはその途中で山あじさいに出会いました。沢辺にひっそりと咲いていた紫が梅雨入りを促しているように見えたのです。沢辺にはウツギの花たちも多く見かけられます。

山あじさい

 入所部の階段近くではスイカズラの花に再会。スイカズラは、ご存じの方も多いと思いますが、漢字で書くと「忍冬」と書くようです。寒い冬を忍んで咲いてくれたのだと思うと途端に親しみを抱いてしまいます。また、スイカズラは芳香を発することでも知られていますね。(2020.06.03)

忍冬(スイカズラ)


薄紅の山百合ゆり

 建物のすぐ近くに六輪の百合ゆりが。北広島町あたりでは、この薄紅色の山百合ゆりのことを「ごうらん」と呼ぶそうです。梅雨入り間近の友和の里に一服の清涼剤。白い百合ゆりと少し異なる風情と色気
を感じた昼下がり。暦はきょうから6月です。(2020.06.01)

山百合(やまゆり)


けさも白い花を〜

 まずは初夏を代表する白花、の花、ウツギです。友和の里周辺のあちこちで咲き始めています。

空木(うつぎ)

 こちらは不勉強で、名称不明です。遊歩道から白いかたまりが見えたので駆け上がってみました。

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 駆け上がる途中、小さな小さな花に出会いました。洋ランに似た艶やかな色合いでした。大人の風格ですね。こちらも名称不明です。

百合(ゆり)

 けさは幸運にも遊歩道でこんな出会いに恵まれました。キンモンガというです。(2020.05.29)

キンモンガ


百合ゆりが今年も咲いてくれました

 けさは家を出る前から山百合ゆりの開花を予想していました。昨年の開花が5月29日でしたからそろそろかと…。下草が水分を含んでいたのでズボンはれましたがそんなことは気にせず突進。今年も朴の木ほおのきの根元に二輪。陶芸室の裏あたりの斜面に一輪。こちらはつぼみでしたが薄紅色でそれはそれで魅力的でした。

山百合(やまゆり)

山百合(やまゆり)

山百合(やまゆり)

 うれしいことがもう一つ。タニウツギの花です。この時期の花たちはほとんどが白です。そんな中、この濃い紅色は目をきつけてくれました。

谷空木(タニウツギ)

谷空木(タニウツギ)

 オマケです。松の木にニョッキリ。サルの腰掛けの子どもでしょうか。松茸まつたけだったらいいのになぁ〜(笑)。友和の里周辺の大自然は時々思わぬプレゼントを用意してくれています。

 一昨日のバラに似た花、やはり「山イバラ」と言ってバラ科の花でした。どうも気になって、広島市植物公園の「緑の相談所」で教えていただきました。(2020.05.27)

サルの腰掛け(サルノコシカケ)?

サルの腰掛け(サルノコシカケ)?


日々、新しい出会いがあるんです

 色とりどりの若葉が目を楽しませてくれたのも束の間、今ではすべての若葉が「緑色」に集結しているという感じのここ友和の里の風景です。そうした中で、周辺の野山に咲く花たちが新たな楽しみをもたらしてくれています。

 この時期は清楚せいそな白い花が多いように感じた今朝でした。(2020.05.25)

アマドコロ(アマドコロとの出会いにドキリ。別名キツネノチョウチン)

山茨(やまいばら)

山茨(やまいばら)(名称不明。山の中ですから園芸種ではないと思います。誰か教えてくださ〜い)


見えますか

 けさも木漏れ日のなか、『緑のそよ風』を口ずさみながら遊歩道を歩いてきました。空は真っ青で気持ちの良い散策になりました。きょうは幸運にも朴の木ほおのきの花に出会えました。しかし、カメラとの距離は遠く… … ヒントはやや左側です。一輪だけなのでよくよく目を凝らして見てくださいませ。

 オマケに朴の木ほおのきの若木の若葉をお付けします。(2020.05.22)

朴木(ほうのき)

朴木(ほうのき)の若葉


早苗とぶたな

 仕事帰りの玖島くじま川沿いからの風景です。薫風くんぷうにそよぐ早苗たちに心が落ちつきます。近くの田んぼでも田植えをされている方がいらっしゃいました。土手の黄色い花は、昨年5月22日に名まえを間違えてご紹介した「ぶたな」の群生です。ここの地主さんは年に何度も草刈りをされるので咲き競い始めた今をパチリしました。(2020.05.20)

早苗とぶたな


果実を口にするとエグいので「エゴノキ」

 友和の里は雑木林ぞうきばやしの中にあります。ですから様々な樹種や野草に恵まれています。けさ確認できたのですが、今月末あたりに開花するだろう山百合ゆりつぼみがふくらんでいました。また、このところよく話題にしています朴の木ほおのきにも大きなつぼみがふくらんでいました。但し、朴の木ほおのきのほとんどのつぼみこずえにあるためドローンでも使って撮影しないと皆さまへの画像のお届けは難しそうです。
 さて、本日はエゴノキのご紹介です。真っ白いつぼみが下向きでたまご型。愛くるしい姿が微笑ましくもありました。(2020.05.20)

エゴノキ


ミズキの木

 友和の里の西側、遊歩道西コースの入り口付近にミズキの木があります。下草の多い少しうっそうとした場所にありますので根元に近づくことはできません。先週あたりからそのミズキに白い花がほぼいっせいに咲き始めました。おもしろいことに水平に近い形で花をつけているのです。

 どうも気になって調べてみますと、別名がテーブル・ツリー。樹形からくる名前のようです。しかも、花を水平に並べているのは、昆虫たちに受粉をさせやすいように、また、種を遠くに運んでくれる鳥たちを呼び込むためにだとか。自然の摂理と言いますか、もの言わぬ植物にも企てがあるということを教えてもらった今朝でした。(2020.05.18)

水木(ミズキ)


電柱と見違えそうなほどまっすぐな朴の木ほおのきです。

 画像の中央やや左側にある背の高い樹木が朴の木ほおのきです。野山を歩くと思わぬ樹木や花たちに出会います。けさの朴の木ほおのきの発見もそうでした。見る僅かな立ち位置によって、見つめる思いのあり様によって風景や気づきが変わってきます。

 そうそう、けさはさらに、白が当たり前と思っていた一昨日のツクバネウツギに黄花があるということも発見でした。ほかにも、虫と思われるいたずらや、な、な、なんだというつぼみか果実に出会ったりもしましたよ。(2020.05.15)
朴木(ほうのき)

衝羽根空木(ツクバネウツギ)

巣ごもり

巣ごもり(細工のしやすい若葉のこの時期を狙ってか、巣ごもりをなさっているのでしょうか)


ツクバネウツギ(衝羽根空木)の季節

 けさは完成間近の遊歩道をこれまでとは逆に、東コースから西コースへと歩いてみました。目についたのが画像の花、ツクバネウツギです。あちこちで花開いていました。(2020.05.13)

衝羽根空木(ツクバネウツギ)

蝶

(住所・氏名不明のちょうに出会いました)


朝露スリーショット

 おはようございます。土曜日、日曜日と雨続きでしたが、週明けのきょうは素晴らしい青空に恵まれました。友和の里を取り巻く大自然もいっぱいの雨を受け、つい先日まで裸木だらけの野山も若葉に覆われています。

 職場に着いての楽しみがまたひとつ増えました。これまでにもお伝えしてきました完成間近の遊歩道歩きです。けさは靴底に粘っこい土が張り付いてはいましたがアドレナリン噴出のひとときでした。見る木、観る樹、眺める風景すべてが新鮮なのです。シャッターチャンスの連続。

 一日でも早く、利用者さんに遊歩道を歩いて欲しい、楽しんでもらいたいと思った今朝でもありました。(2020.05.11)

ガマズミ

朴木(ほうのき)

朝露

朝露

サンキライの照葉

(サンキライの照葉とほやほやの実。晩秋には赤く色づきますね)


どこを見ても若葉、若葉の友和の里です

 実に気持ちの良い朝です。昨夕からの冷気が少し漂っていた友和の里の遊歩道(工事中)をゆっくりと歩いてみました。途中、「朝食の準備ができました」という入所部職員の声以外は自然そのもの。

 何種類かの野鳥のさえず囀りが心地よく耳に入ってきました。野鳥の種類はわかりませんが、いくつかの群れがいるようでした。

 遊歩道西コースでは多くの朴の木ほおのきに出会えます。今はちょうど葉芽から若葉が顔を覗かせ始めた時期でもあります。朴の木ほおのきの幹は白っぽく美しい肌をしているので見つけやすいのです。以前、朴葉ほおば味噌みそのことについてふれていますが、その他に、朴歯ほおば下駄げたや和包丁の柄、まな板などにも使われていて暮らしに近い樹木のようです。

 それにしても、出会う風景のすべてに若葉、若葉がまばゆいばかりの魅力を見せつけてくれています。連休で数日間ぶりの再会だったのでなおのこと若葉たちにきつけられた朝でした。

 事務所に戻った途端、現実に。玄関周りや床、窓ガラスなどの清掃や消毒を丁寧かつ徹底的に行なっていました。このところの日課になっています。コロナ禍によって、われわれの生活スタイルも確実に見直しを迫られていますね。(2020.05.08)

朴木(ほうのき)の若葉

朴木(ほうのき)の若葉

朴木(ほうのき)の若葉

(逆光のなか、若葉が輝いていました 右下は入所部生活棟)


カレンダーをめくりました

 4月はまさに「コロナ禍」一色でした。だから、4月のカレンダーを破り去る一瞬、ぼくの中に喜びに近い何かがありました。一刻も早い終息を迎えますように〜

 いよいよ友和の里遊歩道の全容が見えてきました。西コースの工事も急ピッチで進み、東コースとのドッキングも間近に迫ってきました。落葉樹の若葉も日に日に広がっているんですよ。(2020.05.01)

通所側遊歩道

入所側遊歩道


自分らしいリズムも大切に

 外出自粛やNO三密と世の中は新型コロナウイルスの拡大防止に躍起です。極端に言えば、新型コロナウイルスと人類の戦いと言っても過言ではないでしょう。

 けさは少し早めに山に入ってきました。これまでにも何度か紹介してきました友和の里の遊歩道、西コースです。予定のコースのど真ん中に大きな石が出て、工事に携わる職員さんが困っておられました。その工事現場の周辺にはさまざまな花が咲いていましたよ。若葉も大きく伸びていましたよ。

 ややもすると、コロナウイルスの対策で硬直しかけた頭をほぐすには自然とふれあうのも一策かと思います。時々は自分らしいリズムを取り戻したいものです。(2020.04.27)

遊歩道西コース

もみじいちご花

(チクチクとトゲで人間との濃厚接触を防いでいた?長葉もみじいちごの花)

がまずみの花

(朝日を浴びながら咲いていたがまずみの花)


友和の里すぐそばの梨畑です

 梨の花が咲き始めています。初秋にはみずみずしい梨がたくさん実りますように。数えてみると4ヶ月先には食卓に。ということはお盆過ぎあたりかぁ。ゴクン。(2020.4.24)

梨畑(なしばたけ)


今年も「代掻き(しろかき)」が始まりましたよぉ〜

 友和の里で職務を終えて一路自宅へ。県道の栗谷くりたに河津原線を西に下り始めると玖島くじま川手前あたりから視界が広がり左右に田んぼが見えてきます。ちょうど最初の田んぼでのワンショットです。もちろん、あらかじめ許可を得ました。山裾のコバノミツバツツジには許可を得ませんでしたが…。(2020.4.22)

代掻き(しろかき)


コバノミツバツツジいっせいに開花

 友和の里では新型コロナウイルスの感染防止対策に躍起です。マスクの着用を始めとして、いわゆる「3つの密」の自粛、さまざまな消毒、繰り返しての換気、汚染度の違いを明確にしたエリアの区分、面会や外出外泊時のルール化などなど、目に見えない敵と対決中なのです。かく言う私も本日から弁当持参。ソーシャルディスタンスも意識した弁当をマスクを外しながら食べましたよ。

 このところの自然界の動きはメキメキという音が聞こえてきそうなほど活発です。まずは小楢(コナラ)です。まだ目立つほどではありませんが枝先の芽がグングンと膨らんでいます。次に沙羅(夏椿)です。デスクからも独特の木肌が数本見えますが、いまは若葉がスッとりりしく立つ感じで伸びています。周辺の植物たちがスクラムを組んで春の行進まっただなか!

 画像は遊歩道の西端につながる入り口に咲くコバノミツバツツジです。皆さまも春先の山の木として馴染なじみ深いのでは〜。松枯れによって随分と減ってはきましたが、この付近では今もあちこちで目を楽しませてくれています。(2020.4.21)

コバノミツバツツジ


春の贈り物、続々

 友和の里のあちらこちらに春の贈り物が届けられていましたのでご紹介を〜。(2020.04.10)

わらび

(ご存じ、わらびが駐車場近くに7本、美味しそうな顔をしていました)

西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ)

(農場近くに鮮やかな紫色。西洋十二単セイヨウジュウニヒトエかなぁ〜と思うんですけど…。)

菫(スミレ)

(このスミレは少し薄暗い西斜面でひっそりと咲いていました)


微かな風に誘われて〜

 友和の里の中庭に咲く桜の花びらが微かな風に誘われてハラハラと舞い散っています。新年度に入ってずっと私たちの目を楽しませてくれた桜の花たち。来年の開花までどのような友和の里の成長ぶりを見てくれるのでしょうか。

 高齢化、重度化した利用者さんの歩行に連れ添う訪問リハビリの理学療法士さんは、毎日のように、数人の利用者さんとこの桜の樹の下を行ったり来たりで姿勢の矯正を、健康の増進を、あるいは、情緒の安定を目指してくださっています。通所の利用者さんも日々、この桜の樹に出迎えられ、見送られています。お一人おひとりにとって、日々がかけがえのない物語なのです。その物語のステージとなるのがここ友和の里なのです。

 そうそう、けさの友和地区は一面の霜でした。春の訪れは甘くはありません。皆さん、新型コロナウイルス対策とともに、日ごろからの健康管理にご留意を。(2020.04.06)

桜(さくら)


友和の里は桜に包まれています

 敷地内の桜がいっせいに咲き誇っています。完成間近の遊歩道東コースには山桜とサンシュユ(山茱萸)も満開。あちこちを歩くのが楽しみになってきます。
 3月30日にアップしました「一面のたむしば」。4月1日の仕事帰り、明石のとうげから東向きの山々にカメラを向けてみました。こちらも相当な「一面のたむしば」でしたよ。小雨が降っていましたが、通行中の何人かも携帯でたむしばの群生を画像に納めておられました。余談ですが、1日の夕方のNHKニュースで天気予報士の勝丸恭子さんもこの「たむしば」について紹介されていました。(2020.04.03)

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(明石のとうげから眺める圧巻のたむしば群生  撮影日:4月1日)


桜の開花は新年度に合わせて〜

 新年度の始まりは雨降りでした。それでも、友和の里の庭にある桜の木はこの日に合わせるようにほぼ満開。

 充実した令和2年度の友和の里の日々でありますように…。新型コロナウイルスが一刻も早く終息する世界の街角でありますように…。(2020.04.01)

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一面のたむしば

 おはようございます。廿日市はつかいち方面から県道30号線を北上していますと明石のとうげ手前左手の山々一面にたむしばの花が咲き誇っていました。そのたむしばは旧佐伯町に入ってからもその勢いは衰えず、友和の里から見える南側も画像の通りあちらこちらに咲いていました。

 けさはもう一つのビッグニュース。友和の里に到着する直前にたぬきに出会ったのでした。興奮して30年あまり勤務の職員さんに報告したところ、「なんぼうでもおりますよ」とのこと。さらにその彼は、「見てください。いのししがあちこちをこうして荒らしているんですよ」と、つい少し前に作ったと思われる痕跡を案内してくれました。落ち葉の下で活動を始めたみみずを探し回っているのだとか。

 春は植物だけでなく、野生の動物たちをも冬の眠りから目覚めさせているようです。ただ、人間だけは、新型コロナウイルス蔓延まんえんのため春の訪れに喜びを爆発させることができないでいますね。(2020.3.30)

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雨のなかの野いちご

 若葉が美しいですね。目に染みます。雨天を「あいにく」と呼ぶことが多いのですが、きょうの雨天には感謝。しずくも若葉の成長を促してくれているようです。(2020.3.27)

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早春の謎

 友和の里の事務所から見える山のあちこちにこぶしの花たちが多く咲いています。明石のとうげ周辺でも、吉和に抜ける山沿いでもあちらこちらで見かけることができる早春の代表的な山の花です。実は「こぶし」と言い切ってよいのか迷いを感じています。それは「たむしば」というよく似た樹木があるからです。山に入って、花びらやがくを見てみないと判別しがたいのです。以前に旧湯来町の古老から「この辺のはたいていがたむしばじゃろう」と教えてもらったことがあります。いずれにしても、春の足音が野から山から聞こえてくるきょうこの頃です。

 千昌夫せんまさおが育った岩手県にはこぶしの花が多かったのかなぁ…。(2020.3.23)

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(うっすらとしか見えませんが多く見かけられます)


遊歩道西側コースも本格着工

 これまで数回にわたりご紹介してきました東側コースに加え、西側コースも重機を入れて工事再開です。画像はちょうど入り口に当たる箇所です。こちらのコースは、コナラや朴の木ほおのきをはじめとした落葉樹に、馬酔木あせびなどの灌木かんぼく、さらには、ヤマユリやツルリンドウなどの花たち、木苺きいちごやサルトリイバラなどなど多くの植物に恵まれています。数種類の野鳥のさえずりも楽しみを増幅してくれます。来年度の完成が今から待ち遠しい今朝でした。(2020.3.18)

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一面の銀世界

 銀世界と言っても路面に雪はなく少し迫力に欠けます。しかしながら、樹々は綿帽子をかぶってようやくの冬景色。3月も中旬ですが、冬の意地を見た思いです。(2020.3.16)

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きょうは「友和お寿司の日」

 本日はボランティアグループ「三興もみじ会」さんによるお寿司の日でした。今年で11回目のお寿司提供。利用者さんは、毎年、この日を心待ちにされて、朝からソワソワされていた人たちも…。

 三興もみじ会さんは、地元佐伯町保曾原に昭和24(1949)年度から昭和44(1969)年度まで開校していた三興中学校(津田町、浅原村、四和村の組合立)の最後の卒業年次の総勢10人の仲良しさん。皆さん若々しく動きはスピーディー、笑いの絶えない美男美女ぞろい。しかも、内お二人はバリバリの板さんでチームワークは抜群なのです。

 今年度は、予想もしなかった新型コロナウイルスの拡散もあり、これまで利用者さんの目の前で寿司作りを実演していただいていましたが、厨房ちゅうぼうのみでの衛生面重視の調理になりました。しかし、来年度は再びお元気な「三興もみじ会」の皆さんによる実演付きの「お寿司の日」に戻していただきたいものです。来年度もよろしくお願いいたします。最後になりましたが、御馳走ごちそうさまでした。とっても美味しかったです。(2020.3.11)

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陶芸作品の紹介です

 1月24日の本欄で、陶芸室窓辺のミニギャラリーのことを取り上げました。そのことについて、もっと詳しい内容を教えて欲しいという数人の方からのご要望がありましたので、最新のミニギャラリーを改めて紹介させていただきます。

 きょうも素晴らしい青空です。その青空を背に樹々の芽が日いちにちとふくらむこのところの友和の里です。また、玄関周辺でムカデの縮小版のような虫にも出いました。そういえば、先週の5日は啓蟄けいちつでしたね。春の足音が聞こえてきそうです。鼓笛隊こてきたいを引き連れながら〜。(2020.3.9)

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隣接する梨園の緑が日ごとに濃くなっています

 昨日と打って変わって、素晴らしい青空に恵まれた今朝の友和の里です。次年度に向けた諸準備も日ごとに慌ただしくなっていくデスクです。

 友和の里『四季の移ろい』は新型コロナウイルスに負けないぞ!と強がっている今朝でもありましたぁ。今月から職員は出勤簿に体温を記入しているのですよ。(2020.3.6)

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3月2日午前7時の東の空です

 私の地区の3月の公民館便りを見てビックリ。予定表の上からばつ印がずらり。さらにその上から「中止」の文字。予想以上のイベント自粛の嵐です。そんな下界のことを知ってか知らないでか月日は着実に進んでいきます。

 けさの日の出どきは、下界の 空気を読んだのでしょう、モヤに覆われていました。ちょっぴり幻想的でしょ。(意地悪クイズ:右下の電柱の左上辺りの野鳥、わかりますか。)

 最新ニュースで、ウイルス対策には、換気が重要とのことでした。

 本欄『四季の移ろい』がちょうど半年を迎えました。お陰さまで1500あまりの閲覧をいただいています。拙い文章に、不確かな植物名、見にくい画像などまだまだ不十分な点が多いのですが、とにかく、友和の里周辺の豊かな自然を、暮らしぶりを多くの人たちに知っていただきたい、その一心で続けてきました。「植物名が違うよ」とか「友和の里の風景は自分の故郷に似てるんよ」というようなメッセージをいただいたり、北海道や千葉県の友人、川柳をはじめとした趣味の皆さん、地区民児協の民生委員さんなどから「見ているよ」といったコメントで元気をいただいています。これからも多くの、さまざまなキャッチボールをよろしくお願いします。(2020.3.2)

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霜柱 薊(あざみ) 野鳥 そして 抜群の群青

 おはようございます。けさの友和の里は猛烈に冷え込んでいました。入所棟東側の整備中の遊歩道を歩いていますとパラパラと静かな音がしていました。よくよく耳を傾けてみると斜面に霜柱が。その霜柱が崩れ落ちるその音でした。「霜解けて地固まる」とは須藤所長の一言。

 夏には悪役レスラーのようなあざみのしおらしい姿を発見しました。霜を衣装にして大人しくしておられました(笑)。その複雑怪奇な冬バージョンの葉形がとても魅力的に映っていた今朝のあざみさんでした。

 友和の里は野鳥にとっても楽園だと思います。画像に収めることは出来なかったのですが、けさの僅かの散策中に3種類の野鳥を見かけました。

 それにしても、新型コロナウイルスの猛威、その拡大には驚かされます。公私にわたってのイベントも次々に中止に…。待ち遠しい春の訪れを素直に喜べない今年の2月の終わりになりそうです。(2020.2.28)

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雨あがりのご褒美は

 しずく16兄弟との出会いでした。後ろの建物は、友和の里に入居されている32人の暮らしのステージです。(2020.2.26)

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山々が笑い始めてきましたよ〜

 けさはどんよりとした空模様です。天気予報では夕方から雨になるだろうと予報をしていましたけど、もう少し早めに降ってきそうな気配です。

 友和の里周辺の落葉樹たちの枝先に春の予感を見てとることができます。枝先が動いているなとその活気を感じます。枝先の色もこのところグッと明るくなってきました。人間で言えば血液が体内を、落葉樹たちで言えばこれまで休眠状態だった樹液が樹内を駆けめぐり始めたようです。あたたかい日が続けば、若々しい緑色の葉っぱたちが、さまざまな新しい花芽たちがわれわれの目を楽しませてくれることでしょう。見渡す山々が笑い始めてきました。

 けさの画像は、「松の切株にこけの座布団」です。(2020.2.25)

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馬酔木の花も開き始めてきました。

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冷え込みはパリンパリン♪

 明石の垰を越えた頃から吉和方面の山々が白く連なっていました。昨日は休みだったのですが、「きのうは友和の里直前の坂道がちょっと怖かったです」とデスク隣の所長情報。坂道付近は左右に木立があって陽が差しにくく路面凍結しやすいのです。昨日がこの冬一番の冷え込みでしたね。

 けさは雪こそ見られませんでしたけど、水たまりに氷が張っていました。パリンパリンに。霜の強い日は落葉樹の木立が白くなっていて少し幻想的な雰囲気を醸し出します。

 画像1枚目。正面左手の白い建物は通称「貝通し棟」と言って、日中、約20人の利用者さんが職員とともに、瀬戸内に浮かぶ牡蠣かきいかだの養殖用の採苗さいびょうり下げを作っておられるところです。

 画像2枚目。友和の里入り口門扉もキンキンに冷えていました。

 画像3枚目。可愛い霜柱(2020.2.19)

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週明けはちらちら小雪でした

 けさは友和の里の農園の白梅が開いているだろうと張り切って、事務所の暖房と自分のパソコンを立ち上げて急行しました。やはり咲いていました。但し、ほんのちょっとだけ(笑)。よく見かける西広島バイパスの地御前野坂周辺や宮内畑口あたりの梅は6〜7分咲きでしたが、ここ友和の里では1〜2分咲きといったところでしょうか。その代わり、ゆっくりと梅の花を長く楽しめると心のバランスをとっておくとします。

 国内では新型のコロナウイルスによる肺炎(COVID19 )の患者が相次いで報告されています。心配です。特に、集団生活を送っているわが友和の里など福祉施設ではその動向が案じられるところです。

 さて、今夕からは上空の強い寒気の影響で平地でも積雪が見込まれるとのこと。皆さんも、インフルエンザや先の新型ウイルスにご用心を。まめな手洗いとうがいが効果的とのことです。(2020.2.17)

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暖冬盛り

 おはようございます。けさの中国新聞の天風録に次の短歌が載っていました。

のび盛り生意気盛り花盛り 老い盛りとぞ言はせたきもの  築地正子

 それにしてもこの冬はどうなっているのでしょうね。昨日の日中はポカポカ陽気。花見気分を誘うような暖かさでした。まさに暖冬盛りと言わせるほどの今年のぬくさ。

 そんな気持ちもあって、きょうは出勤後、パソコンを立ち上げてすぐに、友和の里から西に約200〜300メートル先にある「ひのき園」をめざして散策をしてきました。実はふきとうを探してみたのです。

 ありましたぁ〜(2020.2.14)

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つぼみがふくれ始めました

 つい数日前に、「うんともすんとも言わない」と梅のつぼみに対して失礼なことを言いましたが、ごめんなさい。着実につぼみをふくらませ始めてくれました。

 きょうは昼過ぎから雨になるという予報でしたが、9時過ぎから小雨が降ってきました。植物たちにとっては春を招く恵みの雨になりそうです。(2020.2.12)

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背景によって趣きが変わります

 見慣れたここ友和の里の玄関先の風景。こけむして雑草のあまり生えない一画があります。けさは朝日の方角にその一面を見ていると、時折り、霜の解ける水滴と日差しがクロスするのかキラキラとまるで宝石のように輝いていました。同じ一画でも山かげを背に見てみるとこうした豊饒ほうじょうには出会えませんでした。

 転じて、人も、誰かを背にして自分を見ると輝き方が異なるのかなぁ。(2020.2.10)

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2月もきょうで一週間

 月日がスキップしています。2月ということで友和の里の農園内にある3本の梅の開花を確認してきました。が、やはり固いつぼみたちばかりでした。廿日市はつかいちや五日市の街中では紅梅や白梅の花をちょくちょく見かけるのでそろそろここ友和の里でもせっかち君の梅の花に出会えるのではないかと期待していたのですが…

 農園内としたためたのは画像の通りフェンスの中に農園があるからです。いのししたちが農園の野菜を狙っているのです。この辺りはいのししにとっての楽園でもあります(笑)。

 けさは幸運なことに、きつつき(啄木鳥)が木をたたく音を聴くことができました。毎秒およそ20回もの速度で打ち付けるとのことですが、わたしの隣のS職員さんいわく「そんなスピードで打ち付けて脳震とうを起こさんかねぇ」。朝から愉快なひとときをいただきました。

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(うんともすんとも言わないけさの梅のつぼみたちでした)


よぉ冷えるねぇ

 送迎の運転をされている木原さん、朝の早い牛乳屋さんの開口一番の挨拶が見出しのことばなのでした。違う口から出た同じことば。それくらい今朝のここ友和の里は冷え込んでいました。でも、冷え込んだからこそ出会える風景もあります。

 画像の藪柑子(やぶこうじ)です。園内のやぶのなかからちょこと顔を覗かせてくれていました。葉っぱにはうっすらと霜を背負っていかにも寒そう。寒いだけに、赤い実ひとつが気持ちをあたたかくしてくれた今朝の藪柑子やぶこうじからのプレゼントでした。因みに、藪柑子やぶこうじは別名を十両と呼ぶそうです。千両、万両と比べると格下感がありますが、その分、親しみも増してきます。「十両、風邪をひきんちゃんなよ」(2020.2.5)

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オニライスをいただきました

 きょうは行事食でした。理事長をお誘いして食堂に。大皿に盛り付けられていたのは、オムライスならぬオニライスなのでした。友和の里に集う一人ひとりの今年の厄除けは間違いなし!

 栄養士さん、季節にふさわしい献立、ありがとうございました。(2020.2.3)

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番外編:四季が丘の虹

 一昨日は、友和の里を3時に退出。車はちょうど四季が丘を通り抜けようとする時でした。東方面に画像の虹がくっきりと現れていました。「いい仕事をしているかい?」、「親孝行をしているかい?」、「安全運転をしているかい?」、「いい人生を送っているかい?」。虹はそんなことを言ってくれているような気がしましたヨ。

 今朝はのうが高原の入り口手前あたりから小雪が舞っていました。友和の里に着いて周辺を見渡してみましたが霜が降りている気配はなく、雪と霜は一緒にやってくるわけではないことを学ばせてもらいました。

 きょうは「社会福祉法人理事・評議員研修」に6人の理事・評議員で広島駅周辺まで出かけてきま〜す。

 1月がいに(逃げ)ます。明日からは2月。(2020.1.31)

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春の訪れは足もとから

 友和の里の敷地はずいぶんと広いのです。きょうの昼食に春巻が6切れ、出ました。中華風のスープも出ました。酢の物も。ボリュームたっぷりでしたが完食しました。美味しかったです。と、まるで小学1年生の日記みたいですね(笑)。

 そんなメニューもあって先ほど遊歩道の工事現場まで歩いてきました。ふと、足もとに目をやると、仏の座に犬のふぐり、のみのふすまがトリオで花開いていました。春がちょっとずつ接近しているきょうの友和の里情報でした。(2020.1.29)

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週明けのきょうは激しい横雨です

 画像は事務室の南側の窓ガラスです。庭先のコナラの枝先が揺れ動いています。また、窓ガラスの水滴がほかの水滴を避けながら幾筋も滴っています。

 それにしても雪が降りません。なんだか、春近しという気配の友和の里近辺です。しかし、きっと冬の逆襲がありそうですね。(2020.1.27)

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陶芸室窓辺にミニギャラリー

 一昨日の午後、陶芸室の東側窓辺にアートな空間が登場。この日は、明るい陽射しが差し込んで、ミニギャラリー越しに陶芸班の一人ひとりがキラキラ輝いて見えました。

 一方、心を込めて造られた作品たちも見つめられることでその一つひとつが浮き浮きしているように感じられました。(2020.1.24)

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やぶのなかの宝石たち

 霜のお手伝いも有って、冬の朝の木の実たちはべっぴんぞろいです。じつにあでやかなんです。友和の里の北側のフェンスすぐそばの今朝のサルトリイバラ(別名、サンキライ)と青ツヅラフジの実たち。(2020.1.22)

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小楢(こなら)の真骨頂

 16時からの打ち合わせが終わったのが17時50分。玄関先から西の空を見ますとご覧の通り、うすいあかね色を背に小楢こならの繊細な枝先がその優しさを見せつけてくれていました。きっと土の中では、細い細い根がうずうずと春の訪れを心待ちにしているんでしょうね。

 明日からお天気は下り坂のようです。(2020.1.21)

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「とんど」

 比較的おだやかな日和での今年のとんどでした。今年の年男、年女8人による点火で幕開け。書き初めや注連しめ飾りなども燃やして全員の無病息災をお願いしました。竹はありがたいことに今年もご近所の方の提供を受けることができました。ありがとうございました。

 竹の大きくはぜる音に驚く利用者さん、おののく利用者さん、われ関せずの利用者さんといろいろでしたが、いずれにしても、全員が健康で幸せいっぱいの今年でありますように〜(2020.1.18)

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寒い朝です 初氷です

 けさの明石の峠は上りも下りもどの車ものろのろ運転でした。目で確かめられるくらいの霜が道路を覆っていましたから。

 友和の里に着いても画像の通り初氷に、厳しい霜に覆われていました。午前7時の気配です。画像一枚目の背景にあるのは18日に予定されている「とんど」の準備で、昨日、職員が組み立てていました。

 津田から通う職員は送迎車の添乗のためけさの出勤が早かったのですが、津田辺りでは雪がちらちらしていたとのこと。

 北海道の友人はこの時期、この程度の霜や氷で…と笑うかもしれませんけれどぉ、皆さん、風邪にはくれぐれもご用心ですよ。(2020.1.15)

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1月の草紅葉

 霜が解けてしっとりとしたスイバ(酸い葉)の葉っぱ。鮮やかで美しい赤色も混じります。すべてが赤に染まらないのが自然の妙。撮影の手もかじかむ真冬なのに緑もきりりと健在です。

 そうそう、みなさんはこのスイバ。スカンポと呼んでいませんでしたか。おフランスでは、ソレルと呼ばれ、野菜として食べられているようです。そういえば、高知城近くの日曜市でも売られていました。(2020.1.14)

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新年会の続きです

 午後の部では、なんと「友和の里神社」が出現しましたよ。利用者さん全員がおみくじを引き、ニ礼二拍手一礼のような(細かいことは言わんのんよ)儀式を行い、宮司さんに似た職員から大麻(おおぬさ)で一年の無病息災をはらっていただきました。また、利用者さんは同時に、獅子舞ししまいの大口にも食べられていました(笑)。中には、怖くて近寄れなかった人も。いずれにしても、利用者さんの笑顔を引き出したい思いでの職員の工夫にあっぱれを贈りたいと思います。(2020.1.10)

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健脚向けの遊歩道も着々と整備中

 これまで皆さまに紹介させていただいてきました東側遊歩道と合わせまして、西側からの遊歩道も整備が進んでいます。東側コースが平坦へいたんで車椅子対応なのに対しまして、一方の西側コースは勾配のあるいわゆる健脚向け。来年度中には、友和の里の施設群の裏手でつながる予定です。沿道沿いへは、果樹を植栽するなど夢やぬくもりをさまざまな形で盛り込んでいきたいと職員も今から張り切っています。

 本日はこれから友和の里の成人式を兼ねた新年会です。開運みくじや利用者さんの書き初めの展示などいろいろな趣向が用意されているようでそわそわ。お天気も祝ってくれているようで次第に明るくなってきました。今年もいい年になりそうです。いいえ、いい年を創っていきましょう〜(2020.1.10)

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乱入? それとも 闖入ちんにゅう

 けさの突風はひどかったですね。通勤途上の玖島くじま別れ近くではバス停のポールが倒れていたほどでした。

 さて、わが職場である友和の里の玄関に入ろうとしたところご覧の通りの状況でした。間違えました。玄関先があまりの変わり様だったため、外用の掃除機で掃除を一旦は済ませたのでした。ところが、強風は止まず、再び玄関先をのぞいてみたところが画像のあり様でした。2枚目の通所部の玄関先も同じあり様。朝来た時はもっともっと酷かったんですよ。

 きょうは風の好き勝手を許してやりましょうか。(2020.1.8)

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あけましておめでとうございます

 旧年中はお付き合いをいただきましてありがとうございました。心より感謝申し上げます。今年も充実した、そして、新鮮で、楽しい、明るい友和の里のお知らせや画像をお届けしていきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

 今年の一日いちにちがご健康でご多幸でありますように〜

 一枚目の画像の招福のねずみは陶芸班の作品です。二枚目の画像は友和の里の第三者委員会の上杉直實委員の手作り作品です。上杉委員は約40年にわたって切り絵を趣味として続けておられるとのことです。(2020.1.6)

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『 ごあいさつ 』

 

 皆さま、こんにちは。平成30年10月から友和の里に週3回、勤務しています常務理事の下川です。手前味噌みそですが、友和の里は豊かな自然に恵まれた楽園のような環境にあります。そこに知的な障がいのある人たちが通い(通所部)、つどい、暮らして(入所部)おられます。情緒の安定、だれもが望む安らぎのある生活にはうってつけの場だと自負しています。

 自然、とりわけコナラ達の雑木林ぞうきばやしに囲まれた景観は圧巻です。春にはみなぎる若葉に、夏にはその緑陰に、秋には紅葉と木の実に、冬には葉をふるった木立に…と、四季を通じての喜びや楽しみを味わうことができます。

 もちろん、周辺には季節を感じさせてくれる多くの花たちが彩りを添えてくれます。そうした花や風景をホームページで取り上げて少しでもここ友和の里の風を、季節を感じていただければとこのコーナーを立ち上げました。皆さまとゆったりとしたキャッチボールができますように~。(2019.08.30)



来年が明るい年でありますように〜

 雨上がりの遊歩道を歩くと裸木の小枝に雨粒が垂れていました。その一粒ひとつぶに青空が映っていて、なんだか来年が明るい年になりそうな予感がしました。

 きょうは、通所部にとって今年最後の通所日です。また、事務所にとっては仕事納めになります。入所部は32人中10人が、グループホームは7人中4人がそれぞれ残られる予定です。残られる利用者さんはできるだけ楽しいお正月が過ごせるように職員がいろいろ工夫や配慮をさせていただきます。(2020.12.28)

遊歩道から見た空

遊歩道から見た空


ハッとしたコナラの葉っぱ

 雨上がりにひときわ艶やかな色合いに出会いました。それは若木のコナラの葉っぱでした。色を失ったこの時期の雑木林に花が咲いたようでした。(2020.12.25)

コナラの葉っぱ


霜 霜 霜。オマケにつらら。

 けさの冷え込みは一きわでした。7時出発予定の送迎車を運転される木原さんは、「フロントガラスがパリパリに凍っていて湯をかけたんですよ」とおっしゃっていました。確かに、落ち葉の上を歩くと、パリパリ、サクサクした感触。乾いた空気のなか、足先が冷えるまでは心地の良い早朝を楽しめました。

 県内では、コロナ感染者数が増加しています。いつ誰が感染するかわからない情勢です。集団生活を送っている福祉施設では職員全員ピリピリしています。一人の感染から瞬く間にクラスターが発生する確率が高いからです。一日も早く安寧の日々が戻ってきて欲しいものですね。今年も残すところ僅か。皆さまもどうかご自愛なさいますように。(2020.12.23)

防護柵の霜

     (遊歩道東コースの防護柵。キンキンに冷えていました)

玄関前の霜

     (玄関の門扉の上側も凍みていました。水滴がそのまま凍って…。)

葉っぱの霜

     (草木の葉っぱたちにも霜は容赦なく…。)

つらら

     (こちらは入所部食堂西側です)


ほとけのざの赤紫色が春を呼んでいます

 けさもよく冷えていました。降霜のなか、嬉しい色に出会いました。遊歩道を歩いていますと数種類の野鳥たちにも出会います。雑木林ぞうきばやしの多くが葉をふるっているので見通しが良いのです。この時期にはこの時期の楽しみ方があります。(2020.12.21)

ほとけのざ


友和の里はうっすら雪化粧

 けさはうっすらと雪が積もっていて大喜びでした(笑)。早速、遊歩道を2往復してしまいました。一応、手袋を用意しているのですが、着ける間もなく、カメラをパチパチ。(2020.12.16)

石組み

(元雪だるま? 玄関口のこま犬?)

玄関口

(ちょうど7時の友和の里玄関口)

遊歩道

(けさの遊歩道は歩くのがもったいなかったです)

遊歩道

(遊歩道にとっても初めての雪景色でした)

やぶこうじ

(紅一点。雪に囲まれた十両、別名やぶこうじ)

梨畑

(隣地の梨畑にも小雪が舞っていました)


晴れた日にはことのほか〜

 葉をふるった友和の里遊歩道は見通しが良くなりました。遠くまで見渡せます。きょうは西コースで珍しい石組みに出会いました。遊歩道から数メートル先にあるのです。神の宿り場か、動物の寝ぐらか、と思わせるような造りです。

石組み

 西コースをさらに東に進んでほぼ同じ場所で十両(やぶこうじ)と万両の実を見つけました。少し前まではさまざまな植物で繁って気づくことができなかったのです。それだけに喜びも倍加ってもんです。(2020.12.11)

十両

万両


ちょうど一週間前の残月

 早朝、残月がはっきり見えたので玖島川くじまがわ沿いからパチリ。車から降りてみると、吐く息が白くなっていました。この冬の雪はどうだろう… スタッドレスタイヤはいつ頃装着したらいいだろう… などと思わせる時期になってきました。広島県内でコロナウイルスの感染者が増えてきました。万全の対策を取らなければ、と思いつつ、こればかりは、いくら対策を講じても防御のしようがないところもあります。万一、感染したとしても非難の対象にだけはしたくないですね。もちろん、要心するに越したことはありませんが…。

残月

 (2020.12.02 06:52)


すっかりハマっています

 友和の里に勤めて3回目の冬を迎えています。冬の景色は「冬枯れ」とか「草枯れ」、「殺風景」とか言われがちですが、どっこい、変化に富んだ景色が広がっているのです。それは早朝、しかも、よく冷え込んだ日。何気ない道端がステージです。野の草たちと霜のハーモニーは実に見事です。アザミの葉っぱと霜のハーモニーもいいだろうなぁ。(2020.12.07)

霜の降りた野草

霜の降りた野草


山イバラの実です

 日ごとに色を失っていく友和の里の周辺です。あれだけ沢山あったガマズミの実は姿を消してきました。野鳥が食したのでしょうか。私が口に入れても美味しいのですから無理もありません(笑)。ポリフェノールたっぷりだし。しかし、群生していたところのガマズミが一気に消えているのを見ると、心ない園芸好きの人が根元からバッサリ持ち帰られたのか… と思ってしまいます。

 きょうは山イバラの実の紹介です。見るからに堅そうで野鳥たちも口にしないのかもしれません。色もなんとなくくすんでいて野鳥へのアピール度が弱いのかも? 花が魅力的なだけにその落差を感じさせてくれます。(2020.12.04)

山イバラ


夜勤職員の車のフロントガラスです

 けさはこの冬一番の冷え込みだったのでしょうか。ご覧の通りです。通勤の車窓から見える田んぼは霜で白く見えました。皆さまも健康管理にご留意を!風邪は万病のもとと言いますから。(2020.12.02)

霜の降りたフロントガラス

 オマケに霜の降りた野の草も。霜がひげ状なのです。冬でも葉は呼吸をしているのかなぁ?

霜の降りた野の草


わが遊歩道から見えるほうの名

 多くの落ち葉が葉をふるうと見通しが見違えるほど良くなります。山肌もしっかりと見えるようになって、こんなところにこんな大きな石があったのかと驚いたりします。さらに、空を見上げると空がこんなにも広いんだぁと感じたりします。そんな中、以前にも紹介させていただいた電信柱風の「ほうの樹」、遊歩道の中でも自慢の名木です。画像中央の白い幹肌の一本です。(2020.11.27)

朴(ほう)の木


栗谷くりたに方面の雲海

 けさも素敵な青空が広がりました。落ち葉の遊歩道を歩いていますと画像の風景が飛び込んできました。

 きょうは運営協議会の日。民生委員・児童委員協議会と地元の社会福祉協議会の代表、保護者会の代表に集まっていただき友和の里へのご意見などを伺います。友和の里では、理事会、評議員会のほかにこうした会を持ち、より良い法人運営をめざしています。このページでご縁をいただく皆さんからもご意見やご提案などありましたらどのようなことでも構いません。お寄せいただければ幸いです。(2020.11.25)

雲海


遊歩道も落ち葉の集合場所に〜

落ち葉

(さくさくと歩くのも楽しみなんですよ。(2020.11.20))


掃いても 掃いても〜

 玄関につながる中庭です。僅かな風に落ち葉がハラハラと。強い風が吹こうものならばそれはそれはドサっという感じで降ってきます。掃いても、掃いても、すぐにこんな状態になってしまう最近の友和の里のお庭情報です(笑)。

 余談ですが、落ち葉は腐葉土として知られていますが、地元では、田んぼにき込んでお米の旨みを引き出している農家さんがおられるとのことです。まさに有機肥料ですね。(2020.11.18)

落ち葉


赤い実はサルトリイバラ(山帰来サンライキ

 霜が降りるようになって樹々の実が一気に色づいてきました。サルトリイバラの実を撮ったつもりが、右上になんと蜂の巣も。パチリの時には全く気付きませんでした。(2020.11.16)

サルトリイバラ


事務所上のモミジが真っかっか

 けさも抜けるような青空を背にモミジの真っ赤が映えます。(2020.11.13)

モミジ


冷え込んだ 霜が降りた 今朝でした

タンポポでしょうか

タンポポ

タンポポ撮影から約15分後の山茶花サザンカです(2020.11.11)

山茶花(サザンカ)


遊歩道西コースでリンドウ一輪

 昨年の秋も、今年の秋も、ここ友和の里周辺でリンドウの花に出会えないかなぁ〜と恋こがれていました。それが意外にも、西コースの途中でひっそりと咲いていたリンドウに出会えたのです。きょうは何だか良いことがありそうです。(2020.11.09)

竜胆(リンドウ)

(ピンぼけ気味ですがゴメンなさい)


きょうは友和の里遊歩道の開通式でした♬

 昨年度から整備を進めてきました遊歩道、ついに開通式を迎えることができました。天候もすばらしい秋日和に恵まれて、利用者さん、保護者の皆さん、職員の顔も笑顔、笑顔、笑顔のオンパレード。

 実は例年ですと「友和の里まつり」として実施していましたが、今年はコロナ感染防止のため、規模を大幅に縮小。来賓も、さまざまな出演者もお呼びせず、身内による「秋を楽しむ会」と銘打ち開催しました。

 身内と言いながらも、通所部、入所部、グループホームの利用者さんが一堂に会したのは半年間以上ぶり。法人としての一体感を久しぶりに味わうことができました。

 遊歩道も、整備されて一気に100人以上が歩かれたのは初めてのこと。保護者の皆さんも「いいのができたねぇ〜」などと初めての遊歩道散策を楽しんで、何人かは利用者さんたちと色づいた雑木林ぞうきばやしをバックに撮影されていました。(2020.11.08)

遊歩道 テープカットをする理事長と利用者代表者

(テープカットをする理事長と利用者代表者)

遊歩道 快晴のもとで河野理事長のあいさつを聞く皆さん

(快晴のもとで河野理事長のあいさつを聞く皆さん)

遊歩道 東コースでの散策風景

(東コースでの散策風景)

遊歩道 西コースでの散策風景その1

(西コースでの散策風景その1)

遊歩道 西コースでの散策風景その2

(西コースでの散策風景その2)


秋の宝石、ツルリンドウの実

 山野辺には意外な宝物がひそんでいたりします。それらを発見するためには早足は厳禁。好奇心を携えてゆっくりゆっくりと歩きましょう。自然を楽しむには、足元に目を落としたり、空を見上げたり〜。今でしたら、足元にドングリや中身のないアケビの実、柴栗しばぐりなどが落ちていたりします。また、紅葉や黄葉越しにすばらしい群青の空に出会えます。時には、珍しい野鳥たちや昆虫たちにも。但し、美しい花や実に触ろうとしたら、そのすぐそばにとげやウルシやハゼなどのかぶれの木があったりしますのでくれぐれもご用心を。(2020.11.06)

ツルリンドウの実

(ツルリンドウの実は実につややかなんです)

モミジの紅葉

(一本のモミジの樹にも色とりどりの葉が〜)


玖島川くじまがわの川霧

 冬近しという感じの風景でした。川霧が立ち込めるといつも見ている風景も幻想的に見えてきます。自分が旅人になったような〜(2020.11.04 06:50)

川霧


自然界…。

 自分の目で見る自然界はごくごく一部。一瞬しか見ていないなぁ…と思わされた今朝の秋雨のなかでの光景でした。

 言えるのは、なにものかが鳥類、しかも、羽根の色からして普段あまり見かけない野鳥を急襲したということか? なにものか、は、なにか? きっと自然界では実に多くの物語が昼夜にわたって繰り広げられているんでしょうね。自然界は不思議ばかりです。(2020.11.02)

野鳥


玄関先の山茶花サザンカ

 10月も残すところあと2日になりましたね。友和の里の玄関先にこんなにも気品あふれる山茶花サザンカの花が咲いているとは〜。薄紅色がなんとも言えない魅力をいざなってくれます。こんな時はコロナ禍をすっかり忘れてしまっています。(2020.10.30)

山茶花(サザンカ)

山茶花(サザンカ)


ムカゴの季節

 食料にもなると言うムカゴの実です。遊歩道東コースのすぐそばで出会いました。樹々が葉をふるう頃に露出されます。ムカゴの葉っぱも少しずつ黄色が増えています。葉っぱの形も長細いハート形で独特ですよね。(2020.10.28)

ムカゴ


ほうの木はせっかちに葉をふるっています

 冷え込んできました。吐く息も白く見えるのではと吐いてみましたがそこまでではありませんでした(笑)。

 ほうの葉が遊歩道のあちこちに落ちています。葉が大きいので早く落として冬支度と来たる春の準備を始めているのでしょうか。今朝も雲ひとつ見当たらないとびきりの群青の空。

 友和の里は本日、中間監査です。(2020.10.26)

朴の木(ホウノキ)

朴の木(ホウノキ)


雨上がりのママコナ

 遊歩道西コースの中間あたりに自生しています。枯れかけた山野にあってひときわ目を引きます。鮮やかな紅紫色の花弁の中に米粒がちょこんと二つ並べてある感じでとっても愛くるしいですよ。(2020.10.23)

飯子菜(ママコナ)


野菊三姉妹

 朝の散策は決して静まり返ってはいません。虫の声… 野鳥のさえずり…  そして、どんぐりやくりの落下音…。 また、時に、蜂の羽音が聞こえてきます。

 けさは友和の里周辺にひっそりと咲いている名まえを知らない野の菊をアップします。(2020.10.21)

野菊

野菊

野菊


イヌタデ(赤まんま)も秋を深めていますよ

 幼いころ、ままごと遊びで近所のお姉さんから「ごはん」として食べさせられました(笑)。もちろん、口には入れませんでしたが、思い出深い身近な植物のひとつです。茎も鮮やかな鮮紅色なんです。

 友和の里では、本日、理事会が開催されます。(2020.10.19)

イヌタデ


ゴンズイの実と友和の里入所棟

 けさも抜けるような青空が素晴らしかったですねっ。充実の秋、季節もあなたもボクも〜 (2020.10.14)

ゴンズイ 入所棟


あおつづら藤の実たち

 ここ友和の里周辺には本当にいろいろな野の花たちや実たち、樹々に囲まれているのです。それらの花たちや実たち、樹々たちが季節を背景に、また、青空や雨など時々刻々の日和に応じて様々な変化を見せてくれます。その付近に思わぬ昆虫や野鳥、小動物がいたりすることもありますからそれはそれはうれしく楽しいひとときとなります。(2020.10.12)

あおつづら藤の実

あおつづら藤


本日は(仮称)第二グループホームの地鎮祭でした

 あいにくの小雨の中、式は津田八幡神社つたはちまんじんじゃ宮司ぐうじ広兼迪也ひろかねみちや様により厳かに執り行われました。第二グループホーム(定員10名)は現在の「グループホーム ゆうわ」の敷地内(廿日市市友田字橋桁はつかいちしともたあざはしげた)に来春オープンの予定です。このたびのグループホームは、職員が利用者さんのより良い生活環境を考えに考えて提案。設計会社の惜しみないバックアップを受けてこの日を迎えることができました。これからは施工会社のお力を得て夢の住まいの実現となります。加えまして、地権者さん、町内会長さんを始めとした近隣の皆さま方の格段のご理解とご協力をいただいたことは言うまでもありません。有り難うございました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。(2020.10.8)

地鎮祭


おもしろいキノコに出会えました

 早朝のひとときで200個あまりのアケビの実を見上げることのできる幸せに包まれています。一転、目を足元に移してみると、さまざまなキノコに出会えるのです。お宝的存在となったマツタケはさすがに見つかりませんが、名称不明のキノコたちとは予期せぬ場所で出会うのです。画像のキノコはスギヒラダケです。食べられないとのことです。(2020.10.07)

スギヒラタケ


主役は彼岸花ひがんばなから金木犀きんもくせい

 今年の彼岸花ひがんばなの開花は例年より少し遅れたようですね。10月を迎えるとやはり金木犀きんもくせいの芳香が待ち遠しくなります。そんな思いのなか、金木犀きんもくせいの樹に出会いました。金木犀きんもくせいの芳香には「実りの秋到来」のメッセージが含まれているような気がしました。

 この樹は、ひっそりと山の中で咲いていましたが、元々は別荘地に植えられたものだと思います。(2020.10.05)

金木犀(きんもくせい)


会議室裏手の紅葉

 昨日は、会議室で第二グループホーム建設に当たっての入札が行われました。不届きながら、入札中に窓辺から美しい紅葉があるなと思ってチラチラ…。今朝、早速近づいてみました。広葉樹の樹種はわからないのですが、薄いオレンジ色の葉から陽の光が透けて見え、それは素敵な光景でした。

 蛇足ですが、撮影場所にたどり着くまでにズボンとスニーカー、ソックスも半分、朝露にれてしまいました(笑)。このところの冷気が、葉や実の色づきを促してくれています。(2020.10.02)

紅葉


遊歩道から眺めた雨上がりの栗谷くりたに方面

 手前は入所部の屋上です。

 初めて見たつるニンジンの花、まるで園芸種のような派手なふくよかさでした。ピンクの花はスミレの仲間?路地で見かけたのですが、種が飛んできたのかもしれません。という訳で名まえはわかりません。(2020.09.30)

入所部屋上

つるニンジンの花

すみれ?


秋の週明けは心うきうき

 素晴らしい青空のもと、けさも遊歩道や友和の里周辺を歩いてきましたよ。週明けは土日に心洗うためか(笑)、見るもの感じるものすべてが新鮮。薄地ではありましたけど長袖のシャツを着て出発しましたがちょっぴり肌寒さも覚えました。

 あちこちにぶら下がるアケビの実がさつま芋とそっくりの色をしているのに一人ニンマリでした。たいていは見上げないと見つかりにくいものなのですが、時々、手の届きそうなところにあったりもしました。

 キノコさんにも出会いました。間違いなくマツタケではありません!

 青空を背にしたはぎの花とガマズミの実はきっちりと秋の構図を整え、ステキなハーモニーを奏でていました。

 真っ赤なガマズミの実も良いのですが、色づき始めたガマズミの実も魅力的。まるで薄紅の真珠の輝きのようでした。

 最後は、事務所の壁に前脚をダラリンと垂れ下がったようにして産卵の準備をしていたカマキリのメス。お腹が膨れていたのですぐにそれとわかりました。しかし、産卵場所が場所だったので、申し訳なかったのですが、異なる安全そうな場所に移しておきました。(2020.09.28)

あけび

きのこ

ガマズミの実

ガマズミの実

カマキリ


あけびからも秋の深まりを

 落葉樹もいつの間にか葉をふるいさまざまな実たちが出番をうかがっているこの時期。けさは小雨の中のあけびに出会いました。

 今週前半、ここ友和の里の中庭の一部にクッション性の高いゴムチップ舗装が敷かれました。あちこちの新しめの公園や幼稚園、保育園などで見られるものと同様です。友和の里は成人の福祉施設ですが、高齢化も進み、機能低下に伴う転倒などが増えています。また、機能低下の進んでいる利用者さんと元気あふれる若い利用者さんとの衝突も心配されるため、導入となりました。コロナ禍で外出もままならない現状ですが、せめて施設内はより安全性の高い暮らしやすい生活空間にしたいという職員集団の願いからの改善でした。友和の里がちょっぴり明るい雰囲気になった気がしています。(2020.09.25)

あけび

ゴムチップ舗装

(緑の部分がゴムチップ舗装です)


秋 秋 秋 です

 連休中の佐伯総合スポーツ公園に出かけてきました。最近はほとんど姿を見せない女郎花おみなえし(おそらく)の花たちにびっくり。その足で津田のつぼみ堂(二重焼で人気のお店)経由で砂谷牧場へ。つぼみ堂も砂谷牧場も長蛇の列。二重焼にもジェラートにもありつけませんでした(笑)。私は全然平気でしたが、7歳と3歳の孫が…。私は全然かまいませんでしたよ…。道中、多くの彼岸花ひがんばなに出会うことができました。

 紫式部むらさきしきぶの実とがまずみの実はけさの友和の里周辺で撮影したものです。深まりゆく秋をじっくりと味わいたいと思うけさでした。(2020.09.23)

女郎花(おみなえし)

彼岸花(ひがんばな)

(砂谷牧場の手前周辺にて)

紫式部(むらさきしきぶ)

がまずみ


柿の実も色づいてきました

 友和の里の上野監事さん宅(友田)にある大きくて太い柿の木。その枝の先にはたわわに実った小ぶりの実たちが色づいていました。この樹は家のそばで大きくなり過ぎて数年前に太い枝をすべて切り落としたそうです。しかし、すぐさま樹勢を取り戻したとのこと。

 お庭には、擬宝珠ぎぼしの満開の花や高野槙こうやまき伽羅木きゃらぼくの姿の良い樹々も植えられていました。

 会議案内に寄らせていただいたのですが、秋の深まりを感じたひとときでもありました。(2020.09.18)

柿の木


朴の葉の落葉

 雨上がりの遊歩道に多くの落葉がありました。朴の葉です。大きいからか、重たいからか、はたまた、新芽の来春への段取りか。(2020.09.18)

朴の葉


遊歩道整備もあと少しに

 けさは誰もが秋の訪れを確信されたのでは、と思わせるほど朝夕、しのぎやすくなってきました。「けさは寒かったぁ〜」という職員さんもおられました。青空とたなびく雲も引き締まって見え、そよぐ風からも季節の移ろいを感じました。

 通勤途上、黄金に熟れた稲田が次々と刈り取られている光景に出会います。しかしながら、残念なことに、ここ佐伯周辺ではウンカが大発生しているとのこと。やむなく、早刈りをしなくてはならない人たちもおられるとか。ここまで丹精を込めて作ってこられた方々のことなどを思うと辛いものがあります。

 遊歩道の工事としての完成が近づいてきました。危険箇所の防護柵も設けられ、仕上がりまであと少し。皆さんも歩きに来られませんか。(2020.09.14)

遊歩道


逆歩の勧めと9月の八重桜を

 いつもは友和の里の玄関西の先にある遊歩道西コースから歩き始めるのを常としていましたが、けさは、東コースから歩いてみました。早朝とは言え、これまではすぐに汗ばんでいましたが、けさは涼しさを感じるほどでした。台風一過のお陰でしょうか。

 逆走ならぬ逆歩してみると、景色の変化に気づきました。ここ2週間ほど、ナタを持って遊歩道沿いのウルシやハゼ、トゲのある灌木などを伐採していましたが、逆歩してみると多くの目こぼしに出会ったのです。利用者さんなど遊歩道を歩く人がかぶれたり、ひっかき傷を作らないようにと伐採したつもりだったのですが…。また、樹々の景色も表情も変わって見えましたよ。

 画像はけさの八重桜の花です。季節はずれのウッカリさんなのか、そうした品種なのかその判別はできませんでした〜(2020.09.09)

八重桜


がまずみの実

 台風9号の余波は予想以上でした。今朝の遊歩道のあちこちにも割と大きな枯れ枝などが落ちていました。この日曜日、月曜日には9号をはるかに上回る勢力の10号が中国地方に接近するとか。空振りは覚悟で、対策は万端に。と言いつつ、どうか空振りでありますように。

 台風のせいか、けさはいくぶんしのぎやすさを感じました。冷気が山野辺を漂うようになれば、落葉樹の葉たちも色づき始めるのでしょうね。期待もこもっています(笑)。(2020.09.04)

枯れ枝


ヨウシュヤマゴボウ

 昨日から9月になりましたね。ここ友和の里周辺にはヨウシュヤマゴボウを始めとして多くの木の実、花の実が色づき始めています。今月はいくつかの木の実、花の実たちを皆さまに紹介できるのではと今から楽しみにしています。

 きょうのヨウシュヤマゴボウ。実はブルーベリーのそれとちょっぴり似ていますが、こちらの実は毒性が高いのでご用心。しかし、その大きさからして存在感たっぷり。初秋を彩る大物キャストです。(2020.09.02)

ヨウシュヤマゴボウ


田んぼも黄金色に

 先週の金曜日に出会った光景です。「写真を撮らせてもらっていいですか?」と稲刈りとはぜ干しをされていたご夫婦にお願いしたところ、すぐさま「ええよぉ」とのお返事。果物から、田んぼから実りの秋を実感できるここ友和の地です。(2020.08.31)

田んぼ


上品なヘクソカズラの花たち

 タイトルとは真逆の残念な名まえをいただいているヘクソ(屁糞)カズラ。晩秋に黄土色になるその果実をつぶしてしまうと鼻がひん曲がるほどの悪臭が…。それにしても花を見る限り、気高さを感じます。

 暑い暑い8月も残すところあと僅か。そういえば、一昨日、入所部の中庭では楽しそうにスイカ割りが繰り広げられていました。(2020.08.28)

ヘクソカズラ


不可思議な遊歩道の斜面

 まるで石柱のような砂の作品が友和の里遊歩道の斜面に出現しているのです。誰がいつ創り上げているのか。ただ単に、雨と土の共同作品なのでしょうか。。あるいは、それぞれのてっぺんの蓋?を見ると、昆虫の仕業なのでしょうか。ご存知の方がおられましたら教えてください。(2020.08.26)

土柱

土柱


葉付きのどんぐりが降ってきます

 暑さからでしょうか、ここ最近、葉のついたままのどんぐりが友和の里の庭に落ちています。それも結構な量なのです。しかも、どんぐりは茶色く色づく前の青々したものがほとんどです。私の勝手な推測ですが、水分が十分に摂れないため樹が地上部と地下部のバランスをとっているのではないかと思います。つまり、このところの雨不足によって根の保水が弱いため小枝や実を減らしているのだと。(2020.08.24)

どんぐり


暑さの中、秋は駆け足です

 週明けから4日間で桜の樹の紅葉はこんなに進みました。(2020.08.21)

桜


画像のなかに秋の味覚あけびの実が20個あまり

 夕方は6時を過ぎた頃からいくぶん涼しさを感じるようになりました。また、東の空からの朝日も少しずつながら寝坊助さんに。

 ここ友和の里の野山は日ごとに秋の薄化粧を始めています。けさはあけびの実をお届けしましょう。まだ色づいていないので見つけにくいと思いますが…。(2020.08.19)

あけび


紅葉のトップランナーは桜の樹

 盆が明けて初めての遊歩道。せみの鳴き声がめっきり減っていました。その静けさのなかを時折、虫の音が聴こえてきました。秋はすでにここ友和の里周辺に住みつき始めています。と言いつつ、暑い。とにかく、暑い。まだ7時半だというのに。樹々の緑も喉が渇いたと訴えていました?(2020.08.17)

桜


お盆は目前

 天気予報では広い範囲で雨が降るだろうと伝えていましたが、今のところ青空が出て蝉時雨せみしぐれに包まれている今朝の友和の里です。すでに暑いです。

 出会いました。秋の七草のひとつ、くずの花です。このくず、最近は聞きませんが、鳥取大学の先生が、中近東や中国の砂漠化防止にその苗(ツル)を植え続けておられたというニュースを思い出しました。屈強の植物です。(2020.08.12)

葛(くず)


早いものできょうは立秋

 気の早い一本のはぎの木にたくさんの花が咲いていました。秋がすぐ近くまでやってきています。ほかのはぎの木には一輪二輪咲いていても早いと思っていましたのにちょっと驚きでした。同じ樹木がほぼ同じ場所にあってもこんなに開花が早い遅いがあるとは不思議ですね

 けさはそぼ降る雨の中、傘をさしていましたので多くのあぶや蚊に付きまとわれてしまいました。

 昨日は、広島に原爆が落とされて75年。式典は新型コロナウイルスの感染対策のため異例の小規模で開催されましたが、市民の平和を願う気持ちはますます大きくなっています。私自身、福祉は平和あっての営みだと強く思います。友和の里では、昨日、「障害者福祉施設•障害者福祉サービスにおける障害者虐待の理解と定義」についての内部研修が行われました。(2020.08.07)

萩(はぎ)


夏のなかの秋の訪れ

 遊歩道を歩いていくと必ず樹木にとまっているセミが飛び立ちます。けさは一本の樹から3匹のセミがいっせいに飛び立ちました。警戒心からでしょうか。警戒心と言えば、ひのき園の手前の小川の魚もすぐに隠れてしまいます。魚影を感じてすぐにビデオを向けるのですが、待てど暮らせど出てきてくれません。私はまるで不審者扱いなのです。それに引き換え、植物は可愛いです。絶対に逃げたりしませんから(笑)。

 早朝に秋の訪れを感じます。1枚目は馬酔木あせびの新葉です。2枚目は、ウルシかな? いずれにしても、雑木林は緑一色ではないのです。(2020.08.05)

馬酔木(あせび)

漆(うるし)


夏の盛りに咲く花たち

 先日、桔梗(ききょう)の花をお届けしましたが、本日はその桔梗ききょうのすぐそばで咲いていましたウツボグサを。先日は気が付かなかったのですが、本当にすぐそばで咲いていました。そのほかにも名称不勉強の野の花2種もお届けします。2枚目はヤマハッカかその仲間でしょうか。梅雨明けいきなりの猛暑。皆さま、くれぐれもご自愛なさいますように〜(2020.08.03)

ウツボグサ

ヤマハッカ

野草


蜘蛛くもの巣の思い出

 昨日は「梅雨明け宣言」が中国地方に出されましたね。陽の光がまばゆい朝でした。そんな中、近くの鉄工所の社長さんと植物談義をしたあと、別荘地方面に歩を進めました。雨粒を乗せた緑と陽光のなか、あちこちで蜘蛛くもの巣を見つけました。

 蜘蛛くもの巣で思い出したのが、まだ私が幼少の頃のことです。友だちとY字形の木の棒を見つけて、その木の棒に蜘蛛くもの巣を巻きつけるのです。そして、蜘蛛くもの巣をたくさん巻き付けたその木の棒をそぅ〜と樹の幹(桜の樹が多かったように思います)に止まっているセミに近づけセミを捕獲するのです。蜘蛛くもの巣には粘着性があるため、飛び立とうとするセミの羽根にくっつき、しめしめとなる訳です。それにしても、大した成果もありませんでしたが、なぜかその原始的な捕獲方法が懐かしく思い出された今朝でした。私たちが子どもの頃には、よく野山で遊んでいたものです。麦わら帽子で、顔が判明できないほど真っ黒になって遊んでいました。

 ここ友和の里の利用者さんは成人間近か、すでに成人を迎えている人たちですが、今後は、恵まれた自然環境のなか、まもなく完成する遊歩道などでゆったりと自然の光や風を受けながら、植物、昆虫、野鳥などに触れてもらいたいと願っています。

 雨降りの多かった7月でしたが、明日からは8月ですね。(2020.07.31)

蜘蛛(くも)の巣

蜘蛛(くも)の巣


待ちに待った桔梗(ききょう)

 きょうは梅雨明け間際と思わせるそぶりを見せてくれたかと思えば真昼に大スコールを二本立てで届けてくれたり…。空模様も梅雨明けを前にあたふたとしているのですかね。

 しかし、友和の里をあとにした時は穏やかな天気でした。友和の里から約300メートル進んだところで道端から飛び込んできてくれたのは桔梗ききょうの花でした。もうそろそろでは、と出勤時、退社時には気にかけていたのですが、ついに出会えました。(2020.07.29)

桔梗(ききょう)の花


お隣ながら梨が順調に大きくなっていました

 友和の里の南側斜面に梨園が広がっています。今年も順調に梨の実が枝もたわわに実っていました。その梨園の西にはロッククライマーに人気の大竹市栗谷くりたにの三倉山周辺が見渡せます。けさは特に梨園越しのその風景が幻想的で、一幅の絵のようでした。と同時に、今夏も甘くて美味な梨をたっぷりと味わいたいなと願う朝のひと時でした。ゴクリ。(2020.07.29)

梨園(なしえん)

追伸

 私の隣の席の相談支援専門員の千田さんが出社するなり「見っちゃったですか?玄関のナナフシを」と。早速、行ってみてパチリ。友和の里に何か用事でもあったんですかね、ナナフシさん。

ナナフシ

ナナフシ


梅雨明けも間近でしょうか

 連休中も雨が多かったですね。「Go To トラベル」の勢いを借りて外出された方たちも、内心、全国的なコロナウイルス感染者増加にためらわれていたのでは…。

 友和の里の西側には「さんしょう」に似た樹があちこちで見られます。葉をんでみましたが、いわゆる山椒さんしょうの香りがしません。早速、調べてみたところ、これらは「犬山椒さんしょう」で、普通の「山椒さんしょう」とは別物のようです。香りがしない、香辛料にならないため役に立たない、だから「犬」がつくのだそうですよ。ひどい呼ばれ方です。一番の見分け方は、トゲ。「山椒さんしょう」のトゲは対生、「犬山椒さんしょう」のそれは互生とのことでした。

 でも、花は枝先に集まり、小さいながらも梅雨空のもと、清々しく咲いていました。幹はいかついですが…。(2020.07.27)

犬山椒(いぬさんしょう)

犬山椒(いぬさんしょう)の幹


友和の里周辺は、りょうぶ(令法)の花盛りです

 りょうぶの花言葉は「あふれる思い」。実はこのりょうぶの樹肌を見て「夏椿つばき」と勘違いをしていました。ここ友和の里には夏椿つばきの樹が多いなぁと長らく思っていました。樹皮がめくれる感じなので勘違いをしてしまったようです。でも画像を見比べると明らかに違っていました。何より、花が全く異なります。(2020.07.22)

令法(りょうぶ)の花

(りょうぶの花です。小花が集合しています)

令法(りょうぶ)の木

令法(りょうぶ)の樹皮

(りょうぶの樹皮です)

夏椿(なつつばき)の花

(移植されたものかもしてませんが、ひのき園手前に咲いていた夏椿つばきの一輪です)

夏椿(なつつばき)の樹皮

(右側の樹木が夏椿つばきです。どちらかというとサルスベリに近い樹皮樹肌でしょうか)


選手交代かな?

 けさは蝉時雨せみしぐれのなかの遊歩道でした。これまでよく耳にしていたウグイスや山鳩やまばとを始めとした野鳥のさえずりも聞こえてくるのですが、蝉時雨せみしぐれには負けています。

 山つつじを本欄で紹介したのが5月25日でした。友和の里の周辺にはいたるところにこの山つつじが咲き誇っていましたが、あれから約2ヶ月間、元気よく咲き続けてわれわれの目を楽しませてくれました。しかしながら、最近は、咲き終えた茶褐色の花殻が目立つように…。その代わりと言ってはなんですが、気の早いはぎの花が薄桃色のつぼみをふくらませるようになってきています。はぎも山つつじに勝るとも劣らぬ勢いでここ友和の里の初夏から初秋の風景を彩ってくれることでしょう。(2020.07.20)

山つつじの花

萩(はぎ)の花


昨日そして今日と久々の青空

 青空を背景に合歓ねむの花と捩花ねじばなの花をパチリ。

合歓(ねむ)の花

捩花(ねじばな)の花

(高原を思わせるような構図ですが、ここは友和の里に隣接する別荘地の一画です)

もう一枚、名称不明のりんとしたキノコを。宝塚キノコ組のトップスターみたいに見えました。(2020.07.17)

キノコ


一匹のセミとキノコたち

 雨はやんでいますが朝刊では中国地方各地の大雨による被害状況を悲しく伝えていました。お悔やみ申し上げます。

 けさは、ちょうど1ヶ月前に遊歩道の東コースをご一緒しましたご近所の工場主さんと西コース•東コースと歩いてきました。工場主さんは植物にお詳しく、きょうは「コシアブラ」の樹を教えていただきました。この樹の新芽は、春先に天ぷらにすると「たらの目」より絶品とのこと。ありがたい情報でした。

 入所部の部長さんから食堂横の壁でアブラゼミが脱皮していますよという知らせを聞きつけて直行。「ほんの少し前までまだ青っぽい羽根でした」とのこと。

アブラゼミの脱皮

 続いて、友和の里近辺のキノコたちです。(2020.07.15)

きのこ

きのこ

きのこ

きのこ

(ヨーロッパの令嬢が手にしている洋傘みたいでしょ)


赤ちゃん団栗どんぐりと赤ちゃんくり

 またまた大雨の予報が出ている週明けです。熊本県の球磨川流域に大雨洪水と土砂崩れ、それに伴っての多数の死傷者と行方不明者をもたらしてから一週間あまり。水分をたっぷり含んだ土地への大雨は心配でたまりません。被害地も、九州各地から岐阜、長野両県などへ。さらに、関東、東北地方へと拡大しています。昨今の異常気象に対しては従来の対策では立ち行かなくなったと思えます。もはや異常気象とは言えなくなってしまって、いつでも、どこでも起こりうる普通の気象現象になっているのではないでしょうか。と言いながら、これ以上の被害が出ないことをただただ祈るばかりです。

 雨降りの雑木林は葉がきらきら輝いています。陽の光によっては白い花が咲いているように見えることも。また、滴の中でのさまざまな木の実の成長に目を奪われることもあります。きょうは団栗どんぐりくりの成長ぶりを画像を通して紹介させていただきます。(2020.07.13)

赤ちゃん団栗(どんぐり)

赤ちゃん栗(ぐり)


ふたつの不可思議

 雨が心配です。適度な雨降りであれば、昔よく口ずさんでいた『あめふり♪』などをイメージしますが、このところの雨降りは、いきなり洪水、いきなり土砂崩れになってしまうことが多いですね。ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん っていう歌詞が懐かしく思えます。皆さま、十分すぎるほどのご留意を。

 けさは私の不可思議二景。ひとつははぎの葉についている水滴。斜めに傾いているのに水滴が落ちないのです。しばらく眺めていましたがそのまま。万有引力にあらがう粘着効果がはぎの葉にはあるのでしょうか。もうひとつは、青々とした葉のなかに一枚だけあった紅葉。初夏のなかに小さな秋が乱入してきた感じです(笑)。周りに影響を受けない威風堂々とした態度は立派!(2020.07.10)

萩(はぎ)の葉

紅葉


赤と白

 友和の里の西側には多くの赤松が自生しています。雨上がりのその赤松の幹肌が美しいのです。黒松に対しての赤松。赤松と呼ばれる訳がわかる気がするくらい艶やかな赤色をけさは見せつけてくれました。水を得た魚ではないですが、横雨を受けた赤松とでも言っておきましょうか。

赤松

 さて、一方の白。オカトラノオの純白の花穂です。とても地味な花ですが、雨上がりをうれしくさせてくれるような清楚せいそ清楚せいそな一輪、二輪、そして三輪…。(2020.07.08)

オカトラノオ


できるだけの対策を〜

 熊本県南部を流れる球磨川。その流域が大変なことになっていますね。一昨日からのテレビ報道などでは、目を覆いたくなるほどの惨状が次から次へと飛び込んできて、重苦しい土日でした。被害に遭われた方々に対して、心よりのご冥福とお見舞いを申し上げます。

 2年前のきょう、7月6日は、熊野町や坂町、呉市、三原市などでも大雨による大きな大きな被害をもたらしていました。坂町で行なった土砂かきを思い起こしました。土砂災害による土砂は地面にへばりつき、水分をたっぷり含んでいるため少しの量でも驚くほど重く、作業が思うように進みませんでした。中でも、水を含んだ畳の撤去は印象に残っています。

 再び熊本県での話に戻します。球磨村には村内にある高齢者施設「千寿園」で多数の心肺停止の利用者が出たと報じられました。同じ社会福祉法人として決して他人事ではありません。特に、泥水と土砂が一気に入り込んだ時の一階の利用者、自らで移動することのできにくい人たちの避難については共通の課題です。

 きょうから水曜日にかけて、ここ広島県でも線状降水帯の発生が予想されています。可能な限りの対策をしておきたいものです。(2020.07.06)

玄関先

(雨の降り続くけさの友和の里の玄関先)


梅雨時の一期一会

 梅雨時は気持ちを塞いでしまう人が多いようですが、雨降りの好きな生き物もいるようで。けさはよく晴れた日にはあまり出会えないお二方にご登場願います。

カタツムリ

(道路をスイスイとうれしそうに散歩中のカタツムリのドン? 手前は私のガラケー)

イモリ

(友和の里の駐車場に入る一画で目の合ったイモリ。精悍せいかんそうなツラ構え)

 一方で、残念な光景にも出会いました。入所棟イベントルーム近くの遊歩道の工事現場での光景でした。脱皮したばかりの幼いセミでしたが、ただ動くだけで飛ぶことができません。外敵に襲われたのでしょうか。(2020.07.03)

セミ


梅雨時は菌類

 さあ7月、今年も後半に入りました。今にも泣きそうな今朝の空模様。ジトッとした友和の里周辺でした。すわ早松茸(さまつたけ)? やっぱり違いました。完全に。名称不勉強ですが取り立て(笑)のキノコをお届けしましょう。(2020.07.01)

キノコ

キノコ


グループホームゆうわ紹介

グループホーム外観

 食堂・談話室

 

大きな窓から明るい光が入ってきて室内を明るくしてくれます。アットホームな雰囲気がある入居者様の憩いの場となっています。

食堂1
食堂2
 

 入浴

 
入浴

毎日入浴することが可能です。見守り支援から洗髪・洗体と入居者様に合わせて職員が支援を行います。安全・安心して入浴していただけるようシャワーチェアや浴槽手すりを取り付けています。

 

 トイレ

 

男性用小便器2個、洋式トイレ2個、車椅子用トイレ2個あります。

トイレ トイレ
トイレ トイレ
 

 食事

 
食事

管理栄養士による栄養バランスの行き届いた食事を提供します。入居者様の嗜好や身体状況に合わせた食事、季節を感じる献立や行事食などを楽しむことができます。

 


アクセス

アクセス方法

  1. 国道2号線宮内交差点から県道30号線を吉和方面へ約17分(約10.7km)
  2. 中華そば乙丸を右折後約50m直進

住 所〒738-0203 廿日市市友田386-1
T  E  L0829-40-0133
F  A  X0829-40-0134
定 員共同生活援助 7名 

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